くまもりNews
奥山広葉樹林化の現場を見る② (兵庫県戸倉第2皆伐地)
奥山保全トラストが所有する第2皆伐地の広葉樹林化の現場です。
2013年 チェンソー間伐実施
まだ林内が暗いです。
2013年 人工林部分の全除去を決定
残された木の皮むきを実施(5月26日)
2014年 皮むきスギの伐採開始(1月29日)
スギがあまりにも太いため、地面が伐採木で埋まってしまい、天然更新(森の再生)が期待できない。
伐採木を山から運び出したいが、川には橋がなく、川向うにも道がないため、トラックを入れることが出来ない。
長い苦悩の日々がありました。いろいろな可能性を調べ考え、地元、行政、森林組合、みなさん方からの助言もいただきました。
2015年10月 ついに、林内作業車による丸太の運び出しを決定
林内作業車が入れる道作り
川をはさんだ第2皆伐地の伐採木を林内作業車に引き上げる。
重くて人力ではびくともしない太い丸太が、軽々と持ち上げられていく。
機械の力はすごい。
材を山から運び出す。
トラックが入れるところまで運んで積み上げ、業者に市場まで持って行ってもらう。
延々と連日、材運び出しの作業が続いています。
第2皆伐地の残されたスギ伐採も続きます。
そしてついに、11月6日、第2皆伐地の最後のスギを伐採する日がやってきました。