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カテゴリー「いきもり」の記事一覧
くまもり本部2018年7月度 自然保護ボランティア募集(初参加、非会員も歓迎)
- 2018-06-28 (木)
- _環境教育 | _野生動物保全 | いきもり | お知らせ(参加者募集) | 太郎と花子のファンクラブ | 豊能町誤捕獲クマ「とよ」
熊森協会本部では、各分野のボランティアを募集しています。
会員・非会員に関わらず、多くの方々にご参加していただきたいです。
学生さんや若い方も、みなさん誘い合ってご参加ください。
ご参加いただける方は、活動日の3日前までに電話、FAX、メールにて熊森協会本部事務局までご連絡ください。
本部電話番号 0798-22-4190
本部FAX番号 0798-22-4196
メール contact@kumamori.org
2018年7月の活動予定
<いきものの森活動>
7月7日(土)植樹地の草刈り(兵庫県豊岡市但東町)
午前8:00に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください
- いきものの森活動は人工林の間伐や実のなる木の植樹、クマの潜み場の草刈りや柿もぎなど、兵庫県北部を中心に実施しているフィールド活動です。参加者のペースに合わせて活動を進めていきますので、どなたでもご参加いただけます。
現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。
雨などで中止になることもあります。
<環境教育例会(於:本部事務所)>
7月2日(月) 毎月第1月曜日
- 小学校や保育施設などで、森や動物の大切さを伝える環境教育を実施しています。環境教育例会では、授業に向けての練習や打ち合わせ、プログラムの作製を行います。絵本の読み聞かせや紙芝居にご興味のある方、子どもがお好きな方、ぜひご参加ください。
<とよ君ファンクラブ(大阪府豊能町高代寺)>
7月3日、10日(満席)、16日、24日、31日
(第1,2,4週は火曜日、第3週のみ月曜日)
- 大阪府豊能町で保護飼育しているツキノワグマのとよ君のお世話です。
現地までの交通手段は本部にご相談ください。
<太郎と花子のファンクラブ(和歌山県生石町)>
7月22日(日)(毎月第4日曜)
参加費:1000円(交通費)
- 和歌山県生石高原で保護飼育しているツキノワグマの太郎と花子のお世話です。
環境教育以外は兵庫県ボランティア保険(4/1~3/31の年間500円)への加入が必要です。
自車参加も可能です。
たくさんの方のご応募をお待ちしております。よろしくお願いします。
本部いきもり活動 柿植樹地の下草刈り
- 2018-06-11 (月)
- いきもり | お知らせ(参加者募集)
2018.6.2 兵庫県の原リンゴ園裏山にあるクマ用柿植樹地の下草刈りに行きました。まだそこまで草が伸びているわけではありませんが、この時期に刈っておけば、この後が楽です。刈った草は苗木の周りに置いて肥料にします。
この植樹地の柿の木の多くは2015年4月に植樹したものですが、昨年初めて5個くらいの実がつきました。
今年はたくさんの花がついていたので、去年より多くの実が実りそうです。
しかし、花はついていても葉っぱの色が薄い木が多かったです。毎年鶏糞を与えているのですが、栄養が不足しているのかもしれません。今回も鶏糞をまいておきました。
全体的には甘柿より渋柿の方が葉っぱの色が濃いようです。
作業終了後、みなさんで記念撮影
この後、時間があったので、他の植樹地の草刈りも実施しましたが、だいぶ苗木が大きくなっているので、もう草刈りはしなくて良さそうでした。ただ、葛がかなり巻き付いていたので、葛を切らないといけなさそうです。
次回いきもり活動は6月19日(火)です。草刈りか、植樹ネットの修理をやります。この時期、野外での活動はすがすがしいです。まだ生きもり活動に参加したことがない方も、ぜひご参加ください。ご応募をお待ちしています。
くまもり本部2018年6月度 自然保護ボランティア募集(初参加、非会員も歓迎)
