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11/15更新 全く殺す必要などない瀬戸市のクマ、13:43射殺される 

逃げようと、毎日、穴を掘り続けていた誤捕獲グマ

本当は今日は、ついにこのクマを放獣してやる日だったのです。しかし、行政判断で、昨夜、事態は射殺へと急転。昨晩一睡もしていない熊森ピケ隊4名は、暗いうちから檻の前に立ち、7時間以上県行政や猟友会に

「誤捕獲グマなので、民家など全くないこの山中で放獣すべきだ。どうしてもだめなら、当協会は隣接2県に合計758ヘクタールのクマたちが棲む広大な山を持っているので、その山に放獣してやって欲しい。放獣作業はすべて熊森がやらせていただく。命だけは助けてやってほしい」

と、訴え続けました
追い詰められていく熊森ピケ隊

1:30行政による退去命令発令従わなかったところ、30人近くもやってきた行政マンなどに無理やり暴力的に引っ張られ、もみあいとなりました。ついに、強制排除され、檻から離されました。

その直後、13:43、この小さなクマはライフル銃で射殺されました。

ピケ隊員たちは、その場に泣き崩れました。

周りの山を見てください。自然林の真っ只中です。このクマがここにいて困る人など誰もいません。何の落ち度もなかったこのクマを、なんとしても、助けてやりたかった。行政は、今後は、クマがかかったら逃げられるクマスルー檻に変えていく必要を感じたといわれていました。ならば、なぜ、今回、このクマをここで放してやってくださらないのか、理解できませんでした。扉を開けて、逃がしてやりたいという衝動に、何度も駆られました。



早朝、急を知って車を飛ばして現地に駆けつけてくださった地元会員やマスコミ関係者たちは、警備員に阻止されて、ひとりも現場に入れてもらえませんでした。近々、今回の件に対するコメントを書きます。

応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

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