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くまもりNews

クラウドファンディングへのご協力ありがとうございました!

若杉原生林の入り口で記念撮影

今年は、一人でも多くの子どもたちに原生林を体験させてあげたい!とクラウドファンディングを呼びかけました。

多くの方々にご協力をいただき、「子どもたちを原生林に連れていきたい!!~本当の森体験ツアー」を無事実施することができました。

(2019年8月4日 若杉原生林にて実施済み)

クラウドファンディングにご支援ありがとうございました。

早野 誠次 様

aimai 様

わだちゃん 様

Yumi Fukushima 様

ドラフト 様

中野会計事務所 様

kabu 様

さくら 様

松山祥子 様

近藤眞奈美 様

浩山 様

岩村菊代 様

森山なつ子 様

ほか30名の方からご支援をいただきました。

原生林ツアーの様子はこちらからご覧いただけます。

クラウドファンディングで子ども参加費を無料にしてみたら 第24回本部くまもり原生林ツアー

長野県八ケ岳火口に転落したクマについて、森山名誉会長がコメント 東京新聞9月5日24面

当協会はクマについて27年間、徹底した現場主義者の研究者たちと共に、みんなで調べ続けてきました。

マスコミの皆さん、クマのことは、熊森に聞いてください。

 

以下、東京新聞記事です。

 

クリックで拡大されます。

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とよ君 絶対安静の効果あらわれる?

みなさまこんにちは。

9月12日~14日までインターンシップをしております、S田です。

13日はクマのとよ君のお世話に初めて同行しました。

とよ君の近況報告に加えて、私の感じたこともお伝えできたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高代寺に到着するとさっそく、とよ君の獣舎の方から「ガタンッ(ごはんちょうだい!)」と物音がしました。

まず初めての顔合わせということで、人除け柵の内側に入って寝室の横へ行きました。しゃがんで挨拶すると、とよ君と一瞬目が合いました。良い目をした賢そうなクマだなと思いました。とよ君のほうはというと、「さ、ごはん ごはん」という感じで、少し足を引きずりながら寝室に入っていきました。長い食事制限に加えて、狭いスペースから出られないストレスがそろそろ限界なのでしょうか。何度もごはんを催促します。

 

バルコニーの様子は、敷いてある合板の上や、水入れの中にフンがたくさんありました。合板をガリガリかじっていたようで、木の屑も散らばっていました。獣舎の様子を一通り観察してから、職員の方がごはんを用意しました。

 

現在、とよ君は投薬はせず、運動制限をしている状況です。

すでに、とよ君の行動を寝室とバルコニーに限って1ヶ月以上が経過しています。

今日のとよ君は、病状がひどかった時を見ていない私には、少し後ろ足は引きずってはいるものの元気そうに見えました。一時は、腰が立たないので前足でからだを支えてズリズリ引きずりながら移動していたという話を聞いて、今のとよ君とのギャップに少し驚きました。

 

ただ、投薬や運動制限によって劇的に良くなったわけではありません。足の調子が良い日と悪い日があり、まだまだ病状は安定していないとのことです。

 

頻繁に会っていないと、とよ君のシグナルにも、からだの小さな変化にも気が付くことができないのだということを感じました。

そして、見るべきポイントをしっかり把握し、継続的に観察しているお世話隊のみなさんが、本当に貴重な存在であるということがわかりました。

 

その後 獣舎の掃除をして、何度かに分けてカキやリンゴを与えてお世話は終了しました。

 

とよくん、また会う日まで。

 

今年も冬ごもり用のドングリ集めをします。

アベマキ、クヌギなど本部までお送りください。

9月8日、兵庫県選出の国会議員が、荒廃した兵庫の奥山を視察

熊森本部は、国会議員のみなさんに、戦後の拡大造林政策で荒廃した日本の奥山を、現地でご自分の目で見ていただきたいとずっと願ってきました。現場で、五感で体感しないと、野生動物たちが悲鳴をあげているわけがわからないからです。

