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2018-09-20
9月9日(日)姫路市の会員が企画した森林環境税の学習会で、室谷会長と本部スタッフが講演
- 2018-09-20 (木)
- くまもりNEWS
1か月程前に、姫路市在住の熊森会員から「森林環境税の署名をもっと多く集めたいので、姫路市で勉強会を開きたいです。会場を用意しますのでぜひ、講演しに来てください。」と熊森本部に電話がありました。
詳しくお話をおききすると、その会員はダンススクールの講師をされていて、スクールに通われている受講生の方々が森林環境税の署名をもっと集めたいということで、日本の森がどんな現状なのか、森林環境税の仕組みとはどんなものなのかを皆で勉強したいということでした。
熊森としても、森林環境税についてもっと多くの市民に知っていただけるためには、どうしたらいいのかと考えていましたので、とても嬉しいお話でした。
9月9日(日)、姫路市の熊森会員のダンススクールにて、森林環境税の学習会を行いました。
この日はあいにくの天候で姫路市内は大雨洪水警報が発令され、JRも一時運休している状況で学習会が無事に開催できるか心配でしたが、15名の方がお集まりくださいました。
15名中、熊森会員は4名でほかの皆さんは姫路市やたつの市在住の一般の方々です。
室谷会長の「スギやヒノキの人工林は保水力が乏しく、各地で水枯れや土砂災害が起きています。姫路市の水道は夢前川と市川という2つの大きな川を使っていますが、どちらも水源域は広大なスギ・ヒノキ人工林です。」という話に、皆さん驚かれていました。
今回の会を企画してくださった熊森会員と、ダンススクールの受講生さんで、姫路市在住の方を中心に130名の署名を集めてくださっていました。署名はご家族やご友人の方や駅前など人通りのある場所で集められたということです。ありがとうございます。
講演後の意見交換会で、参加者の方々からは
「本日の学習会の内容を、SNSで広く拡散してこの問題を知っていただきたい。」
「市内の環境イベントや駅前などの人が多くいる場所で、署名活動を行いたい。」
「うちの地元の議員さんにもこのお話をしたい。」
という声がありました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございます。この学習会を機に、姫路市でもご参加くださった皆様と一緒に署名活動をどんどん広げていきたいですし、このような学習会を全国で、地元議員や一般市民の方々を対象に行っていきたいと思います。
全国の熊森会員の皆様、ならびに日本の森の行く末を案じておられる皆様、ぜひ熊森本部までお問い合わせください。
日本熊森協会本部
電話:0798-22-4190
FAX:0798-22-4196
mail:contact@kumamori.org