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いずこも同じ、風力推進者の正体と苦しむ地元   ドイツARDテレビ 29分番組:字幕付き

今日、由良守生氏のオフィシャルホームページトップから、ドイツARDテレビのドキュメンタリー番組が見れるようになっていることに気づきました。
先日、風車病を解明した研究者たちのドイツのテレビ番組を見て衝撃を受けたばかりなので、またドイツのテレビか、ちょっとしんどいかなと思いつつ、日本語字幕:鶴田由紀の名に惹かれて、この前と同じ人が翻訳されているのか、ちょっとだけ覗いてみようと思いました。
結果、どんどん番組に引き込まれて、終わりまで見てしまいました。ドイツでは風車は山に建ててはいけないことになっている、市民の力が強いので市民が許可しない限り風車は建たないなどとこれまでドイツのいい話ばかり聞いてきました。しかし、実態は風力発電利権に狂った人たちのしたい放題になっていることがわかり、いずこも同じかとまたまた大衝撃を受けました。と同時に、風力発電推進のからくりがはっきりわかりました。
皆さん、この動画も必見ですよ。
以前、我が国が戦後の拡大造林策において、広大な森を皆伐したことについて、どうしてこんなバカげた政策を取り入れたのかと疑問に思ったことがあります。ドイツ林業をまねたと聞いたので調べてみると、ドイツは戦前すでに皆伐林業は失敗だったと結論付けていたという情報を得ました。ドイツが失敗したと言っていることを、なぜ日本は戦後まねたのか。林野庁の皆さんは、ドイツの新しい文献を読んでいなかったのかと、がっかりしたものです。
今回の風力発電に関しても、先進国ドイツからしっかり学ぶべきです。今、日本各地で、風力発電の事業説明会が持たれていますが、地元住民としては情報が少なすぎて、風車が建ったらどういうことになるのか想像できないため、いいことづくめの業者の説明に反論しにくい状況です。地元の生き物や人々の健康を脅かし、一部の人たちの金儲けの手段と化した再エネを支えているのは、ドイツも日本も全国民に強制的にかけられた再エネ賦課金です。よって、この問題は都市市民も含めた全国民の問題であるとも言えます。
風車先進国のドイツが今どうなっているか、とても分かりやすく作られています。風車計画のある地域は、ぜひ前回ご紹介した番組とこの番組を集落ごとに集まってみんなで見ていただきたいです。
利権にまみれた人々が良心を失っていくのは日本も同じですが、このような利権の裏を暴く番組を作って放映しようとする正義感と勇気にあふれるジャーナリストたちがいる点はドイツは日本と違うと思いました。日本のテレビ局、ドイツに負けるな!

 

日本語字幕(翻訳:鶴田由紀)

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