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徳島県天神丸風力発電の白紙撤回を その3 経産省新エネルギー課に電話

本日、経産省新エネルギー課に電話をしました。

 

くまもり:今、国から風力発電に補助金が出ないのですか。

 

経産省:今年から、ゼロとなりました。

 

くまもり:風力発電に新規参入しようという企業はなくなるのじゃないですか。

 

経産省:落ち着いてくるでしょうね。一応、表向きは今年からゼロなんですが、駆け込み参入という手があって、やり方によっては当分補助金を得られる道も残っています。しかし、早くしないとだめですね。売電価格に関してもしかりです。

 

くまもり:風力発電による売電価格は確か、1キロワット時55円でしたよね。

 

経産省:今年から18円+税となりました。まあ18円程度と思ってください。洋上風力発電の場合は、36円+税です。

 

くまもり:国は現在、陸上での風力発電を推進しない方針に切り替えたということですかね。

 

経産省:洋上は、尾根筋より安定した風力が得られるので、今後は洋上にシフトしていくでしょうね。

 

くまもり:映画「自然と再生」を見られましたか。

 

経産省:はい。

 

くまもり:風力発電で得られた電気は、電圧が絶えず変わるので、精密機械などには使えないんですよね。

 

経産省:まあ、そうですね。それなりに技術革新はしているのでしょうが。

 

くまもり:映画によると、ドイツでは、無数の風車で作った電気を国中に張り巡らせている送電線に流し込んで、電圧を一定にするという技術革新を達成しており、、風力発電で作った電気を実際に使える電気にしたんですよね。でも日本では、送電線の所有者がばらばらで、そういうことはできませんから、ドイツのように風力発電でできた電気を無数に送電線に流し込んで電圧を一定にすることなんてできませんよね。

 

経産省:無理ですね。

 

くまもり:以前、大きな風力発電会社の責任者の話をじっくり聞いたことがあります。その方が、「風力発電なんて単なるおもちゃですよ。作った電気はみんな捨てます。こんなにも電圧不安定な電気を流したら、コンピューターとか壊れますよ。風車は構造上すぐに故障して止まります。善意の方が、風車が止まっていると知らせてくださるのですが、動いていても止まっていても、わたしたちはどうでもいいのです。風力発電を建設することで国からの多額の補助金がでる。それで儲けたいだけです。それだけでいいのです。私たちは企業ですから」と言われたので、わたしたちはあきれて開いた口がふさがりませんでした。正直な方なんでしょうが。

 

経産省:うーん。

 

くまもり:天神丸風力発電計画は、剣山の尾根筋にわずかに残された最後のブナ・ミズナラの自然林を破壊してしまうもので、陸上風力発電の中でも最悪のパターンなんです。絶滅寸前にまで数を減らしている四国のツキノワグマを一気に絶滅させることになります。国として、そのような場所に風力発電を造るなと指導してもらいたのですが。

 

経産省:うちとしては、都道府県から上がってきたものを見て、地元が認めていたら認可するだけです。

 

くまもり:じゃあ、天神丸風力発電を止めるには、徳島県がノーと言ってくれないだめですね。

 

経産省:まあね。

 

<熊森から>

やはり、知事さんがカギを握っているようです。

徳島県天神丸風力発電の白紙撤回を その2 オリックス社に電話

本日、オリックス社に電話しました。

 

くまもり:天神丸風力発電計画に関して、内容を精査して意見書を出したいと思っています。「環境配慮書」を送っていただくことはできますか。

 

オリックス社:申し訳ございませんが、個別にお送りすることはできません。

 

くまもり:では、大体の内容はわかっているので意見書を今から送ります。受け付けてもらえますか。

 

オリックス社:一応締め切りは終わっているので、できるだけ早くお願いします。

 

くまもり:今、風力発電に対する補助金は国からどれくらい出るのですか。

 

オリックス社:ゼロになりました。

 

くまもり:では、売電でもうけようというわけですね。今、売電価格は1キロワット時いくらですか。

 

オリックス社:毎年変わっていきます。

 

くまもり:それはそうと、風力発電で作った電気は電圧が不安定で、実際には使えないと聞いています。

しかし、映画「自然と再生」を見ると、ドイツなどでは技術革新によってこの問題は克服されたそうです。

映画「自然と再生」を見られましたか。

 

オリックス社:いいえ、見ておりません。私どもは、発電した電気を国に売る。そこまでです。その後、その電気がどのように使われるかまでは、わかりません。

 

くまもり:天神丸風力発電は、尾根筋に残された四国最後の貴重な自然林を破壊する事業なのでぜひ白紙撤回していただきたいのですが、もう今から止めることはできないというネットの声もありました。もう止められないんでしょうか。

 

オリックス社:そんなことはありませんよ。まだこれからなんで。

 

くまもり:いろんな団体や個人から、白紙撤回してほしいという声がたくさん届いてますよね。

 

オリックス社:意見書は来ていますが、数や内容については一切言えません。

 

くまもり:先日、徳島県で説明会があったと聞いたのですが。

 

オリックス社:4月24日に徳島県主催の環境影響審査会で、委員の先生方15名に事業説明をさせていただきました。

 

くまもり:皆さん反対されたでしょう。

 

