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くまもりNews

11月10日  色んな秋、みーつけた!秋のお山で園児に本部環境教育

自然を知るのに、早すぎることはありません。

むしろ、子どもたちの観察眼や感性の豊かさには、いつも驚かされます。

 

くまもり本部環境教育部は、保育園から依頼を受け、3~5歳児さん約40名と、神戸市東灘区にある保久良山に出かけました。

こちらの園では、年に何度も園児たちを保久良山に連れて行きます。

季節の移ろいを感じることができる、素敵な取り組みだと思います。

熊森は、今年春にも、園児たちの散策に同行させていただきました。

 

この日は雲一つない快晴。

優しい日差しが心地良い、絶好のピクニック日和でした。

 

木々がところどころ紅葉していて、

足元は、落ち葉でできたカラフルなふかふか絨毯。

秋ならではの色に溢れた山です。

園児たちには「秋の色さがし」に挑戦してもらいました。

ちょっとずつ違う色だね

一枚の葉っぱの中に、色んな色があるよ!

中には、お気に入りの葉っぱを集める子も。

まるで、宝探しのようです。

見つけては、楽しそうに教えてくれました。

「この木だけとっても赤いね」「黄色いところもあるよ!」「緑色も見つけた!」

咲いている花の違いや木の実の有無など、

春との違いを発見する子もいました。

 

途中、葉書きの語源となったタラヨウの木があり、下には大きな葉がたくさん落ちていました。

落ち葉を拾って、みんなでお手紙を書いてみました。

鉛筆は、周りに落ちている石や枝です。

頂上でお昼ご飯を食べていると、ヒヨドリたちも実をついばみにやってきました。

野生の鳥たちと一緒にお食事できるのは、フィールド学習の特権ですね。

ぽかぽか日向で、お弁当♪

 

昼食の後は、自由時間。鳴く虫を探してみたり、木に登ってみたり。

落ち葉を集めて、トランポリンをする子も。

みんな、全身をフルに使って、秋の自然を楽しんでいました。

草の葉も、色が変わるんだね

最後は恒例のダンス!

 

園児たちは、様々な自然の姿に興味津々で、

色とりどりの葉、大小様々な木の実、

変わったにおいの草、にぎやかな鳥の声。

自然の面白さを全身で感じている様子が伝わってきました。

 

いろいろな生きものたちがいるのが自然であり、

みんな命があって、みんなつながって生きている

 

これからも、目で、耳で、鼻で、全身の感覚で、

自然の素晴らしさや愛しさを知ってもらえたらと願っています。(SY)

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