くまもりNews
11月10日 色んな秋、みーつけた!秋のお山で園児に本部環境教育
- 2017-11-12 (日)
- _環境教育
自然を知るのに、早すぎることはありません。
むしろ、子どもたちの観察眼や感性の豊かさには、いつも驚かされます。
くまもり本部環境教育部は、保育園から依頼を受け、3~5歳児さん約40名と、神戸市東灘区にある保久良山に出かけました。
こちらの園では、年に何度も園児たちを保久良山に連れて行きます。
季節の移ろいを感じることができる、素敵な取り組みだと思います。
熊森は、今年春にも、園児たちの散策に同行させていただきました。
この日は雲一つない快晴。
優しい日差しが心地良い、絶好のピクニック日和でした。
木々がところどころ紅葉していて、
足元は、落ち葉でできたカラフルなふかふか絨毯。
秋ならではの色に溢れた山です。
園児たちには「秋の色さがし」に挑戦してもらいました。
中には、お気に入りの葉っぱを集める子も。
まるで、宝探しのようです。
見つけては、楽しそうに教えてくれました。
咲いている花の違いや木の実の有無など、
春との違いを発見する子もいました。
途中、葉書きの語源となったタラヨウの木があり、下には大きな葉がたくさん落ちていました。
落ち葉を拾って、みんなでお手紙を書いてみました。
頂上でお昼ご飯を食べていると、ヒヨドリたちも実をついばみにやってきました。
野生の鳥たちと一緒にお食事できるのは、フィールド学習の特権ですね。
昼食の後は、自由時間。鳴く虫を探してみたり、木に登ってみたり。
落ち葉を集めて、トランポリンをする子も。
みんな、全身をフルに使って、秋の自然を楽しんでいました。
園児たちは、様々な自然の姿に興味津々で、
色とりどりの葉、大小様々な木の実、
変わったにおいの草、にぎやかな鳥の声。
自然の面白さを全身で感じている様子が伝わってきました。
いろいろな生きものたちがいるのが自然であり、
みんな命があって、みんなつながって生きている
これからも、目で、耳で、鼻で、全身の感覚で、
自然の素晴らしさや愛しさを知ってもらえたらと願っています。(SY)