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2010-08

8月22日 JNN「サンデーモーニング」にて水源域トラストの話題がとりあげられました

8月22日、JNN「サンデーモーニング」(TBS系 毎週日曜日8:00~9:54)の「風をよむ21」にて、

水問題が特集となり、奥山水源域のトラスト運動がコメンテーターの方から紹介されました。

日本熊森協会を母体とするNPO法人奥山保全トラストが推進するような水源域保全を、国も率先して進めなければなりません。

8月22日 氷を差し入れ!

残暑厳しい日が続いています。今日は、氷を差し入れしてやりました。太郎も花子も、ぺろぺろなめたり、かじったり、転がしたりして大喜びでした。ビデオにとったのを見ると、もっとおもしろいです。みなさんにも見てもらいたいです。
スイカも持っていってやりました。花子は大喜びでしたが、太郎は見向きもしませんでした。
今日は、7人でお世話しました。若い人が4人。プール掃除など、良くがんばってくれました。

8月21日 祝 くまもり顧問 宮澤正義先生 著書『家族になった10頭クマ』が全国学校図書館協議会の選定図書に選ばれました!

家族になった10頭のクマ

『家族になった10頭のクマ』宮澤正義 著 日本熊森協会 企画角川学芸出版 2010年

日本熊森協会顧問 宮澤正義先生(日本固有野生動物研究者・ツキノワグマ研究第一人者)の最新著『家族になった10頭のクマ』(角川学芸出版2010年)が、この度、全国学校図書館協議会の選定図書に選ばれました。

クマと人間の心の交流を描いた感動の物語です!

Click!→家族になった10頭のクマ

8月19日 読売新聞朝刊 阪神版に紹介いただきました

0819 読売新聞阪神版

8月19日 読売新聞 阪神版より

8月19日 読売新聞朝刊 阪神版に日本熊森協会を母体とする、NPO法人奥山保全トラストの三重県大台町トラストの取り組みを紹介いただきました。

大台町水源の森トラスト成功とトラストの国民的大運動への発展にむけた四元忠博理事長の意気込みが紹介されています。

新聞記事を読んで、お問い合わせいただいた皆さま、どうもありがとうございます。

Click!→三重県大台町水源の森トラスト 特設ページ

8月13日 祝 兵庫県たつの動物園クマ舎改善工事決定

「えさや世話は、市の職員さんがきちんとしてくださっているのでありがたいが、こんな狭い檻に20年間も2頭のクマが閉じ込められていたなんて、胸が痛い。熊森が協力するので、獣舎の改善ができないか。」

この度、これまでの何回かにわたる熊森の申し入れに、市が動いてくださり、拡張改善工事が決定しました!

獣舎の様子

獣舎の様子

熊森の改善提案点がほとんど取り入れられた格好です。

動物愛護に理解を示し予算を組んでくださったたつの市役所に、心から感謝申し上げます。

来年の原生林ツアーには、改善されたクマ舎で遊ぶクマさんが見られます。みなさん、お楽しみに。

獣舎見学の様子

獣舎を見学中の様子

8月20日 読売新聞 クマ出没 今夏相次ぐ…京都府北中部の里山

丹後・中丹 昨年度はや上回る

ワナにかかったツキノワグマ。出没情報が増え、自治体が注意を呼びかけている(7月17日、京丹後市久美浜町二俣で。同市提供)

京都府北中部の里山でツキノワグマの出没が今夏、相次いでいる。丹後、中丹5市では、すでに4月以降で302件の情報が寄せられ、昨年度1年間の件数(221件)を上回っている。今秋は、エサになる広葉樹の実の生育が悪くなる見通しのため、秋頃まで頻繁に民家周辺に出現する可能性が高まっており、府や市町が注意を呼びかけている。

各市によると19日までに、京丹後市79件(昨年度72件)、宮津市67件(同54件)、綾部市55件(同41件)、舞鶴市52件(同36件)、福知山市49件(同18件)。府丹後広域振興局によると、与謝野町では103件(同24件)。昨年度93件だった南丹市は11件だが、府南丹広域振興局によると、同市美山町で、クマがワナにかかったシカを襲っている様子を猟師が目撃したケースがあったという。今夏、目撃が増えていることについて府森林保全課は「明確な理由は分からない」という。

