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2019-01-11

③日本熊森協会顧問 藤田 恵 氏(旧徳島県木頭村元村長)

熊森運動が拡大すれば、ほとんどのダムが不要に

 

「水問題原論」嶋津暉之著北斗出版208ページ~209ページに、1988年3月に群馬県が試算した大規模な「森林保水力データ」が掲載されています。

 

利根川流域全体の森林の保水力             =20億立方メートル

 

利根川水系の9つのダムの合計貯水量夏=3億6000万立方メートル

利根川水系の9つのダムの合計貯水量冬=5億5000万立方メートル

 

私が顧問をしている日本熊森協会(室谷悠子会長)は、「拡大造林」後、放置され荒れ果てたスギやヒノキの人工林を、クマたちが棲める広葉樹の天然林に再生させる運動に取り組み続けています。

 

この運動が全国的に拡大すれば、日本の全ての川を埋め尽くしている約3000基のダムは、ほとんどが不要となるのではないでしょうか。

 

その結果、私の川復元20字定義「河口から源流まで、アユが自然遡上する川」が実現するでしょう。(2018年12月むすぶ№575に投稿より)

 

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