 

 

都市部から奥山まで視察に行くには、往復と現地滞在で、丸1日を要します。

国会議員のみなさんは超多忙です。

これまで熊森と奥山に入ってくださったのは、視察当時、兵庫県選出の国会議員だった赤松正雄氏と、石井登志郎氏のお二人だけです。

 

うれしいことに、この度、兵庫県選出の片山大介議員が、9月8日の丸1日を開けて、室谷悠子熊森会長らと共に兵庫県の奥山に入ってくださいました。

熊森本部の案内で奥山荒廃をご自分の目で見られた3人目の国会議員の誕生です!

 

この日、午前9時、車で神戸市を出発し、兵庫県北部の人工林地帯に向かいました。

人工林地帯に入ると、さすがに片山議員も「よくここまで植林しましたねえ」と、人工林率の高さに驚いておられました。

これまでも見て来られた風景だと思いますが、説明がないと、山を見ているようで見れていなかったのだろうと思いました。

 

この日は、9月に入ったというのに猛暑日。片山議員は熊森本部スタッフの説明を聞きながら、人工林、広葉樹植樹地、天然林と湧き水などを、噴き出す汗をぬぐいながら山に入って視察し続けてくださいました。また、地元リーダーの話を聞いたり、地元の人達と言葉を交わしたりもしてくださいました。

 

片山議員は、翌朝、東京での会議に出なければならないので、夕方まで奥山の視察を続け、夜の新幹線で東京に向かわれる予定でした。

ところが、あいにくこの日の夜、台風15号が関東地方を直撃する恐れがあるという情報が入り、新幹線が計画運行を発表。新幹線が動いているうちに東京に向かうには、午後3時に姫路駅に着いていなくてはならないことになりました。

残念ながら、最後に見ていただく予定だった若杉天然林の視察を中止せざるをえませんでした。若杉原生林は、また別の機会に見てくださるそうです。片山議員、本当にありがとうございました。

 

百年先千年先を見越して、今取り組まねばならない日本の奥山水源の森の緊急保全活動。このような私たちの市民活動を支援したところで、1円にもならない上、生きている間は評価もされないし、票にもつながらないと思います。

それでもいいので、この国の未来のために動きたいと時間を割いてくださる国会議員が目の前に現れました。国民のひとりとして、久し振りになんとも言えないすがすがしくて幸せな気分にひたることができました。

 

片山議員に続いて、かつてクマたちが多く棲んでいた奥山水源の森の荒廃実態を見ておこうと思ってくださる国会議員さんや地方議員さんがおられたら、ぜひ、当協会にお知らせください。経費は、当協会の会員の会費を使わせてもらいますので、無料です。

 

熊森事務所に帰り、今日撮影した写真を使ってさっそくこの日のブログを書こうとしたのですが、不注意で画像を消去してしまいました。がっくりしていましたら、片山議員が東京に向かう新幹線の中で書いてくださったと思われるツイッターが、片山議員のカメラに記録された写真と共にアップされていました。

 

片山大介議員のブログ>も、ご覧になって下さい。

 

 

ヒグマによる人身事故に、3識者の多面的なコメントを掲載した十勝毎日新聞社を讃える

クマ類の有害捕殺数は、すでに今年度7月末までに、ヒグマ287頭、ツキノワグマ1611頭にもなっています。(環境省統計より)

 

有害捕殺というと、クマが何か悪いことをしたような印象を受けますが、当協会のこれまでの調査では、動物としてそこにいたことや、そこにある何かを食べたことが殺処分理由になっており、ほぼすべてが誰にも知られず人間によって闇から闇に消されています。(クマだけではなく、現在、わが国では膨大な野生動物が日々有害捕殺されており、彼らも同様です。)

 

マスコミによってほんの例外的に報道されるクマは、やさしい人々から思いを寄せてもらうことができ、生きた証が残り、ある意味では幸せなクマです。

 

 

