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くまもりNews

SOS!木の実ゼロの異常事態。人もクマも守るためにわたしたちができること

今年は、山に木の実ゼロの異常事態が発生しています。

そのため、クマたちが、食料を求めて人里に出てきては、捕殺されています。
これでは、クマが絶滅してしまいます!
クマは多くの地域で絶滅危惧種なのです。
日本の水源の森を造ってきた動物たちの命を守るために、わたしたちにできることがあります!

熊森は、クマ生息地の役場、猟友会、住民のみなさんの御協力を得て、クマたちが集落に入って来ないように、ただ今、集落の外にクマたちの食料をどんどん運んでいます。
これは餌付けではなく、今年のような山の実りの大凶作の異常年、クマを殺さずにクマ問題を解決するための緊急措置です

クマたちに食料を提供すると、人や作物が守れます

これ以上クマを殺したくない、クマ生息地の行政、住民のみなさん、クマたちへの食料運びに御協力ください。熊森からクマの食料を無料で送らせていただきます。
メールや電話で、至急ご連絡ください。非公開、極秘OK。秘密は守ります。(当会への連絡はこちらのページから。)

クマが里に下りてくる問題の最大原因は、今年2010年の大食糧難なのです。(参考記事:「2009年、2010年の兵庫県の山の実り比較」)

2004年、2006年も凶作年であったので、クマたちが里に下りてきて大量に捕殺されてしまいました。(環境省によるクマ捕殺数データPDF H16~18年末 H18年~H22年現在)。

クマたちが出てくるのは山の実りが無いことが根本原因です。決して悪さをするために来るのではありません。

大量のドングリを送ってください!

熊森は、クマたちが出てきている所に、大量のドングリやクリを運んでいます。
近隣地域の学校や公園のドングリを送ってください。

ドングリ引受先としてご協力下さっている方々のリストは以下です。
http://kumamori.org/news/blog/2010/10/19/about_animals/856/

当協会は、兵庫県本部をはじめ、各県でクマに食料を運んでいます。

求む、不要のクリ、リンゴ、カキ、ナシ

熊森は、クマがこれ以上殺されるのを止めるため、商品にならない廃棄処分用の果実を農協や業者の方々から買い取るための緊急予算を組みました。
安く売ってくださる方、または、交渉してそういうところを見つけてくださった方は、至急ご連絡下さい。
(当会への連絡はこちらのページから。)

クマが集落に出て来ないよう、クマの食料になりそうなものは全て片付けよという行政の指導は間違っています。これではクマは死んでしまいます。仕方なく、街中に出ていくことになります。そうなれば、クマも人もパニックを起こし、人身事故が続発するという最悪の結果をもたらします。

国も地方行政も、クマを殺すことしか考えていません。地元の人たちやクマたちがこの秋を無事に越せるよう、わたしたち国民がどんどん動き始めましょう。

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