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4月25日 春の自然林、人工林、原生林

4月25日、今まさに新芽が吹きだして「山笑う」状態の兵庫県南部の山を見ながら出発。

兵庫県北部の、まだ「山笑う前」の状態である山を見てきました。

1日1日、刻々と変化するこの時期の山の色や状態を、この地にとどまって見続けられたら楽しいだろうなと思いました。

人工林と広葉樹の2次林の林相の違いがはっきり分かる時期です。広葉樹林はこの時期赤っぽいです。もうすぐ新緑に覆われることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人工林を伐採した場所がありました。内部が良く見えます。動物の餌になる物など、内部には本当に何もないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下写真の正面の逆3角形部分の針広混交林が、中国山地タイプの原生林で、巨木の森です。

延々と続く人工林地帯の中で残った原生林はこのあたりではここだけです。よくぞ残ってくれました。

何年か前までは、クマの生息地でしたが、今はもういないようです。トホホ。熊森会員の皆さんは理由をご存じだと思いますが、原生林内部の下層植生が消えてしまったのです。外から見ると今でもすばらしい原生林なのに、内部は信じられない荒廃ぶりのはずです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当は、原生林の中の写真も撮りに行きたかったのですが、夕方になってきたので今回は断念しました。クマたちは生きるためにずっと下の方へ移動していったと地元の方が教えてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

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