- 2018-05-24 (木)
- _環境教育 | _野生動物保全 | いきもり | お知らせ(参加者募集) | くまもりNEWS
熊森協会本部では、各分野のボランティアを募集しています。
会員・非会員に関わらず、多くの方々にご参加していただきたいです。
学生さんや若い方も、みなさん誘い合ってご参加ください。
ご参加いただける方は、活動日の3日前までに電話、FAX、メールにて熊森協会本部事務局までご連絡ください。
本部電話番号 0798-22-4190
本部FAX番号 0798-22-4196
メール contact@kumamori.org
2018年6月の活動予定
<いきものの森活動>
毎月第3火曜日、他
6月2日(土)植樹地の草刈り(宍粟市波賀町原 リンゴ園裏山)
6月19日(火)植樹地の草刈り(宍粟市波賀町原 リンゴ園裏山)
午前8:00に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください
- いきものの森活動は人工林の間伐や実のなる木の植樹、クマの潜み場の草刈りや柿もぎなど、兵庫県北部を中心に実施しているフィールド活動です。参加者のペースに合わせて活動を進めていきますので、どなたでもご参加いただけます。
現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。
雨などで中止になることもあります。
<環境教育例会(於:本部事務所)>
6月4日(月) 毎月第1月曜日
- 小学校や保育施設などで、森や動物の大切さを伝える環境教育を実施しています。環境教育例会では、授業に向けての練習や打ち合わせ、プログラムの作製を行います。絵本の読み聞かせや紙芝居にご興味のある方、子どもがお好きな方、ぜひご参加ください。
<とよ君ファンクラブ(大阪府豊能町高代寺)>
6月5日、12日、18日、26日
(第1,2,4週は火曜日、第3週のみ月曜日)
- 大阪府豊能町で保護飼育しているツキノワグマのとよ君のお世話です。
現地までの交通手段は本部にご相談ください。
<太郎と花子のファンクラブ(和歌山県生石町)>
6月24日(日)(毎月第4日曜)
参加費:1000円(交通費)
- 和歌山県生石高原で保護飼育しているツキノワグマの太郎と花子のお世話です。
環境教育以外は兵庫県ボランティア保険(4/1~3/31の年間500円)への加入が必要です。
自車参加も可能です。
たくさんの方のご応募をお待ちしております。よろしくお願いします。
5月15日 本部生き森活動 クマ生息地に広葉樹を植樹するためのシカ除け柵作り
今回は、近々広葉樹の苗木を植樹する場所に、パッチディフェンスと呼ばれるシカ除け柵を張りました。
この山に多くのシカがいるとは思えないのですが、シカ除け柵を張らない限り、苗木はすぐに食べられてなくなってしまいます。
クワを使って道の整備もしておきました。重労働です。
3人で力を合わせ、パッチディフェンスを完成させました。
春になだれ落ちる雪で柵が壊されないように、今回は平らな場所に植樹地を設定しました。
使用した網は、シカが角をひっかけて動けなくなるのを防ぐため、網の目の小さいものを使用しています。
完成したパッチディフェンス
とても暑い日でしたが、3人でがんばりました。
ボランティアさん
周りの山々には、木々が大きな白い花を咲かせており、とてもきれいでした!
その花とは、下の2つです。
植樹に来てくださる皆さん、がんばってください。
くまもり本部2018年5月度 自然保護ボランティア募集(初参加、非会員も歓迎)
- 2018-04-24 (火)
- _クマ保全 | _環境教育 | いきもり | お知らせ(参加者募集) | くまもりNEWS
熊森協会本部では、各分野のボランティアを募集しています。
会員・非会員に関わらず、多くの方々にご参加していただきたいです。
学生さんや若い方も、みなさん誘い合ってご参加ください。
ご参加いただける方は、活動日の3日前までに電話、FAX、メールにて熊森協会本部事務局までご連絡ください。
本部電話番号 0798-22-4190
本部FAX番号 0798-22-4196
