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7月3日13時、関西学院大学上ヶ原キャンパスG号館201教室でお待ちしています 日本奥山学会

市民と研究者で作る日本奥山学会の第11回研究発表会の日が近づいてまいりました。

過去2年間、日本奥山学会はオンラインによる研究発表でしたが、今年は以前同様、会場発表とさせていただきます。

オンラインは用意しておりません。

 

記念講演をしてくださるのは、北海道大学の立澤史郎先生です。

先生は、現在、日本の生態学者たちの主流となっている、シカは人間が殺してやらないとどこまでもどんどん増えて大変なことになっていくという説に対して、利権に一切無縁の澄んだ目で、自然界を30数年間じっと見つめてこられました。

「シカは本当に増えすぎるのか」、他では聞けないとても貴重な研究発表です。

一般市民にもわかるように、お話しくださいます。

まだ、ご参加を受け付けていますので、みなさま今からでもぜひ誘い合ってご予定ください。

 

6月28日、熊森本部スタッフたちは、会場である関西学院大学上ヶ原キャンパスG号館201号教室の下見に行ってまいりました。

 

阪急宝塚線甲東園駅駅前から関学大前までバスで5分ほどです。坂があるのでこの炎天下、歩くのはちょっとしんどいです。歩くと、20分ぐらいかかるそうです。

 

7月3日は、同大学で英語検定が予定されているので、受験者がものすごい数押し寄せるもようです。

 

日本奥山学会参加者の皆さんがバスに乗れるだろうか心配しましたが、大学側の説明では、当日、駅からバスが続々とピストン運転で出るので、大丈夫、バスをご利用ください、待ち時間なく、すぐ乗れますとのことです。

良かった。

 

大学の正門です。

 

 

 

 

 

 

 

 

正門

 

学内に駐車場はありますが、一般は利用できません。

すぐ外に民間の駐車場がありますが、なぜか値段が高いです。

正門を入ると、芝生広場の 奥に時計台が見えます。

その後ろには、おなじみ甲山が見えます。

時計台をめざして歩き、突き当りを左に曲がってください。

途中、車がどんどん走っている道路が出てきますが、そこを渡ると、すぐ左手がG号館の入り口です。

又は、正門に入らずに、正門から左に進みローソンの前を通って車の多い道路まで出て、道路に沿って北西に進みG号館まで行きます。

初めての方には少しややこしいので、当日はプラカードを持って立っているスタッフの案内を受けてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

G号館の入り口

 

入り口近くの階段を2階に上がると定員200人の大きな教室がいくつか並んでいます。

201号室をのぞいてみると授業中でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

201号室

 

とにかく大きな大学です。

当日、正門から会場まで迷わずに来ていただけるように、スタッフ何人かがプラカードを持って立つ予定です。

G号館の掲示板に、ポスターを張らせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだコロナが少し心配ですから、飲み物はご持参ください。

参加者同士、離れてお座りください。

記念講演後、3つの研究発表があります。

 

・「モリアオガエルの池の土石流からの保護について」
大阪市立大学名誉教授 高田直俊氏

 

・「希少無尾類ナガレヒキガエルの出現要因要因及び生息状況の検証」

富山大学学生 岩岡優真氏(2021年度日本奥山学会助成研究)

 

・「再エネ開発により失われうる東北の奥山」

日本熊森協会研究員 羽田真尋氏

 

では、参加者のみなさま、お待ちしています。(完)

7割の住民が建設反対のメガソーラーに国も県も事業許可の不可解、住民は現場で抗議

住民アンケートによると、宮城県丸森町耕野地区の住民の7割が山林の皆伐によるメガソーラー建設に反対を表明しています。

それでも、再エネ業者に経産省はFIT認定を下ろし、宮城県は林地開発許可を出しています。

今、日本各地でこのようなおかしなことが進められています。

国や県は、豊かな自然や生き物、国民や県民を守るためにあるはずです。

しかし、日本では、投資家の利益を守ることが最優先されています。

7月1日発売の正論に、再エネ問題連絡会共同代表の山口雅之氏が、「人命よりも太陽光が大事か」という文を寄せておられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 仙南プロジェクト 太陽光発電施設整備事業」