<以下は、門崎允昭 博士が代表をつ込める北海道野生動物研究所が発行している「北海道熊研究会会報92号」よりの抜粋>

 

今年7月11日と7月29日の午前4時台に、北海道日高系の十勝管内、札内川上流の八の沢源流上にある「カムイエクウチカウシ」頂上東側の圏谷カール」で、ヒグマによる人身事故が起きた。

 

この山頂(1979m)は日高山系第 2 の高峰で、50 ㎞間隔で3カ所ある一等三 角点の2つ目がある。私は(門崎)幾度も四季通じて登っており、 2月にスキーとアイゼンで、 八の沢から頂上に直登した事もある場所。熟知である。今回、羆に襲われた登山者 2 人も、 この八の沢から登山したもの。

 

私の見解:人を襲った個体は同じである。本気で襲っていない。個体は3歳代で襲った時刻 がいずれも午前 4 時台である。反撃されてその個体は、直ぐに、人から離れ、逃げている。 ホイスルを鳴らしていたら、襲われなかった事故である。 羆が居る可能性がある場所には、ホイスル(軽い、音が響きわたる)と鉈は必需品で有る事 を肝に銘じることである。この羆を殺すべきと言う者は、羆の生態に関する己の無知と自 然に対する傲慢さを恥よと言いたい。真摯に、羆や自然と向き合う事だ。そして発言せよ。

 

<以下、十勝毎日新聞より>

クリックで拡大されます。

 

熊森から

この事件に対して、帯広市にある「十勝毎日新聞社」は、3人の異なる識者の見解を掲載しました。

報道姿勢として、当然の基本ではありますが、行政発表や行政付き識者のコメントしか掲載しない新聞社がほとんどになってしまった現在のわが国では、快挙であり、大変すばらしいと思います。

多様な意見を伝えなければ、国民に考える力が付きません。熊森は、「十勝毎日新聞社」に大拍手を送りたいと思います。

みなさんは、この3者のコメントをどう思われますか?フェイスブックでコメントを出し合えればいいですね。

 

 

・悪は悪人が作り出すのではなく、思考停止の凡人が作る。

・多くの人が考え続けることで人間は強くなり、愚かな判断をし、破滅するという愚行から逃れられる。(女性哲学者ハンナ・アーレント)

兵庫県戸倉トラスト地 植生調査の結果

こんにちは。インターンシップ学生のTです。9月2日に、広葉樹植樹地の植生調査を行うため、奥山保全トラストさんが保有している戸倉トラスト地を訪れました。今回はそのことについて、書かせていただきます。専門知識がないので、あまり専門的なことは書けませんでしたが、どうか、あたたかい目で閲覧していただけたら幸いです。

 

戸倉トラスト地は、兵庫県宍粟市にあります。2006年に購入され、その広さは、120ha(363,000坪)になります。今回、トラスト地の入り口部分に入らせていただきました。

 

また、今回の植生調査に主原憲司先生も来てくださいました。

 

車から降りて、少し歩き始めたとき、シカにかじられたオタカラコウとシダを発見。これらは、シカが本来食べるものではありません。主原先生いわく、これは森の中のシカの食料が減ったことが原因だそう。それによって、シカが本来食べようとしない植物を食べ始めたということです。今後、さらにシカの食料がなくなると、毒性のある植物まで食べるようになるそうです。とてもかわいそうです。

 

シカにかじられたオタカラコウ

 

シカにかじられたシダ

 

丁寧に植生について教えてくださる主原先生

 

また、トラスト地でヤマビルを初確認しました。職員さんによると、去年は全くいなかったそうです。不幸なことに、ボランティア学生が一人、ヤマビルに血を吸われてしまいました。痛みがないので、昼休憩まで気付かなかったそうです。ヤマビルのいる時期には、十分な対策が必要ですね。

 

ポイズンリムーバーで毒を抜いている様子

 

