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福島原発指定廃棄物の最終処分場に選定された栃木県塩谷町は、クマたちの生息地=水源の森

熊森は「指定廃棄物」の最終処分場を水源の森に持って行くことに、絶対反対です。

 

環境省井上信治副大臣は7月30日、栃木県塩谷町は役場を訪れ、東京電力福島第一原発事故で発生した「指定廃棄物」の最終処分場を、日光市の隣にある塩谷町の国有林野3ヘクタールに選定したことを塩谷町見形和久町長に伝えました

→ 町長は、水源地があることなどから、反対を表明されました。

 

塩谷町と言えば、栃木県のクマの生息地です。ということは水源の森が残っているということです。

 

熊森顧問の橋本淳司先生も、さっそくブログで、塩谷町にある環境省の名水百選にも選ばれている尚仁沢(しょうじんざわ)湧水を訪れた時の思い出を書かれ、なぜ、多くの生き物たちの命を育む水の郷で、複雑な地下水脈を持つ同地が、最終処分場に選定されたのか、全く意味がわかりませんと結んでおられます。

 

塩谷町の人口は1万2千人です。環境省は、もし、塩谷町が「指定廃棄物」の最終処分場受け入れるなら、地域振興や風評被害対策の財源として計50億円を交付する方針を表明しています。(熊森は、札束で言うことを聞かせようという環境省のやり方が、非常にいやらしいと感じます)

 

栃木県の最終処分場を巡っては環境省が2012年9月、塩谷町に隣接する矢板市の国有地を候補地として提示したことがあります。この時は、住民の激しい反対運動が起こったため撤回に追い込まれた経緯があります。

 

小さな町ですから、50億円は目もくらむような大金でしょうが、塩谷町のみなさんは、どうかお金にまどわされず、水源の森であるふるさとの山々を守り抜いていただきたいと思います。

 

熊森はクマたちと共存されている塩谷町を応援します。

 

 

 

 

 

 

 

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