民家・農産物被害 山の実少なめ、秋も懸念

人的被害の報告はないが、民家、果樹園、ハチミツなどが被害に遭う例が出ている。

福知山市大呂では17日午後9時頃、1頭をおりで捕獲。その後、山林にかえしたが、同地区では、山際に設置された鶏舎が同日朝に荒らされ、ヒナ50羽が被害にあったばかりだった。同市夜久野町畑でも12日朝、ハチの巣を狙ったクマが民家外壁を壊す被害があった。

京丹後市でも久美浜町で、桃や梨などが荒らされる報告があった。これまでに4頭を捕獲し、常習性が見られなかったため、いったん山にかえしたが、市は出没を知らせる看板を出現場所付近に立て、注意喚起している。

中丹、丹後、南丹の各広域振興局は「発情期にあたる6月が近年では目立って多く、里山だけでなく、これまで以上に民家周辺で出没している」と分析している。

秋以降も出没は増えそうだ。クマの出没を予想するため、毎年9月、山林で広葉樹の生育状況を調査している府森林技術センター(亀岡市)によると、昨秋はブナやコナラ、ミズナラ、ヤマグリの実が多かった。ブナは実を多くつけると、その後、数年は実が少なくなり、他の木々も実が隔年で、多くつけるのと少ないのを繰り返す傾向がある。

今秋は山の実が少なくなりそうなことに加え、夏場に「人里にはエサが豊富にある」と“学習”したクマが、例年以上に秋にも下りてくる可能性が高まっている。

各市町は、餌になるものを屋外に放置しておかないことや、農作業や山に入る際はラジオや鈴など、音の出るものを持っていくよう呼びかけている。

京都府内のツキノワグマ
府によると、京都市北西部から兵庫県に隣接する福知山市夜久野町や京丹後市久美浜町にかけての山林に生息。200~500頭と推定されている。府レッドデータブックで絶滅種に次ぐ絶滅寸前種に指定。捕獲されても、住民に危害を加えるおそれが高くない場合は、山にかえす措置がとられている。
(2010年8月20日 読売新聞)

8月19日 読売新聞 ツキノワグマ出没多発…兵庫県が注意呼びかけ

目撃・痕跡情報 4~7月148件

兵庫県北部を中心にツキノワグマの出没が例年よりも増えており、県が注意を呼びかけている。目撃や痕跡情報は4~7月で148件に上り、2001 年度以降の同期で最多。今月2日には香美町小代区の牛舎にいたクマが男性を襲い、けがをする事故も起きている。県は「クマの餌となるミズナラなどの実の凶 作が予想されており、秋以降も人里に多く出没する恐れがある」としている。

目撃、痕跡情報の地域別の内訳は、北但90、南但22、西播20、丹波11、中播3、北播2。前年同期の104件を大幅に上回っているが、県は 「繁殖で雄が動き回る時期だが、今夏にかけての出没が増えた理由はわからない」としている。ただ、生息頭数は増加傾向にあるといい、冬眠に入る12月中旬 まで注意が必要だという。

7月中旬以降、豊岡市但東町や香美町村岡区などでブドウや桃の畑で食害の報告があり、養父市ではヤマメの養魚場で飼料を食べられる被害があった。

2日に起きた香美町小代区の牛舎で男性が襲われた件でも、トウモロコシや麦などの飼料をクマが食べていた。牛舎横に牛の飼料を入れたおりを設置したところ、4日、雄のクマ(体長1・45メートル)がかかった。

7月末から近隣の牛舎で連日のように牛の飼料を狙う食害があったことから、県などは「人を襲い、山に放しても、再び戻ってくる可能性が高い」として殺処分にした。

県は▽山林に行く際は鈴やラジオなど音の出るものを携行▽生ごみを野外に置かない▽果樹園などに電気柵を設置し、樹木にはトタン板を巻いてクマが登れないように――などの対策を呼びかけている。

(2010年8月19日  読売新聞)