メール contact@kumamori.org
2018年5月の活動予定
<いきものの森活動>
毎月第3火曜日、他
5月15日(火)皮むき木の伐採(三田市)
(チェンソーを使えない方はのこぎりでご参加いただけます。)
5月19日(土)植樹地の草刈り(宍粟市波賀町原 リンゴ園裏山)
午前8:00に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください
- いきものの森活動は人工林の間伐や実のなる木の植樹、クマの潜み場の草刈りや柿もぎなど、兵庫県北部を中心に実施しているフィールド活動です。参加者のペースに合わせて活動を進めていきますので、誰でもご参加いただけます。
現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。
天候不順で中止になることがあります。
<環境教育例会(於:本部事務所)>
5月7日(月) 毎月第1月曜日
- 小学校や保育施設などで、森や動物の大切さを伝える環境教育を実施しています。環境教育例会では、授業に向けての練習や打ち合わせ、プログラムの作製を行います。絵本の読み聞かせや紙芝居にご興味のある方、子どもがお好きな方、ぜひご参加ください。
<とよ君ファンクラブ(大阪府豊能町高代寺)>
5月1日、8日、14日、22日、29日
(第1,2,4週は火曜日、第3週のみ月曜日)
- 大阪府豊能町で保護飼育しているツキノワグマのとよ君のお世話です。
現地までの交通手段は本部にご相談ください。
<太郎と花子のファンクラブ(和歌山県生石町)>
5月27日(日)(毎月第4日曜)
参加費:1000円(交通費)
本部の車に同乗される方は残席2名なので、お早めにご予約下さい。
- 和歌山県生石高原で保護飼育しているツキノワグマの太郎と花子のお世話です。
環境教育以外は兵庫県ボランティア保険(4/1~3/31の年間500円)への加入が必要です。
自車参加も可能です。
たくさんの方のご応募をお待ちしております。よろしくお願いします。
3月26日 春の訪れを感じる兵庫県クマ生息地の広葉樹植樹地のシカよけネットを補修
- 2018-04-01 (日)
- いきもり | お知らせ(参加者募集) | くまもりNEWS
クマ生息地のくまもり植樹地は、シカ除けネットで囲ってあります。
このネットが毎年、雪溶け時に斜面を移動する雪によって杭ごと倒されてしまいます。
シカに広葉樹の苗木を食べられる前に、倒れたネットの補修に行かねばなりません。
何とか、倒れないネット張りが出来ないものか。
昨年度、雪の流れを考えたり、ネットを周りの立木に結び付けたりして工夫した場所を見に行きました。
一部雪の重みでネットが下がっていた部分はありましたが、ほぼ完ぺきにネットが残っていました!
立木を使ったネットの固定は、効果がありました。
以前設置したネットの中にも、雪に耐えたものがありました。
しかし、ネットと苗木が近いとシカが首を伸ばして苗木の先端を齧ってしまいます。
ネットがたるんでいるのは、シカが首を突っ込んだ痕跡です。
下写真の尾根筋に残された落葉広葉樹林は、今年ネットで囲って下層植生を回復させたいと考えています。
2つ目の植樹地。こちらのネットは雪の影響を受けて結構倒れていました。ネットを張ってから5年ほど経って支柱が劣化していることも影響していると思われます。倒れたネットを次々と立て直していきました。
この植樹地の周辺には4月になると白い花を咲かすタムシバがあります。この日はすでに花が咲いていました。クマの大好物と言われています。
カマキリの卵も発見。もう少し暖かくなると孵化するのかな。
この日はなんとコウノトリにも出会いました!暖かくなって田んぼから出てきた虫をついばんでいるようでした。
今年は雪が多かったと聞いていましたが、場所によっては少ない地域もあったようです。
雪の影響を受けていた植樹地のネットは、ある程度補修できました。
この日はとても暖かく春の訪れを感じた一日でした。
4月7日のいきもり活動では、雪が多かった戸倉でシカ除けネットの修繕をする予定です。みなさん、是非ご参加ください!
