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マイマイガ、岐阜県飛騨山中で「ゾンビウイルス」に集団感染 →大量死始まる

マイマイガが異常発生した後は、ウイルスに冒されて大量死が始まると、先日、熊森を指導してくださっている研究者に教わったばかりです。飛騨経済新聞に、さっそくその記事が載ったので、びっくりしました。
以下は、新聞記事の一部紹介です。関心のある方は、ネットを検索して全文をお読みください。
飛騨経済新聞 7月7日(月)配信

 飛騨山中を中心に現在、別名「ゾンビウイルス」と呼ばれるバキュロウイルス科ウイルスに集団感染した「マイマイガ」の大量死が相次いで目撃されている。

 

マイマイガは、石川県や岐阜県で昨年から爆発的に大発生しているドクガ科に分類されるガの1種です。昆虫類などの節足動物にしか感染しないというバキュロウイルス科ウイルスに集団感染して大量死が始まりました。バキュロウイルス科ウイルスが「ゾンビウイルス」と呼ばれるゆえんは、感染した宿主がウイルス飽和状態になるまでエサを捕食し続けた後、脱力状態となり、果てはウイルスを含んだ体液を周囲にまき散らしながら死に絶えるからだそうです。

 

ムクドリはマイマイガ幼虫の天敵。過去にアメリカで人為的な原因によりマイマイガが大発生した際、終息に向け一番活躍したのはムクドリだったそうです。現在、高山市中心部など市街地では殺虫剤散布によるマイマイガ駆除を行っているが、せっかくのムクドリの助けを一切断ることになります。

(熊森から)ここは、ぜひ、薬剤散布による環境汚染をさけるためにも、ムクドリたちに片付けてもらうようにお願いします。

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