オリックス社:いろいろなご意見をいただきました。わたしたちは今、徳島県知事の意見を待っている段階です。5月中にはいただけると思っております。

 

くまもり:知事の声は重要ですか。もし、知事か、天神丸風力発電事業を認めないと言われたら、それでも事業を強引に推進されますか。

 

オリックス社:知事がそういわれたら、事業推進は不可能です。

 

くまもり:知事がカギを握っているわけですね。一般県民への説明会はいつですか。

 

オリックス社:決まっておりませんが、その時は徳島新聞、徳島県HP、オリックスHPで2か月前ぐらいから予告させていただきます。

 

<熊森から>尾根筋への風力発電はどこも環境大破壊ですが、そのなかでも天神丸風力発電事業は最悪のパターンです。

四国のクマの絶滅を止めたい方、四国の水源の森を次世代に残こそうと思われる方、知事さんに天神丸風力発電事業に反対していただくよう皆で必死でお願いしましょう。

徳島県天神丸風力発電の白紙撤回を!四国のクマの最後の聖地、剣山系尾根筋に風力発電42基計画

(以下、徳島新聞より抜粋)

大手総合リース企業オリックス株式会社は、美馬市、神山、那賀両町の境にある高城山(1627メートル)と天神丸(1632メートル)周辺の尾根に、風車42基を備えた大規模な風力発電の建設を計画している。総出力は14万4900キロワットを想定しており、実現すれば県内最大となる。

事業想定区域は約2990ヘクタール。ほとんどが民有地で一部国有地が含まれる。風車は最大高約175メートルで、プロペラは直径約117メートルの3枚羽タイプ。1基当たりの出力は2300~3450キロワット。用地を取得するか借りるか、売電の方法などは未定。

 

2018年5月1日に「計画段階環境配慮書」の縦覧を終えた。今後は、環境影響評価(アセスメント)などの諸手続きを進め、2023年10月の着工、2026年秋ごろの営業運転開始をめざしている。

 

熊森見解

拡大造林、大規模林道と、目先のお金を儲けるために、戦後、私たちは森の動物たちの生息地でもあった水源の森を破壊し続けてきました。

とどめは、尾根筋への風力発電です。

これで、森林破壊は最終段階に入ります。

 

尾根筋の風力発電はエコではなく、国土大破壊です。

 

日本文明を支えてきた水源の森を壊してまで、造るべきではありません。

 

四国ツキノワグマなど野生動物の存続の命運がかかっている

徳島県剣山系尾根に残されたわずかな広葉樹林地帯で、ひっそりと生き抜いている風前の灯、四国ツキノワグマ。

その最後の聖地をオリックス株式会社が大破壊してコンクリートで固めてしまおうとしています。

この事業をどう変更しようとも、四国ツキノワグマへの重大な影響を回避または軽減することは不可能です。

日本国が批准している生物多様性条約に違反する事業です。

 

風力発電の寿命は20年ですから、20年ごとに、急峻な山腹に広い舗装道路を造り直し、巨大な風車を積んだトレーラーが走り、古くなったコンクリートをダイナマイトで爆破し、新たに尾根にコンクリートを大量に流し込む大工事を繰り返すことになります。

尾根は山の最もデリケートな場所です。四国県民の水源の森はやがて崩壊します。

 

以下地図が、事業計画場所。ダブルクリックで拡大されます。(くまもり作成)

緑色部分はスギなどの人工林、黄土色部分は落葉広葉樹林

 

この事業を止められるのは、利権のないわたしたち国民だけです。

みなさん、声を挙げましょう。

くまもりは、四国はもちろん、全国のみなさんと協力して、徳島県天神丸風力発電の白紙撤回をオリックス株式会社、経済産業相、環境省、徳島県知事、美馬市市長、神山町長、那賀町長に訴えていきたいと思います。

 

<白紙撤回訴え先>

オリックス株式会社 代表取締役 井上 亮 様

〒105-0023
東京都港区浜松町2丁目4番1号 世界貿易センタービル

電話03-5730-0184 天神丸風力発電事業係 担当者:明治、長谷

 

徳島県庁   飯泉嘉門(いいずみかもん) 知事 様
〒770-8570 徳島県徳島市万代町1丁目1番地

 

 

天神丸風力発電事業計画に意見を述べている団体はないか、ネットで調べてみました。

・徳島県山岳連盟会長   オリックス社に中止を求める署名

・徳島県勤労者山岳連盟理事長  オリックス社に中止を求める署名

・特定非営利活動法人剣山クラブ理事長 オリックス社に中止を求める署名

・特定非営利活動法人三嶺の自然を守る会理事長 オリックス社に中止を求める署名

・日本クマネットワーク 4月16日 オリックス社への意見書 

・日本自然保護協会  4月30日 オリックス社への意見書

・WWF - J       5月1日 オリックス社への意見書

・NPO徳島保全生物学研究会・生物多様性とくしま会議の連名

・・5月1日 オリックスへの意見書

・・5月14日 徳島県事への要望書 

・一般社団法人日本生態学会中国四国地区会

 徳島県知事および  環境大臣

・日本熊森協会 5月24日 オリックス社への意見書

 

うれしいですね。いろいろな団体に反対していただけるよう、熊森も精一杯訴えていきます。

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