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紀伊半島豪雨後の三重県大台町トラスト地   「池ノ谷」は今 

(地元からの報告1)
今回、大台町では、いつ止んでくれるのだろうかと思うほど、雨が続きました。家の近くの砂防ダムがずり落ちてきて(!)川をせき止め、洪水となって、道路は通行不能、大変なことになりました。今日、やっと応急処置で道路の通行が再開されたので、さっそく池ノ谷を見にいってきました。
①橋を渡ってトラスト地に入っていくと、トラスト地に隣接するワサビ田とアマゴの養殖場が、かろうじて残されていることがわかりました。(住民も無事でした。よかった)
②さらに上がっていくと、谷川沿いの道路が崩落しているのが見えてきました。
③結局、車は砂防ダムの所までしか入れませんでした。車で池の所まで行くのは、当分不可能でしょう。3億円で造られた砂防ダムですが、今回一気に埋まってしまっていました。
④池はスギの人工林から土砂が流入して、少し小さくなってましたが、豪雨だった割には、幸い影響は少ないようです。(本部より:池より上が自然林のままだからだと思います)人工林からの間伐材が流れ出して、池に溜まっていたのが気になりました。

尚、父ヶ谷はバス停より奥が通行止めで、現在もまだ見に行くことができません。行けるようになったら、見に行ってまた報告します。

(本部の考え)山が崩れるのも自然です。人命や財産に影響がない限り、崩れるところは崩して山を安定させたいと考えています。崩れないようにコンクリートで固めたり砂防ダムを造ったりする気はありません。そのような工事によって起きる弊害の方が大きいと考えるからです。



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