8月16日 毎日新聞朝刊に紹介いただきました

0816毎日新聞記事

2010年8月16日毎日新聞朝刊より

8月16日、毎日新聞 朝刊にNPO法人奥山保全トラストの三重県大台町トラストの取り組みと日本熊森協会の活動を紹介いただきました。

新聞をみて、トラストへ寄付してくださった皆さま、熊森にご入会くださった皆さま、どうもありがとうございます。

三重県大台町池ノ谷トラスト成功まであと約1200万円です。かけがえのない自然を永久保全するために皆さまのご協力を宜しくお願い致します。

三重県大台町トラスト 特設ページ

クマ絶滅防止活動 8月17日 山梨県北杜市白州町

8月16日午前、熊森会員から山梨県支部に、クマの捕獲檻がかけられているとの情報が寄せられました。それを受け、支部が情報収集をおこなっていましたが、17日朝、檻に入ったクマが捕殺されたことが判明しました。以下詳細です。

(北杜市行政のコメント)
このクマは、山梨県北杜市白州町の養鶏場に入ったクマだ。
7月より再三(4回以上)目撃情報があり、同じ個体。
養鶏場の網を破って入り、エサを食べたりしており、常習性が高いと思われたため、
8月16日に駆除許可を降ろし、ハチミツを入れたドラム缶檻を設置した。
山梨県ではクマの駆除権限は市町村に下ろされており、北杜市が決定権を持つ。
翌、17日の早朝に、檻にツキノワグマが入っているのを確認した。
その際、
・近隣に適当な放獣場所が無かった。
・もし放獣して、それが事故を起こした場合の行政側の責任問題を懸念した。
朝方、猟友会に依頼して殺処分した。

(くまもり山梨の動き)
8月17日午後、北杜市産業観光部の担当者へ電話して事実確認後、以下をお願いする。
「山梨県として、出来るだけ放獣するようにとの通達が7月1日に出され、県内の市町村は放獣を相次いで実施している。奥地にえさが無く人里にえさがあれば出てくるのは当然。数度の放獣を行い、命をつ なぐチャンスを与えるべきだ。餌になる誘因物の除去や、それができないのであれば、クマが侵入が出来ないような電気柵などの防除策を取ることが、命を奪うことよりも優先されねばならない」

8月19日
支部スタッフが北杜市産業観光部の担当者3名と面会、今後二度とこのようなことが無いよう、お願いする。
副支部長が北杜市長と面会、今後の善処をお願い。


(くまもり本部の動き)

くまもり山梨の報告を受け、8月19日、北杜市に電話で改善策をアドバイス。
「あまりにも安易な捕殺に驚いた。今後、ぜひ共存方向へと方向転換をお願いします。もうそういう時代になっているのです。注意喚起だけではな く、防除や追い払いも取り入れてください。クマには電気柵が有効です。どれもだめだった時は、最後の方法として、捕獲し奥地放獣をして いただきたい。」
担当者「私もこのような経験が浅くてよく分かっていないこともあった。今回は軽率だったと思っている。今後は、クマを 簡単に殺さない対応をとっていくつもりだ。」

●上記のほか、多くの熊森会員が、北杜市担当者に電話して、今後の改善を訴えて下さいました。

(熊森見解)

クマが出没したり、ワナを掛けたりする時は連絡をして欲しいと北杜市にお願いしておいたのですが、連絡する事は出来ませんとの事。今回は、会員からの連絡でわかったのですが、このような事が人知れず行われている可能性もあります。
殺されたツキノワグマは、体長約130cm、体重約100kgの立派なオスだったそうです。
今回は生きるチャンスの放獣も一度も実施せず、万一事故があったら困るという全くの関係者の自己都合による殺処分としか思えません。
このような行政の姿勢が、希少な野生生物を絶滅に追い込む過剰な予防補殺を招きます。

皆さんの声を届けてください!

北杜市役所林政課 0551-42-1111(代表)

また、このようなクマわなが掛けられていることがわかったら、殺されてしまう前に、熊森本部にすぐ連絡してください。支部があるところでは、支部に動いてもらいます。

8月9日 祝 埼玉県支部設立決定!支部長ら3名 本部事務所来訪

埼玉県支部長ら支部スタッフと、本部スタッフ記念撮影

8月9日、埼玉県支部設立を目指して、埼玉県支部役員候補3名が本部事務所を来訪しました。

埼玉県一号会員が誕生してから9年目の支部結成です。

支部結成総会は2010年11月6日(土)13:00~ 於:浦和コミュニティセンター を予定しています。

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