くまもりNews
台風が去った後の皮むき間伐地の風倒木処理を手伝ってください
皮むき間伐をした木が、昨年10月の台風21号でたくさん倒れたという話を聞き、これまで皮むき間伐を実施してきた三田市の現場を確認してきました。
今回被害がひどかったのは皮むきして1年半くらい経過した場所です。台風で風倒木となったのは皮をむいた木だけではなく、生木も被害を受けていました。やはり皮むき間伐は木が倒れる恐れがあることを十分考慮して実施しないといけないと思いました。
根っこから倒れた木も複数確認しましたので、やはり人工林は根っこが小さく弱いということも感じました。
熊森の皮むき間伐は、人が入らない山の中で間伐して、木が立ったまま朽ちていくのを待つものです。しかし、今回現地を見て、やはり皮むき間伐した木は、「森の蘇り」さんがしておられるように、自然乾燥後伐採して運び出し、利用してしまうべきなのかなあと考え込んでしまいました。皮むき間伐した材を利用するとなると道路まで運び出さないといけないので、奥山では皮むき間伐ができないということになってしまいますが。
熊森としては、まずこの場所の風倒木を処理したいと思います。チェンソーを使える方でご協力いただける方はご連絡をお待ちしています。