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平井憲夫氏の文を600部配布した女性

広島原爆記念日の8月6日、広島県の68才の女性から、連絡が入りました。くまもりから回ってきた平井憲夫氏の文を、原発のあるすべての県の知事と市長村長に送付し、残りはお嫁さんに手伝ってもらって、手渡しなどで600部配布しましたということでした。600部には驚きました。今まで報告を受けた中で最高部数です。コピーでは高くつくので、印刷されたそうです。福島県でも600部配った人を知っていると言われていました。

年金生活なので、財布の中をにらみながらの活動ですと笑っておられました。どうしてそこまでときくと、1歳2か月の時、原爆投下地点から2キロの場所で被爆しましたということでした。死線をさまよう症状がでたそうですが、その時は、放射能にやられたという事が誰もわからず、親たちも疫痢に感染したと言われて信じたそうです。当時は、義援金などないので、自力で生きるか死ぬかしかなかったそうです。平和祈念式典での菅総理の脱原発あいさつを心から喜んでおられました。

いまだに原発必要論者がいるそうですが、全国民が想像力たくましく、被ばく者になりきってみることが必要だと思いました。

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