開発事業者:合同会社地方創生太陽光発電所2号

 住所:東京都墨田区緑2丁目18番8-602号、
 電話03-6441-2946

 

全戸井戸水生活の耕野地区で55ヘクタールもの山林を皆伐すると、山は保水力を失い、必ず井戸水に影響が出ます。

切土・盛り土で、必ず大雨時に大災害が起きます。

森の動物たちは行き場をなくして、田畑に出てきます。

住民にとっては死活問題ですから、山林を皆伐しないでくれと言っているのです。

至極全うで、当然の権利です。

 

しかし、法律が追いついておらず、法的規制がないのをいいことに、合同会社地方創生太陽光発電所2号は6月27日(月)から工事を着工するとのメールを、24日(金)に住民に入れてきました。

 

問題点がいくつもある開発計画です。住民の相談に乗って来た全国再エネ問題連絡会は、ただちに宮城県と業者に対し、6月27日の工事の中止を急遽要請するとともに、宮城県に公開質問状を提出しました。

 

 

今、与党の心ある何人もの国会議員たちが、国土と国民を守るため、山林における再エネ開発に強力な法規制をかけようと急いでくださっています。

法規制がない今、耕野地区の住民には現地で抗議するしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抗議する丸森住民の方々

 

自分の国は自分たちで守る!この気概で、

突然でしたが、急遽、30人が現場に駆けつけました。

しかし、2時間待っても、工事車はやってきませんでした。

 

後でわかったことですが、宮城県が業者に連絡して、この日の工事開始を止めたのです。

理由は、6月10日に県と町は、業者と自然環境保全協定を結んだばかりなのに、業者は工事開始を県にも町にも伝えていなかったのです。

 

以下は、6月27日の宮城県村井 嘉浩知事の定例記者会見での答弁です。

「自然環境保全協定では、地元の同意を得るように努めることとしているので、誠意をもって説明をおこなって信頼回復に努めていただきたい。住民の方の中にいろんな方がおられると思うので、全ての住民が同意しなければならないというものでは決してない。」

???

住民のひとりは報道関係者に対して、「住民が意見を言う場もないし、言ってもどうしようもない状態」と答えておられました。

 

熊森から

こういう時、部外者だから見えてくるものがあります。

住民は森を伐らないでくれと言っているのです。

業者は森を伐ると言っているのです。

何万回、丁寧に誠意をもって説明してもらったところで、双方が合意することなど初めからあり得ない話なのです。

住民を取るか投資家を取るかどちらかしかないのです。

 

部外者だから、できることがあります。

再度、声の届け先を掲げます。

みなさん6月27日の工事はいったん止まりましたので、ゆっくりでいいです。

どうかよろしくお願いします。

 

声の届け先
1、宮城県村井嘉浩(むらいよしひろ)知事
  秘書課 FAX 022-211-2292
2、合同会社地方創生太陽光発電所2号 事業者
  電話03-6441-2946
3、東京産業株式会社 代表取締役 蒲原稔
  FAX 03-5203-0640 工事会社

ひどすぎるメガソーラー開発話に、私たちができること

 宮城県丸森町耕野地区では、「 仙南プロジェクト 太陽光発電施設整備事業」という森林を皆伐する大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設が計画されています。

 

開発事業者は、最近はやりの合同会社で、合同会社地方創生太陽光発電所2号という会社です。ネットで調べてみても、株式会社ではなく合同会社ですから、

法人番号と設立2018-11-26、
住所:東京都墨田区緑2丁目18番8-602号、
電話03-6441-2946
以外の情報は一切出てきません。
社長が誰なのか資本金がいくらなのか、何も見えてきません。
最初、経産省のFIT認定を受けた2つの別々のメガソーラー計画でしたが、それはアセス逃れの為であって、そのうち、同じ事業者であることがわかってきました。
仙南プロジェクト55ヘクタール、丸森プロジェクト59ヘクタール

 

