くまもりNews
3月22日 自民党が国会に提出していた、野生鳥獣捕殺をいっそう強化するための改正法案を撤回
和歌山県選出の鶴保庸介参議院議員らが中心になって作成した野生鳥獣捕殺をいっそう強化するための改正法案が、昨年度の国会に自民党から提出されていました。(ただし、法案提出の段階では、鶴保議員の名前は党内での形式的な事情により、消えています)自民党が改正を求めたのは3つの法律に対してで、改正を求めていた主な内容は、以下です。
①鳥獣保護法について・・・現在の夜間発砲規制を緩和し、必要な時は夜間でも銃を発砲できるようにすることなど。
②銃刀法について・・・ライフル銃所持の規制緩和を行い、もっと多くの人がライフル銃を使えるようにすることなど。
③鳥獣被害防止特措法について・・・農林水産業に係る被害の原因となっている鳥獣を「有害鳥獣」と規定し、捕獲後、食品等として活用するための施設の整備充実などを図ることなど。
自民党はこの提出法案を、3月22日に撤回して引き下げました。党外や国会議員たちからの反対意見が多かったためと思われます。