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くまもりNews

6月5日~6日 北海道森林組合長らを、本部から3名が取材訪問

帯広の会員が、飛行場まで車で私たちを迎えに来てくださいました。ありがたいことです。私たち本部一行は、北海道日高山脈を初めてみました。写真は、道中の夕張山地です。

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とにかく関西地方と違い、北海道の自然は、破格の雄大さです。針広混交林が、このあたりの原生林のようでした。

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針広混交林といっても、そばで見ると、針葉樹の部分はスギではなくエゾマツやトドマツとのことで、何となく雰囲気が本州の山とは違います。

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立ち寄ったお蕎麦屋さんに、くまもり小冊子が。会員さんのお店と聞いて感激。「まだまだ北海道の人たちは、熊森を知らない。小冊子をたくさん買って、あちこちのお店に置いて回る活動をしています」と、同行してくださった地元会員。

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やっと到着した酪農家でもある森林組合長さんのお宅。お話は、とても興味深いものでした。

シマフクロウやヒグマの棲む森を、なぜ、森林組合長さんが守ろうとされているのかお聞きして、すばらしいと思いました。また、ヒグマたちと何の疑問もなく共存されている姿にも、感動しました。シカだけは例外で、増えすぎて困っているということでした。熊森小冊子を読んでくださったそうですが、まったく同じ考えですと言われていました。

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牧場は80ヘクタールもある広大さでした。牛を初め、全ての動物たちを大切に思い、動物たちの自由を最大限に保証されておられました。詳細は会報で、読んでいただきたいと思います。会員のみなさん、お楽しみに。

また地元会員の方が、ヒグマの棲む豊かな森140ヘクタールを買い取って、個人でトラストされようとしていました。こちらにも感激しました。今回の取材旅行で、私たち本部が知らない所で、会員さんたちが、がんばってくださっていることを知りました。

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