戸倉トラスト地では、クマのエサを確保するために、クマの好きな実をつける木(クリ、サルナシ、ウワミズザクラetc…)が植えられています。中には枯れているものもあり、全ての木々が順調に成長しているとは言えないようです。

 

また、主原先生の指示で、大切な苗木を守るため、自然に生えてきたコシアブラの木(約3メートル)を数本、初めて除伐しました。これから苗木がすくすくと成長して、美味しい果実を実らせてくれることを願うばかりです。

 

シカよけ網で囲まれた植樹地

取り返しのつかないリニア 過去のトンネル工事による水涸れ情報続々掲載 静岡新聞に大拍手 

山にトンネルを掘ると、高い圧力下に封じ込められていた水が噴き出すのは、多くの人が知っていると思います。

その結果、トンネル工事によって取り返しのつかない国土環境破壊が引き起こされるのですが、これまでは、経済や便利さが優先され、ほとんど無視されてきました。

 

以下、静岡新聞9月1日が取り上げた、過去のトンネル工事による様々な水枯れ例から、2つを紹介します。

 

(1)100年前の東海道線丹那トンネル工事に伴う水涸れ

 

トンネル工事を巡る補償問題は全国各地で発生し、被害を受けた住民が対応に苦慮した事例は多い。県内では約100年前の東海道線丹那トンネル工事に伴う水枯れが有名だ。

 

函南町誌や鉄道省(現在の国土交通省やJR)の資料によると、トンネル真上の丹那盆地(函南町)はワサビを栽培できるほど水が豊富だったが、工事の進行とともに地下水脈が変化し、盆地内に水枯れが広がった。

 

飲料水に支障が生じるほどで、住民は鉄道省にたびたび救済を訴えたが、同省は当初、関東大震災の地下変動や降雨量減少のせいだとして本格調査に応じなかった。約10年で多額の補償を得たが、配分を巡って集落間で対立し、住民の襲撃事件にも発展した。同町の資料には「覆水盆に返らず」と記されている。

 

 

(2)20年前の新東名高速道粟ケ岳トンネル工事に伴う水涸れ

 

新東名高速道建設中の1999年、掛川市の粟ケ岳トンネル工事中に出水が発生した。間もなく周辺の倉真地区で農業用水を採る沢が枯れ、東山地区では地下水を源とする簡易水道が断水した。

「切れたことのない沢が突然、2キロくらいの範囲で干上がった。驚いたし困ったよ」

粟ケ岳北麓で沢の水を使って茶園を営んでいた60代の男性は、当時のショックを振り返る。

 

着工前、日本道路公団(現中日本高速道路)の説明会が開かれたが「水枯れの可能性の話はなかった」と男性。断水後、地区の要望を受けた公団は、トンネル内の止水工事に加えて別の川から茶園へ約2キロの引水管路と中継ポンプを設ける補償的措置で応じた。

 

ただ、完成した管路は水が出ず、男性は不具合を訴えたが結局1度も使えなかったという。止水の効果も限定的で、男性は水を確保する負担と茶価安から生産を断念。金銭補償を求めて5年ほどたった昨年、中日本高速道路とようやく補償が成立した。

 

熊森から

 

静岡新聞さま、リニアのどうしようもない負の面を伝えて下さってありがとうございます。大拍手です。こんな新聞なら購読したいです。

 

南アルプスの貴重な生態系を守るため、静岡新聞だけではなく、全国のメディアが、リニア工事の不都合な真実を伝えてください!マスコミが真実を伝えさえすれば、多くの国民は、リニアなんていらないと言い出すと思います。

 

トンネルを掘れば、水脈が失われたり変わったりするのは当たり前です。人間は声を挙げられますが、自然界は声を挙げられません。全国各地で道路や新幹線のトンネル工事が続く今、地元の人たちや自然界、他生物が泣いていることを、全国民が知らねばならないと思います。

 

水源の森を干からびさせてまで、また、多くの野生生物を死に追いやってまで、今以上、便利になる必要はあるのでしょうか。もう十分便利です。これ以上の便利さを追い求め、国土を開発し続けるなら、自らを生かしてくれている大地を失うことになります。あまりにも愚かです。