3月17日(土)本部いきもり活動in三田市 計34本伐倒
- 2018-03-22 (木)
- いきもり | お知らせ(参加者募集)
人工林を皆伐または間伐することによって、生き物の棲める生きた森を市民の手でこの国に再生していく。本部「生き森活動」は、里山で奥山で、今年も数多く実施されます。
この日は地元の山林所有者の許可を得て皮むき間伐をした木を、伐採しました。
久しぶりのメンバーも揃って9名で実施しました。とても天気が良く、気持ちの良い一日でした。
地元の協力者が作ってくださったご飯を、青空の下でみんなでいただきました。
最後は、手分けして丸太を運び出しました。
里山なので、材を運び出し利用することが可能です。
玉伐りして積まれた材
この日は、チェンソーを使い始めた人を中心に、たくさんチェンソーを使ってもらいました。
チェンソーを使った方は平均7本伐採し、合計伐採本数は34本!でした。
チェンソーを使わない方は、林床整備を熱心にしてくださいました。
現場はいっそう明るくきれいになりました。
次回の生き森活動は、4月7日(日)です。
ご参加いただけるかたは、本部までご連絡ください。お待ちしております。
くまもり本部2018年4月度> 自然保護ボランティア募集(初参加、非会員も歓迎)
- 2018-03-20 (火)
- _クマ保全 | _環境教育 | いきもり | お知らせ(参加者募集) | 太郎と花子のファンクラブ
熊森協会本部では、各分野のボランティアを募集しています。
会員・非会員に関わらず、多くの方々にご参加していただきたいです。
学生さんや若い方も、みなさん誘い合ってご参加ください。
ご参加いただける方は、活動日の3日前までに電話、FAX、メールにて熊森協会本部事務局までご連絡ください。
本部電話番号 0798-22-4190
本部FAX番号 0798-22-4196
メール contact@kumamori.org
2018年4月の活動予定
<いきものの森活動>
毎月第3火曜日、他
4月7日(土)皮むき木の伐採(三田市)
(チェンソーが使えなくても参加可能です。)
4月17日(火)植樹ネットの修復作業(宍粟市波賀町戸倉)
午前8:00に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください
チェンソーを使えない方はのこぎりでご参加いただけます。
- いきものの森活動は人工林の間伐や実のなる木の植樹、クマの潜み場の草刈りや柿もぎなど、兵庫県北部を中心に実施しているフィールド活動です。参加者のペースに合わせて活動を進めていきますので、誰でもご参加いただけます。
現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。
天候不順で中止になることがあります。
<環境教育例会(於:本部事務所)>
4月2日(月) 毎月第1月曜日
- 小学校や保育施設などで、森や動物の大切さを伝える環境教育を実施しています。環境教育例会では、授業に向けての練習や打ち合わせ、プログラムの作製を行います。絵本の読み聞かせや紙芝居にご興味のある方、子どもがお好きな方、ぜひご参加ください。
<とよ君ファンクラブ(大阪府豊能町高代寺)>
4月3日、10日、16日、24日
(第1,2,4週は火曜日、第3週のみ月曜日)
- 大阪府豊能町で保護飼育しているツキノワグマのとよ君のお世話です。
現地までの交通手段は本部にご相談ください。
<太郎と花子のファンクラブ(和歌山県生石町)>
4月は定員に達しましたので自車参加の方だけ受付いたします。申し訳ありません。
- 和歌山県生石高原で保護飼育しているツキノワグマの太郎と花子のお世話です。
環境教育以外は兵庫県ボランティア保険(4/1~3/31の年間500円)への加入が必要です。
自車参加も可能です。
たくさんの方のご応募をお待ちしております。よろしくお願いします。
くまもり本部2018年3月度> 自然保護ボランティア募集(初参加、非会員も歓迎)
- 2018-02-22 (木)
- _環境教育 | いきもり | お知らせ(参加者募集) | 太郎と花子のファンクラブ | 豊能町誤捕獲クマ「とよ」
熊森協会本部では、各分野のボランティアを募集しています。
会員・非会員に関わらず、多くの方々にご参加していただきたいです。
学生さんや若い方も、みなさん誘い合ってご参加ください。
ご参加いただける方は、活動日の3日前までに電話、FAX、メールにて熊森協会本部事務局までご連絡ください。
本部電話番号 0798-22-4190
本部FAX番号 0798-22-4196
メール contact@kumamori.org
2018年3月の活動予定
<いきものの森活動>
毎月第3火曜日 他に活動が必要な場合は土日を中心に活動を実施します
3月17日(土)風倒木の処理(三田)
3月20日(火)苗床の防鹿ネット修理(千種町鷹巣)
