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秋田県阿仁熊牧場で開催された専門部会に熊森委員出席 1月15日

平成26年度第2回の利活用推進協議会専門部会が、北秋田市阿仁打当温泉で開催されました。

 

くまくま園のキーワードは、「動物愛護」であることを、まず最初にみんなで再確認しました。こんな場所が日本に誕生したことを、本当にうれしく思いました。

 

八幡平熊牧場に残されたヒグマたちをとりあえず全頭救命できたが、ただ終生保護飼育するだけではなく、今後どのように利活用していけばいいか、みんなで考えました。

ここを訪れた人々が、クマという動物を正しく理解できるようになり、森とクマの関係を理解し、深い動物愛護の気持ちが育つようにするには、説明者やイベント、展示など、今後様々なものを揃えていく必要があるということで、一同合意しました。

今後、施設拡充をめざしていくにあたって、熊森が以前集めた基金の残りがあるので、それらも使ってもらうよう熊森が申し出たところ、みなさんに大変喜んでいただけました。くまくま園の今後が楽しみです。全国から世界から、訪問客が来るような、感動的な施設にしていってほしいです。

 

また、経営破たんした八幡平熊牧場に残されたクマたちは殺処分するしかないという声も最初あったなかで、秋田県や北秋田市がどのようにして全頭救命に成功したのかも、記録に残してほしいです。秋田の人々の優しさが訪れた人たちに伝わり、みんなとてもうれしく幸せな気持ちになると思います。

 

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専門部会の様子2015.1.15 北秋田市打当温泉

専門部会委員 

①秋田市大森山動物園園長 ②秋田内陸縦貫鉄道社長 ③アドベンチャー・バケーション・ネットワーク代表理事

④北海道大学獣医学科教授 ⑤秋田県立大学生物資源科学部准教授 ⑥北秋田市阿仁猟友会会長

⑦NPO法人 冒険の鍵クーン ⑧男鹿水族館館長 ⑨日本熊森協会会長

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