地元の人たちが指摘すると、事業者は丸森プロジェクトのFIT認定を保存したまま、仙南プロジェクト55ヘクタールだけの事業とすると事業を絞ってきました。

この地域は、今も井戸水で暮らしています。

森林を皆伐されてしまうと、井戸水が濁ったり涸れたりする恐れがあります。住民のこの不安に対して、業者からは何の補償話もありません。

地元の住民団体である「耕野の自然と未来を考える会」によると、この地域は2019年台風19号で川が大氾濫、自衛隊のお世話になる壊滅的な被害を受け、今も復興中なのだそうです。当時と同じような雨量(600m/日)が降った場合、業者の計画では防災調整池からの排水は最大で毎秒13トンとなり、この大量の水が小さな沢に放流される予定です。明らかに再び大災害を誘発します。

住民たちが建設反対の声を上げたところ、反対の声を抑え込もうと、業者は贈賄事件を起こしました。にもかかわらず、経産省は法違反を犯した業者のFIT認定をいまだに取り消さず、宮城県は去年の7月1日、この業者に林地開発許可まで下ろしてしまったのです。

 

さらに、井戸や大雨時の災害に対する住民の不安は何ら解決されていないのに、宮城県と丸森町は6月10日、事業者側が建設に懸念を示す地区住民に対し、住民の同意を得ながら工事を進めるなどということば盛り込んだ自然環境保全協定を合同会社と結んでしまいました。(山を皆伐するのですから、自然環境など保全される可能性はゼロです)

 

この業者は6月24、住民が同意してもいないのに、いきなり、6月27日から工事を始めるという文書を住民に送ってきました。

 

地元の皆さんは、宮城県は一体どちらの方を向いているのか、行政は住民のために存在するのではなかったのか、本当に日本は法治国家なのかと憤っておられます。
このような話は全国いたるところで聞かれる話で、丸森だけの話ではありません。これまで多くの住民は、この手にあってどうしたらいいのかわからず、泣き寝入りしてきたのです。
実は、この「 仙南プロジェクト 太陽光発電施設整備事業」にはいくつかの不審な点があります。
熊森の室谷悠子会長は、全国再エネ問題連絡会の共同代表たちと話し合って、この国の住民が泣き寝入りして終わる再エネ開発の流れを全国再エネ問題連絡会の力で変えようと決意。
急遽、6月27日の工事の中止を業者と県に要請するとともに、宮城県がおろした林地開発許可の疑惑について、地域住民の生活や生命に関する重要事項であるとして、とりあえず2点に関する公開質問状を提出しました。
公開質問状
河川管理者である丸森町長と 、危険個所を提示しての協議が行われていない。
申請書類の「8-4.最小比流量算定調書」に おいて、 川岸、川底の粗さを表す粗度係数を低く設定し 、水量を多く流せるようになっているが、実際はそのような水量を流せ ないため、大雨の場合、 洪水が起こりうる 設計となっている。
以下は、河北新報6月25日記事より
住民の多くは、豊かな自然を破壊し、災害を起こしかねない工事を止めてほしいと心から願っています。
全国の皆さん、明日から工事が始まろうとしているこの事業に対して、みなさんも共に声を上げていただけませんか。
私たちの声で、先住民の権利を無視し、業者のみを優遇する我が国のこんな再エネ開発の流れを変えていきませんか。
経産省は、贈賄事件を起こしたり申請をごまかしたりするような業者のFIT認定を取り消すべきと思いませんか。
●宮城県と事業者、工事請負会社は、6月27日からの工事を止めて、まず公開質問状に答えてください。
意見先
1、宮城県村井嘉浩(むらいよしひろ)知事 林地開発許可
  秘書課 FAX 022-211-2292
2、合同会社地方創生太陽光発電所2号 事業者
  電話03-6441-2946
3、東京産業株式会社 代表取締役 蒲原稔
  FAX 03-5203-0640 工事会社
4、明和エンジニアリング株式会社 代表取締役 木川陽介
  FAX 03-6205-4671 工事会社
5、日本国土開発株式会社 代表取締役朝倉健夫
  FAX 03-3402-2748 工事会社

本末転倒の再生可能エネルギー問題を参議院選挙の争点に

以下は、6月16日奈良新聞記事 クリックで拡大します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は、ISEP作成の日本の電源構成(2019年) です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊森から

 

現在の私たちの清潔で豊かな生活は、電気エネルギーによって大きく支えられています。

しかし、近年、天然ガス、石炭、石油は二酸化炭素を出して地球温暖化をまねくから使わないようにしようという流れになってきました。

では、何で電気を作るのか。

熊森もかなり勉強していますが、ものすごく難しい問題です。答えが出ません。

原子力も、太陽光も、風力も、現在、廃棄物の処理法がありませんから、次世代に大量のゴミという負の遺産を残すことになります。

 