 

今からでも遅くない。南アルプスにトンネルを貫通させるなど、クレージーの一言です。

リニアに賛成の方は、クマをはじめとする南アルプスの動植物をどこに移住させるのか、教えてください。移住先などどこにもないはずです。

 

リニア大井川問題、全量回復を事実上撤回 JR「約束ではない」

以下、静岡新聞2019.8.30より

 

リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に伴う大井川流量減少問題で、JR東海の新美憲一中央新幹線推進本部副本部長は29日、昨年10月に同社が表明したトンネル湧水の全量を大井川に戻す方針に関し「約束ではない」との認識を示した。全量回復とした当初の方針は「工事完了後との認識だった」と釈明し、工事中を含むトンネル湧水の全てを大井川に戻すとする方針を事実上撤回した。

 

静岡県庁で開かれた利水関係者との意見交換会後に記者団の取材に答えた。新美副本部長は「その時点(昨年10月)で工事中、工事完了後など、細かいところまで詰めて話をしていなかった」と説明。全量回復の具体策について「私の頭には浮かんでいない。これ以上はノーアイデアだ」と述べた。一方でトンネル湧水の県外への流出量を減らす努力は、引き続き検討する考えを示した。

 

流域市町や利水団体は「全量」には、工事中に発生する湧水も含まれるという認識で「約束が守られていない」(大井川土地改良区の内田幸男理事長)と不信感を募らせている。利水関係者とJRとの今後の協議に影響する可能性もある。

 

JRは昨年10月、利水団体との基本協定案で「原則として静岡県内に湧出するトンネル湧水の全量を大井川に流す措置を実施する」と明記。金子慎社長は昨年11月の記者会見で協定案の「原則として」の削除も可能との認識を示したが、29日の都内の記者会見では「(意見交換会で)技術者が丁寧に説明しているので(私の)説明は控えたい」とした。

 

全量回復の方針に関しては、愛知県の大村秀章知事が「JRは全量返すから影響ないと言っている。次に何があるのか」と発言し、本県の対応を批判する根拠にもなっていた。

 

 

熊森から

 

工事中を含むトンネル湧水の全てを大井川に戻すことなどできないとJRが正直に言ったのですから、南アルプスにトンネルを掘る計画はこれでもうおしまいです。

 

リニア工事は取り返しのつかない国土大破壊です。何度考えてみても、この工事は日本国が滅びることを願っている人たちの策略としか思えません。

 

南アルプスに穴をあけて新しく人工水脈をつくってはならないのは、健康なじぶんのお腹に穴をあけて人工血管を取り付けてはいけないのと同じです。

 

とんでもないことをしてしまったと後で気づいても、もう元の体には2度と戻せません。

森林環境税・譲与税の学習会 in 東京

首都・東京で放置人工林を豊かな天然林へ 8月24日

森林環境税・譲与税法が成立し、各自治体に森林整備のため、森林環境譲与税が配られ、予算化されています。

森林環境税の導入をきっかけに、首都・東京で、豊かな森再生の流れを広めたいと急遽学、学習会を開催し、室谷会長が講師をしました。7名の議員の皆様を含む25名が参加してくださいました。

ツキノワグマは人工林率40%を超えると絶滅へ向かう。

東京都のクマ生息地である多摩地域の人工林率は60%を超えており、その多くが放置され荒廃しています。

関東の人工林マップ(オレンジが人工林)

首都圏全体を見ても、水源地の森が人工林になってしまっていることがわかります。

水源確保、土砂崩れによる災害防止、東京で絶滅寸前となっているツキノワグマの生息地確保(生物多様性保全)、花粉症軽減のためにも、放置人工林の天然林化が必要です。

 

