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10月27日 兵庫県野生動物保護管理運営協議会への委員出席と傍聴 兵庫県は、クマに個体数調整を導入しないことに

兵庫県県民会館で午後1時30分から5時まで、兵庫県野生動物保護管理運営協議会が開かれました。

議題:①第11次鳥獣保護事業計画案(平成24年~29年まで)について

②クマ・サル・シカ・イノシシ各保護管理計画案案について(平成24年~)

膨大な資料が配布され、紙の厚さが約2センチでした。森山会長は、朝から3時間半かけたが読み切れなかったと言っていました。行政のみなさんの大変な御苦労を思うとともに、個々の動物についてここまで文書化する意味があるのだろうかという疑問も持ちました。尚、この会議の後は、審議会やパブリックコメントを経て、案が最終決定されていくそうです。

何人かの熊森スタッフが、傍聴を願い出ましたが、傍聴するには開始30分前に申し込んで、開会後30分後に入室なので、室外の待機時間が約1時間となります。次回から、もう少し待ち時間を短くして頂けたらありがたいのですが。また、会議は図表やグラフが話題になりますが、傍聴者には資料がもらえないので、議論の中身が分かりにくかったです。簡単でもいいので、傍聴者にも資料配布をお願いしたいです。メディアの傍聴は、残念ながら今回もありませんでした。森山会長が冒頭に、県民の税金でやっている会なので、会議の内容を以前のように文字化して県民が読めるようにしてほしいなどと3点の要望を行いました。文字化していただけることになったので、それを見て、詳しく意見を述べたいです。

また、これだけの膨大な内容ですので、3時間の会議では質問すら十分にできませんでした。残された質問は、今後、文書等で行いたいと思います。

尚、当協会が、鳥取県に次いで導入されないかと危惧していた、絶滅危惧種クマへの個体数調整捕殺は、兵庫県案では行わないとなっていました。兵庫県行政に感謝です。

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