 

ただ、言えるのは、現在の森林伐採型・自然破壊型のメガソーラーや風力発電は絶対にダメだということです。

二酸化炭素の吸収源を破壊しているのですから、よけい空気中の二酸化炭素を増やすことになります。

これを、本末転倒というのです。

何をやっているのか、ばかばかしい限りです。

しかも、被害者が累々と出ます。

とりあえず、メガソーラーや風力発電は、森、草地、池、海などの自然界では行わない、設置場所をそれ以外に限定すべきです。

 

第1次被害者は、自然界の生き物たちです。自然を破壊されてしまえば、生き物たちは死ぬしかありません。

そのことを何とも思わない人は、人間至上主義という誤った考えにおかされてしまっている人です。

学校で習った「全生物と共存しなければ人間は生き残れない」という自然界の仕組みを忘れてしまった人です。

 

第2次被害者は、地元の皆さんです。森林伐採や自然破壊によって、必ず災害や健康被害が生じるからです。

地元の方々は安全な場所で安心して生活したいですから、全国各地で森林伐採型・自然破壊型の再生可能エネルギー工事を止めようと必死で闘っておられます。

しかし、地元は過疎化高齢化しているので声を上げづらいし、声を上げても少人数ですから、多くが無視されてしまいます。

 

第3次被害者は、将来、水道の水が出なくなって悲鳴を上げることになる絶対多数の都市市民です。

水源の森が失われるます。水道が出なくなってから声を上げても手遅れです。

 

たった20年間だけの発電のために水源の森を伐採し、20年後は業者が原状復帰させるとなっていますが、原状復帰など100%不可能です。

経産省の皆さんは、本気で原状復帰が出来ると思っておられるのでしょうか。ならば、あまりにも自然界に無知すぎます。

植林したところで、水源の森が再生されるにはうまくいって数百年かかりますし、いったん破壊した森は何千年たっても二度と戻らないことも多いのです。(かつて、森林伐採により滅びた文明の跡地を見ればわかる)

第一、FIT法に守られて確実にもうかる20年が経過すれば、業者は発電をやめて一斉に撤退するのですから、その後の我が国の電気は一気に激減して、社会は大混乱に陥ります。小学生でもわかることです。

 

熊森が今言えることは、森林伐採型や自然破壊型の再エネを一気に推進しようとする国策には、とりあえず乗らないようにしようということです。

熊森はたとえ国策であっても、間違っていることは間違っているとこれまでもはっきり言ってきました。

かえって二酸化炭素を増やすだけではなく、もっと悪いこと、災害の多発、健康被害、生物の多様性や水源の喪失が起こってしまいます。

参議院選挙には、とりあえずこのことだけでもわかる人を選びたいと思い、立候補者にアンケートを送っています。

6月17日 ~兵庫県新温泉町で職員の草刈り研修~ クマや野生動物との棲み分けをめざして

野生動物との共存・獣害軽減には環境整備が不可欠

 

日本熊森協会は、クマや野生動物が里に出て来なくても生きられるように、野生動物の棲める森づくりをしていますが、それ以外にも、野生動物と棲み分けが出来るように、野生動物を寄せつけない集落環境づくりのお手伝いをしています。里に来る野生動物をいくら捕殺しても、動物が来やすい環境があれば、また別の動物がやってきます。熊森協会は、捕殺に頼らない棲み分けをめざしています。

 

現場での対策専門班を作りたい

熊森本部は、クマと人の共存・棲み分けのために、現場での実践活動を行います。潜み場をなくす草刈りや柿もぎを行うためには、時折草刈り機やチェンソーといった機械が必要になることもあるため、専門チームが必要です。

6月16日、刈払い機の特別安全講習を受講したスタッフ向けに、専門スタッフが座学を行いました。

翌日は、現場です。

 

