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6月30日 本部 冬水田んぼ(自然農)の田植えに参加 兵庫県朝来市

農業は、何よりも大切な国民の基本産業です。

戦後の農業は、自然の恵みと人力だけで作物を収穫してきた以前の農業から、農協の指導の元、効率的な農業に転換されていきました。農家はお金を使ったり何百万円という借金をしたりしながら、田畑に化学肥料や農薬を大量に投入し、機械を買い、農作物以外の自然界の生き物たちを消し続ける農業を続けてきました。その結果、大切な土壌がダメージを受けてしまいました。

 

自然と共存する農業にもどそうという農家の動きが、各地で起きて来ているそうです。(「リンゴが教えてくれたこと」(木村秋則著)より…この本は、国民皆読書にすべくすばらしい内容だと思います。)

 

自然農にもいろいろなやり方があるようですが、今回は、雪深い山間で、冬水田んぼで収穫を上げておられる方の田植えに参加させていただきました。

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化学肥料ゼロ、農薬ゼロの田んぼですが、毎年それなりの収穫があるそうです。

 

田んぼの中はオタマジャクシでいっぱいでした。私たちが田んぼに入ることによって踏んでしまわないか心配でした。

「の」の字を書くように泥に穴をあけて、苗を植えていきます。ぬるっとした泥の感触がとても気持ちいいです。

 

田植えの前に、農家の方からいろいろと講義をしていただきました。とても勉強になりました。

戦後の機械化農業は、石油変換農業だったと言われていました。できた米粒は、石油を燃やすことによって得られた食料です。石油は限りある資源ですから、いずれなくなります。持続可能な農業ではありません。

 

地球の自然と太陽エネルギー、人力だけで生産できる農業に戻して行けるように、たとえほんの少しであっても人力を提供してみようと思われる方はおられませんか。本部までお知らせください。次回本部が参加させていただく作業は、草取りです。

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