くまもりHOMEへ

くまもりNews

クマ130頭を胆汁採取から救出へ、動物保護団体が中国で計画

ロイター 4月15日(火)18時7分配信

[北京 15日 ロイター] -香港を拠点とする動物保護団体「アニマルズ・アジア」は15日、胆汁の採取を目的にクマを飼育している中国の施設から、過去最大規模となる130頭を救出する計画を明らかにした。中国のクマ牧場をめぐっては、動物虐待に当たるとして批判が強まっている。

同団体によると、中国国内では最大1万頭のクマが胆汁を取ることを目的に飼われており、劣悪な環境下に置かれていることも多い。

漢方薬の原料となるクマの胆汁は、胆のうを切開した部分から繰り返し抜き取られる。アニマルズ・アジアは、広西壮族自治区の南寧にあるクマ牧場を引き取り、向こう3年で500万ドル(約5億1000万円)を投じてクマの保護区に作り変える計画だとしている。

専門家によると、クマの胆汁を売ることは中国本土や日本などアジアの一部では合法だが、輸出入はワシントン条約で禁じられている。

 

<熊森から>

中国のクマ牧場のクマの胆汁採取場面の写真を見た多くの人たちは、熊森会員でなくとも、その残酷さに卒倒しそうになると思います。お金に狂うと、人間がどこまで残酷になれるかを示しています。熊森は、ロイター配信ニュースが本当かどうか確かめる方法を持っていませんが、もし本当なら、すばらしいニュースだと思います。

 

フィード

Return to page top