新温泉町の会員の農園で職員が草刈り研修

6月17日、草刈り機の安全講習を受けた熊森本部職員が、兵庫県新温泉町にお住いの熊森会員、本多勇男(89)さんの農園を訪れました。本多さんは元々梨農家を営んでいた方で、今はカボチャやナスといった野菜を育てていらっしゃいます。本多さんは、2017年5月に、梨園の見回りをしていた際に、1頭のクマとばったり遭遇し、けがを負われました。しかし、その時に出会ったクマは自分に対し恐怖を抱き、パニックになっているのを見て、人間を食べようと襲ってきたのではなく、人間が怖かったんだな、と感じたと話されます。その経験から、クマに対して畏怖と畏敬の念をもちつつ、クマに対して愛着を抱くようになったと話されます。今では、地元で一番クマを知る人と称され、近くでクマの目撃情報があれば熊森スタッフに知らせて下さいます。

2017年にクマと遭遇した梨園(跡地)で、当時のお話を聞かせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、クマ対策ということと、草刈り機初心者の現場実習ということで、山際の畑周辺の草刈りをさせて頂きました。

農園はすぐ近くに山があり、背丈の高いススキやササが生い茂ることで、野生動物が農園に出てきやすくなってしまいます。そこで今回、草刈り機の現場講習を兼ねて農園の草刈りをさせて頂きました。安全講習を受講した職員が初めて、野外作業に挑戦しました。

 

慎重に刃を取り付けます

 

 

 

 

 

 

 

 

いざ実践!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めての草刈り機実践に奮闘

 

草刈り機はずっしりと重たく、両腕や肩に大きな負荷がかかります。また、安全のためにヘルメットや長靴に加えて長袖長ズボンでの作業となるため、大量の汗をかいて体力を大幅に消耗していきます。適度な水分補給が必要です。怪我人を出さないように一人一人の間隔を空けて、斜面の上から下に向かって刈り取っていきます。ネットを巻き込んだり、木や岩などの硬いものを切ってしまわないように注意して進めていきました。刃の角度は刈るときは水平に、倒れた植物を細かくするときは斜め20度くらいにします。慣れてくると刃の角度と回転スピードの使い分けや刈りやすい姿勢のコツが掴めてきました。注意すべきことがたくさんあって大変でしたが、現場に出て多くの経験を積んで、より多くの人々の役に立てるように頑張ります。

 

生い茂っていた植物が・・・

綺麗になりました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

獣害に苦しむ農家と共存をめざす

 

本多さんは17歳の時から梨農家をされてきましたが、近年クマ、イノシシ、シカ、ハクビシンが出てくるようになり、梨が壊滅してしまった年もあったそうです。ある日の早朝に園内の見回りをしていたところ、クマと遭遇して怪我をされてしまいました。本多さんの右腕にはその時の傷が今も残っています。そんなことがあったにもかかわらず、本多さんはクマが大好きだそうです。クマの愛らしさに魅了され、野生動物の命をとても大切にされています。クマ会いたさに周辺の山へよく散策に出かけるそうです。

 

 

草刈りの後、本多さんが近くの集落と山を案内してくださいました。付近のスギ人工林は戦後に畑を利用して植えたものだそうです。地元の森林組合がしっかりと管理しているとのことでした。川沿いでは稲作が行われていますが、山に食べ物がないためにシカが出てきてお米を食べてしまうそうです。

山はササ枯れをはじめとして下層植生が乏しくなっていました。

クマの目撃があった場所から、山奥へ進むと、面的にササが枯れていた。クマの餌無し

山から見た海はとても綺麗でしたが、本多さんは良き海を守るには森を大切にしなければならないと仰っていました。また人間や部落同士の協力や動物との共存はとても重要だと力強く語ってくださいました。草刈りも共存に必要なことの一つだと思います。経験を積んでよりよい社会に貢献していきたいです。

 

本多さん(写真中央右)と熊森スタッフ。本多さんありがとうございました!

