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6月5日 自然農④ あぜ塗り

兵庫県豊岡市但東町  参加者14名

この日はうす曇りで涼しく、あぜ塗りには最適のお天気になりました。

あぜ塗りの前にまず、苗床の確認をしました。前回はほとんど芽がでておらず、みんなを心配させていた苗床でしたが‥

こんなに順調に育っていました!どの苗も鮮やかなグリーンの芽を、元気よく地面から突き出しています。これで今年も無事に田植えができそうです。

元気に育っている苗に一安心したところで、あぜ塗りにとりかかります。

①草刈り

まず、あぜを作るあたりの草だけを刈っていきます。刈った草は田んぼの中に置いて置きます。

②どろ練り

次に、草を刈ったあたりの土の一部を水と混ぜて、足で練ります。これがなかなかの重労働で、どろに深く長靴がはまると、力いっぱい引きぬいてもなかなか抜けません‥。

③どろ塗り

練った土を、クワで上手に、あぜにするところに塗っていきます。これが乾くときれいなあぜになります。

作業のあとは、山の水で道具をきれいに洗います。道具を長く大切に使うことも、自然を守る事につながります。

そして、この日も田んぼはいろんな花や生き物でいっぱいでした。田んぼの周りにはいたるところにトキワハゼ。ほたるぶくろのつぼみやどくだみの花。田んぼにはおけらややごがたくさんいました。

田んぼも畑も、たくさんの命に支えられています。自然への変化をいかに最小限に抑えるかを考える事が自然農ではとても大切です。

苗も育ち、あぜもきれいに塗れて、田植えへの準備ができました。次の田植えが楽しみです。みなさんお疲れさまでした!

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