放置人工林の天然林化はほぼ計画されていない

勉強会に、先立ち、熊森本部と東京都支部で、東京都の全自治体に今年の森林環境譲与税に使途について聞き取り調査をしました。聞き取りの結果、森林を持つ自治体でも、都市部でも、森林環境譲与税を天然林化(広葉樹林化)に使うという自治体はほとんどありませんでした。

東京都も水源地域の間伐は実施していますが、自然の森に戻していくという事業はなく取組みが全く進んでいません。

東京都自治体への聞き取り結果

 

市民が声をあげ、水源の森再生の流れを

森林環境譲与税の使途を決めるのは、自治体です。市民が声をあげ、要望することで、税を豊かな森再生のために本当に必要なことに使ってもらうことができます。

参加された議員の皆様から「森林環境税や譲与税について、詳しく知ることができたので、自分の自治体で動いてみたい」「各自治体を指導する立場にある都や県に働きかける必要があるのでは」と言った声が上がりました。

学習会の後、参加者で意見交換をし、東京都支部でも取り組んでもらえそうな自治体を探して、要望をしていこうことになりました。

【熊森の提案する森林環境譲与税の使途】

1 森林がある自治体

 放置人工林の天然林化(広葉樹林化)を進めるための事業(予算)をつくってほしい

2 都市部の自治体

①自治体の水源地にあたる地域の放置人工林の天然林化を応援してほしい

②子どもたちの森林の大切さを伝える環境教育の実施

森林環境税・森林環境譲与税についてたくさんの人に知ってもらい、大切な税金を本当に必要なことに使ってもらうために、これからも全国で学習会を開いていきたいす。

ぜひ、日本熊森協会本部事務所までご連絡ください。

初めまして「とよくん」

初めまして。インターンシップ学生のTです。8月29日から9月5日まで熊森協会でお世話になります。

 

初日の今日は、くまの「とよくん」のお世話をさせていただきました。それについて僕が感じたこと、とよくんの近況報告を書かせていただきます。

 

初めに僕が獣舎の方へ歩いていくと、とよくんは獣舎から顔を出して「初めまして。」と言わんばかりにこっちを見ていました。そのあと獣舎へ行くと、エサ用の穴からクンクンと顔を出してくれました。ツキノワグマを間近で見たのは初めてでしたが、とても愛くるしい印象でした。

 

とよくんは4本の足を使って歩いていました。とよくんの後ろ足について調子が良くなかったことを事前に伺い、心配していましたが、これを見てほっとしました。この日も、職員さんがキウイに薬を入れて、とよくんに投薬していました。これからさらに良くなることを願うばかりです。

 

最初に僕がさせていただいたのは、うんちのお掃除です。大きいうんちがどーんとバルコニーに落ちていました。排泄は良好なようです。職員さんと協力して、数回に分けてバケツへ。その後、職員さんがモップを使ってバルコニーを綺麗に掃除しました。

そのあとバケツの水を入れ替えさせていただきました。思った以上に大変でした。

とよくんにご飯を与えさせていただきました。数回に分けて与えました。そのたびにとよくんは、それをすぐさま完食。次はまだかと訴えてきます。とよくんにとって、今の時期は冬に備えて脂肪を蓄えないといけない時期。それに加えて食事制限中でおなかがすいているのか、とよくんは少しイラついた様子でご飯を求めていました。それを見てとても申し訳なく感じましたが、とよくんの足にとって食事制限は欠かせないものだと聞きました。がんばれ。とよくん。

餌を元気に食べるとよくん

 

とよくんは外へ出たいのか、バルコニーの檻を噛み始めました。今のとよくんの生活空間は狭いので、ストレスが溜まってしまうかもしれません。とよくんのストレスをためさせないためにも、スライス丸太に加えて、大きい丸太を投入。とよくんのストレスがたまらないことを願うばかりです。

 

追記:とよくんの写真が少なめだったので、8月26日に撮影されたものをお見せします。この日も、元気にご飯を食べていたようです。

 

鼻にご飯を付けたままのとよくん

 

 

山菜のミズを元気に食べるとよくん

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