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環境教育 「校庭の木」小学校3年生

10月6日、本部近くの西宮市の小学校から、今年も「校庭の木」の環境教育を頼まれました。ありがたいことです。いろいろ準備して出かけました。最初に担任の先生が、「今日の授業を準備するために、お兄さんが昨日も雨の中、校庭の木の写真をとりに来られたり、いろいろみんなのためにがんばってくださっていました」と、さりげなく子供たちに話してくださいました。ああ、ここはさすが学校だなあ。多くの大人たちが忘れてしまっている感謝の心を教えてくださると、感激しました。この小学校の校庭には63種類の木が植えられており、木にはきちんと名札が付いています。

1、校庭の木は、目的があって人間が植えたんだよ。自然に生えたんじゃないよ。

2、兵庫県のどの学校にも植えられている2つの木、サクラとクスノキ(県木・市木)などを取りあげながら、植物の分類をしていきました。こどもたちが、たくさんの木々の名前を知っているのにびっくり。

3、校庭にたくさん植えられているマテバシイ(九州原産)のドングリを、皆に食べさせてあげようと、昨夜、家で75個ものマテバシイをフライパンでおいしく炒ってきたのに、うっかり朝の電車の中に忘れてきてしまいました。仕方がないので、授業では、生のマテバシイをひとりの子に食べてもらいました。こどもたちは、おいしいドングリがあることを知ってみんなびっくり。大喜びでした。

先生にも子供たちにも喜んでもらえました。次回は、少し前まで人が入ることのなかった近くの神社の森に出かけていくそうです。ここは、潜在植生であるクスノキやその仲間の常緑広葉樹でいっぱいです。しっかりべんきょうしてきてください。久しぶりに純粋な子供たちとふれあって、すがすがしかったです。

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