くまもりNews
スギの人工林を皆伐し、実のなる木を奥山に植樹 (ライオンズクラブ)5月13日
- 2012-05-17 (木)
- _奥山保全再生
くまもりの活動に賛同してくださった大阪のライオンズクラブのみなさんが、実のなる木の奥山植樹会を企画して下さいました。くまもりは、全面的に準備・協力させていただきました。とても楽しい植樹会となりました。
人工林伐採前のイメージ写真(近くの、スギ未伐採地)
スギ伐採後、明るくなった斜面にシカよけ網をパッチ状に張って造った植樹地 網の目が小さいのは、シカが角をひっかけて動けなくなり死んでいくのを避けるためです。
サルナシ(=コクワ)を一生懸命植えていた8歳の小学生 この日は、ウワミズザクラやヤマブドウなど、実のなる木をいろいろと植えていただきました。
「毎年、実のなる木を少しずつでも植え続けていきたい」植樹を楽しんでくださった参加者のみなさんの感想です。
国は、餌を求めて人里に出て来た野生鳥獣を効率よく捕殺したり、かれらが人里に入ってこないように柵を設けたり・・・人間を守ることにしか取り組んでいないと言っても過言ではありません。
こんななかで、まだまだ目に見えないような小さな流れですが、動物たちが山から出て来なくてもいいように、昔のような餌のある森を復元・再生してやろうという一般国民によるやさしい取り組みが兵庫県の奥山で実施されたことは、本当に心温まります。みなさん、ありがとうございました。