 

 

 

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市民に支えられているからこそ、問題の最前線で活動できます❗️

日本熊森協会の自然保護活動をご支援ください

ご寄付はこちらから⇒https://kumamori.org/donate.html

 

山の物がいいね とよと山菜・桑の実

12歳になった大阪府豊能町高代寺のとよくん、おかげさまでとても元気です。

山菜のカラムシと桑の実を与えてみました。

 

カラムシ(イラクサ科の多年草、麻のなかま)

 

桑の実

 

 

山の物がいいよね。とよ。

クマはすごく記憶力がいいから、母さんに教えてもらって、母さんと一緒に食べたことを思い出しているかもしれませんね。

 

イノシシ罠に誤捕獲された元野生グマのとよの餌代や飼育費は、クマ保護基金で賄われています。余裕のある方はご寄付いただけるとありがたいです。

「くま保護基金」の振込先:

●ゆうちょ銀行   口座番号:00980-7-203246               口座名:くま保護基金

●他金融機関からの振込み用口座番号    ゆうちょ銀行  店番099      当座 0203246

ご協力お願いします。

関電が宮城県蔵王尾根筋に風力発電計画、地元に大反対の声、知事は県にできることに限界の発言

以下、河北新聞2022,6,14より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊森から

5月30日に発表された蔵王風力発電配慮書(環境アセスの第1段階)に、地元の若い人たちが素早く反応し、宮城県川崎市長に大量の意見書を届けたことは、あっぱれです。普通は、この段階では住民は気づかずにいるものです。

 

現行のFIT法の問題の一つに、住民説明会が努力義務であり、絶対にしなければならない義務になっていないことがあります。

 

そこで、業者は、経産省からFIT認定をとり、配慮書、方法書と環境アセスの4段階を粛々と進め、方法書が終わったあたりで、形だけ住民説明会を開きます。住民はびっくりして反対しますが、そのころにはもう事業者はこの工事計画にかなりのお金を使ってしまっているので、いくら反対されても何が何でも強行しようとします。

 

一方、住民からしたら、業者はすでに国からのFIT認定も終わっている、都道府県からの林地開発許可(「森林法」)も得ている、合法だと言われたら、もうどうしていいかわかりません。強硬に反対すると、では事業面積を半分にしますから同意してくださいと業者に泣きつかれる。初めから、住民の反対を見越しての水増し計画ですから、住民からすれば、だまし討ちにあったようなものです。

 

FIT認定を取りたい業者は、まず、住民説明会を開いて住民の同意を得ておくことを必須義務とするよう法改正すれば、トラブルはずいぶん減ると思います。

 

宮城県村井知事が、県にできることには限界があり、風車の工事計画を止められないと言われていますが、ならば、国に対して、県が認められない工事はできないように法改正してほしいと動くべきでしょう。

 

ただし、県が止められないという考えは不勉強だと思います。何が何でも宮城県の県土を守りたければ、兵庫県のように風力発電に県条例で厳しい規制を掛けておけば、業者はやってこなくなると思います。

 

どちらにしても、国土保全のために、務台環境副大臣が言われていたように、「山林での太陽光発電と風力発電は禁止する」という国の法規制が至急必要です。

 

漁業者は、洋上風力で海の生態系が破壊されると言っています。

自然エネルギー事業は山や海などの大切な自然を破壊するため、すでに自然が破壊されたところで行うように法改正するべきです。

 

山間地での再エネ事業 自民議連、法改正検討

以下は、河北新報2022,6,11記事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊森から

私たち国民の再エネ悲鳴を聞いて、すぐに動き出してくださった自民議連には感謝です。

議連の皆さんは、水源の森を大規模に伐り荒らせば、日本国が根底から滅びてしまうことを理解しておられました。

 

「森あっての人間」、「森なくして人なし」が、わかる人とわからない人がいるのは、幼少からの自然体験量の違いでしょうか。

再エネ利権と結びついている国会議員の皆さんも多いと聞いていますが、日本国を根底から崩してしまう、山間部での再エネ自然破壊に、与野党を超えて至急動いていただきたいです。

 

来る7月の参議院選挙では、私たちはこの問題を、選挙争点のひとつにしたいです。

 

以下は、6月4日の再エネ問題連絡会全国大会終了後、参加者からいただいたアンケート結果です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大手マスコミの皆さん、河北新聞のような地方新聞が、がんばって再エネ問題を連日取り上げてくださっています。

 

マスコミ業界には、再エネ事業関連会社から、多額の広告費が入っていることは知っていますが、忖度せず、再エネ問題を勇気をもって使命感で報道していただきたいです。ほとんどの国民は、この問題の中身を知りません。

 

NHKに至っては、なぜ再エネ問題を大きく取り上げてくださらないのか、理解に苦しみます。

 

 

7月3日第11回日本奥山学会研究発表会 記念講演「シカ問題を問い直す」立澤史郎氏 ご参加を!