午前8:00に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください
チェンソーを使えない方はのこぎりでご参加いただけます。
- いきものの森活動は人工林の間伐や実のなる木の植樹、クマの潜み場の草刈りや柿もぎなど、兵庫県北部を中心に実施しているフィールド活動です。参加者のペースに合わせて活動を進めていきますので、誰でもご参加いただけます。
現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。
天候不順で中止になることがあります。
<環境教育例会(於:本部事務所)>
3月12日(月) 毎月第1月曜日
- 小学校や保育施設などで、森や動物の大切さを伝える環境教育を実施しています。環境教育例会では、授業に向けての練習や打ち合わせ、プログラムの作製を行います。絵本の読み聞かせや紙芝居にご興味のある方、子どもがお好きな方、ぜひご参加ください。
<とよ君ファンクラブ(大阪府豊能町高代寺)>
3月6日、13日、19日、27日
(第1,2,4週は火曜日、第3週のみ月曜日に変更)
- 大阪府豊能町で保護飼育しているツキノワグマのとよ君のお世話です。
現地までの交通手段は本部にご相談ください。
<太郎と花子のファンクラブ(和歌山県生石町)>
3月は定員に達しました。申し訳ありません。
参加費:1000円(交通費)
- 和歌山県生石高原で保護飼育しているツキノワグマの太郎と花子のお世話です。
午前8:30に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください。
現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。
環境教育以外は兵庫県ボランティア保険(4/1~3/31の年間500円)への加入が必要です。
自車参加も可能です。
たくさんの方のご応募をお待ちしております。よろしくお願いします。
2月12日 三田市 「森の蘇り」の大西理事長ら、皮むき間伐した木の伐倒を熊森に現地指導
- 2018-02-18 (日)
- いきもり | お知らせ(参加者募集)
NPO法人「森の蘇り」は、日本人が外材を大量に輸入し続けることによって、海外の原生林を大量消滅させていることに、大変胸を痛めてこられました。熊森も全く同感です。
片や、日本には、戦後植林されたまま山中に放置されている「線香林」と呼ばれるスギやヒノキの人工林が、大量に残されています。以前は間伐材が工事現場の足場材などとして飛ぶように売れたときもあったのですが、今は足場材が鉄材になったため、需要がありません。
NPO法人「森の蘇り」大西理事長は、なんとかこの間伐材を利用する方法はないか、間伐材で家を建てられないか、いろいろと研究されてきました。すばらしいブログを書かれていますので、ぜひお読みください。
一方、熊森は原則として、材の切り出しなど不可能な奥山で活動しておりますから、残念ながら、皮むき間伐した人工林のスギ・ヒノキは、これまで山に放置してきました。
台風の時、皮むき間伐材が倒れて危険ではないかという声もありますが、意外と台風の時倒れるのは葉がついた生木の人工林の方です。
この度、熊森の皮むき間伐材で、道に運び出せそうなものがあれば、無料を条件で、「森の蘇り」が引き取って利用してくれるかもしれないということになりました。ただし、「きらめ樹間伐材」(=皮むき間伐材)は、木が乾燥しているので、チェンソーの使い方にコツがあるということです。そこで、大西理事長らに来ていただき、熊森8名は、皮むき間伐材の安全な伐倒法を現地指導してもらいました。
チェンソー未経験者でも伐れるように教えられるということで、初体験者にも参加してもらいました。
まずは基本のフォームから指導です。
次は実際に樹木のそばに立ってフォームを確認します。「森の蘇り」さんは徹底的にフォームにこだわります。
次は玉切り。この時もフォームを大事にします。皆さん慣れない姿勢で大変そうです。
そして、ついに伐倒をします。本日、初めてチェンソーに触ったという人も伐倒に挑戦です。伐倒方向、バーを水平にする、逃げる方向を確保、いろいろ考えると緊張してきます。
なんとか伐り終えましたが、ここからが大変です。木の板を組み合わせたものを小さい丸太の上に敷いて、その上に樹木を落としてロープで引っ張ります。
だんだん樹木が斜めに倒れてきます。最後は一気に倒れるので、みんなでその場をすばやく離れます。
こんな調子でこの日は4本伐倒しました。
これまでは生木をたくさん伐倒してきましたが、皮を剥いで乾燥した木を倒す方法を初めて教わりました。ふだんの伐倒にも使えそうな学びの多い講習会でした。
今後、この場所では、皮剥ぎした材のチェンソー伐倒を進めて「森の蘇り」さんに材を利用していただこうと思いますので、多くの方にご参加いただきたいです。
次回からは、元林業に従事していた熊森職員が伐倒を指導させていただきます。