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「リニア中央新幹線」建設批判封殺の背後にあるもの

リニア新幹線沿線住民ネットワークは2014年12月16日、国交大臣が出したリニア中央新幹線工事実施計画承認に対する異議申立て書5048通を国交省の鉄道局施設課に提出しました。わずかの期間に、5000を超える国民から異議申し立てが出たことを、国もJR東海も無視できないはずです。しかし、ほとんどのマスコミが取り上げなかったため、熊森も異議申し立て書がいつ提出されたのか知りませんでした。

どうしてマスコミはリニア推進記事しか報道しないのか

 

不思議に思っていたところ、LITERAがこの問題を取り上げていました。以下に、一部紹介します。

<マスコミが抱える“JRタブー”>LITERAより

今月(1月)8日、「週刊プレイボーイ」(集英社)のウェブニュースサイトに、「リニア報道に圧力が? メディアは不都合な真実をなぜ伝えられないのか!」と題された記事が掲載された。執筆者はリニアへの取材を続けるジャーナリスト・樫田秀樹氏。その内容は、リニア計画に対する異論を封殺する動きがあることを指摘したものだ。

 

日本最大の公共交通機関であるJRはマスコミの広告元として強大な地位を占めている。加えて、新聞・週刊誌はJRの販売店「キヨスク」での取り扱いの比重が大きい。つまり販売ルートをガッチリと押さえられている。その上、すでにリニア計画は一企業の枠を超えて“国策”の様相を呈し始めている。(どおりでマスコミが口をつむる訳だ)

 

<熊森から>

リニア中央新幹線は、日本の歴史始まって以来の巨大国土破壊となります。勇気あるジャーナリストが各所に出てきて、本当にこんなものを造っていいのか、しっかりと実態を報道して欲しいです。

実態さえ国民に伝われば、ほとんどの国民は「夢のリニアモーターカー」が「悪夢のリニアモーターカー」であることに気づき、日本の国土を愛する気持ちが強い人ほど、建設に反対すると思います。

 

ほとんどが地下走行ですから、巨大地震が起きたら、救出不可能の上、復興も不可能です。(コンクリートは地下深く流し込むことはできますが、いったん固まったら地上に取り出すことはできないからです)国土弱体化の最たるものです。

 

ぜひ、良識ある国民の力で、建設見直しにもっていきましょう。

 

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