オオカミを絶滅させてしまった今、シカは人間が個体数調整捕殺を施さないと、増えすぎて壊滅的な自然破壊をもたらし、シカ自身も絶滅することになるというのが、現在日本での定説になっています。

 

その結果、全国いたるところにくくり罠などのシカ罠が設置されて、毎年奥山にいるシカも含め、膨大な数のシカが私たちの税金を使って人間により捕殺されており、その死体の多くが山に捨てられています。

 

環境省によると、

令和元年(2019年)ニホンジカの生息推定数は、189万頭。同年のシカ狩猟殺は13、7万頭、その他有害捕殺数は46、5万頭で、合計すると生息推定数の約3分の1にあたる60万頭が、人間の手で年間殺されています。

 

シカとはいったいどんな動物なのでしょうか。今の日本のシカ対応は正しいのでしょうか。

長年、シカを研究されてきた立澤史郎先生に、シカとの共存はどうあるべきか話していただきます。

 

詳細は、チラシをクリックして拡大し、ご覧になってください。

ご参加をお待ちしています。

 

2022年7月3日午後1時~4時半 

於:関西学院大学(西宮市上ヶ原) 

参加費500円 (学会員・学生は、無料)

 

参加用フォームはこちら↓

https://ws.formzu.net/fgen/S578139739/

6月8日 早期の再エネ法規制をめざす議連総会で、全国再エネ問題連絡会が訴え

2022,6,8、全国再エネ問題連絡会は衆議院第2議員会館地下会議室で4時半から1時間の予定で開催された自民党「真の地産地消・地域共生型エネルギーシステムを構築する議員連盟」(古屋圭司委員長、小林鷹之事務局長)の総会に出席して、再エネの主な問題点5つを4人で分担して発表させていただくことになりました。

 

会場に着くと秘書さんたちが配布物を机上に置くなど、かいがいしく準備されていました。

やがて、各省の官僚の皆さん、そして、委員長をはじめ役員の方々が次々と入ってこられました。

 

まだ時間があるのに早々とひとりやって来られたのは青山繁晴議員です。会議が始まる前に、資料に全部目を通しておられました。

 

記者さんは来てくださっているのだろうか。終了後、詳しく話を聞いてもらいたいなあと思い見渡してみましたが、どなたが記者さんかわかりませんでした。

 

会が始まって、初めに、会長の古屋議員がご挨拶されました。

 

次は私たちです。私たちがもらった時間は15分です。国会の会議は時間厳守ですから、パワーポイントで写真を出しながら、削れる言葉はすべてそぎ落として、最少の言葉で時間内に再エネの問題点を訴えました。議員の皆さんが私たちの訴えを聞いて、一刻も早く再エネ規制法案を作らねばと思っていただけるように、皆、必死でした。緊張しました。(フーッ)

 

パワーポイント使用・配布写真

 

1、森林破壊・自然破壊      森山まり子(熊森)

2、住民の同意なく事業が進む   猪股 弘(加美町)

3、森林法の林地開発許可     義高 光(丸森町)

4、FIT法              山口雅之(静岡県)

5、環境アセス法・温対法       ″

 

この後、各省庁担当者からの発表がありました。

その後、青山議員や務台議員たちから、官僚の皆さんに質問や意見が述べられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

議連終了後、古屋会長や役員の議員と記念撮影

 

この総会の様子は、さっそく次の日に青山繁晴議員のユーチューブ動画ニュース「ぼくらの国会」で、報告されていました。

その速さにびっくりしました。ぜひ、ご覧になってください。

 

第353回「ぼくらの国会」

 

ジャスト1時間で会が終わり、4人の人が古屋議員を取り囲んで、「いつ、規制法案を国会に出すのですか。来年ですか」と尋ねていたので、この人たちが記者さんなのかと思いました。古屋議員が、「そんな悠長なことを言っておれません」と答えられていました。残念ながら私たちをインタビューしようとしてくださる記者はいませんでした。

 

古屋議員をはじめ議連の議員の皆様、日本の森や自然を守るため、なにとぞ再エネ法規制を一日でも早くお願いします。(完)

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