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クマ絶滅防止活動 8月17日 山梨県北杜市白州町

8月16日午前、熊森会員から山梨県支部に、クマの捕獲檻がかけられているとの情報が寄せられました。それを受け、支部が情報収集をおこなっていましたが、17日朝、檻に入ったクマが捕殺されたことが判明しました。以下詳細です。

(北杜市行政のコメント)
このクマは、山梨県北杜市白州町の養鶏場に入ったクマだ。
7月より再三(4回以上)目撃情報があり、同じ個体。
養鶏場の網を破って入り、エサを食べたりしており、常習性が高いと思われたため、
8月16日に駆除許可を降ろし、ハチミツを入れたドラム缶檻を設置した。
山梨県ではクマの駆除権限は市町村に下ろされており、北杜市が決定権を持つ。
翌、17日の早朝に、檻にツキノワグマが入っているのを確認した。
その際、
・近隣に適当な放獣場所が無かった。
・もし放獣して、それが事故を起こした場合の行政側の責任問題を懸念した。
朝方、猟友会に依頼して殺処分した。

(くまもり山梨の動き)
8月17日午後、北杜市産業観光部の担当者へ電話して事実確認後、以下をお願いする。
「山梨県として、出来るだけ放獣するようにとの通達が7月1日に出され、県内の市町村は放獣を相次いで実施している。奥地にえさが無く人里にえさがあれば出てくるのは当然。数度の放獣を行い、命をつ なぐチャンスを与えるべきだ。餌になる誘因物の除去や、それができないのであれば、クマが侵入が出来ないような電気柵などの防除策を取ることが、命を奪うことよりも優先されねばならない」

8月19日
支部スタッフが北杜市産業観光部の担当者3名と面会、今後二度とこのようなことが無いよう、お願いする。
副支部長が北杜市長と面会、今後の善処をお願い。


(くまもり本部の動き)

くまもり山梨の報告を受け、8月19日、北杜市に電話で改善策をアドバイス。
「あまりにも安易な捕殺に驚いた。今後、ぜひ共存方向へと方向転換をお願いします。もうそういう時代になっているのです。注意喚起だけではな く、防除や追い払いも取り入れてください。クマには電気柵が有効です。どれもだめだった時は、最後の方法として、捕獲し奥地放獣をして いただきたい。」
担当者「私もこのような経験が浅くてよく分かっていないこともあった。今回は軽率だったと思っている。今後は、クマを 簡単に殺さない対応をとっていくつもりだ。」

●上記のほか、多くの熊森会員が、北杜市担当者に電話して、今後の改善を訴えて下さいました。

(熊森見解)

クマが出没したり、ワナを掛けたりする時は連絡をして欲しいと北杜市にお願いしておいたのですが、連絡する事は出来ませんとの事。今回は、会員からの連絡でわかったのですが、このような事が人知れず行われている可能性もあります。
殺されたツキノワグマは、体長約130cm、体重約100kgの立派なオスだったそうです。
今回は生きるチャンスの放獣も一度も実施せず、万一事故があったら困るという全くの関係者の自己都合による殺処分としか思えません。
このような行政の姿勢が、希少な野生生物を絶滅に追い込む過剰な予防補殺を招きます。

皆さんの声を届けてください!

北杜市役所林政課 0551-42-1111(代表)

また、このようなクマわなが掛けられていることがわかったら、殺されてしまう前に、熊森本部にすぐ連絡してください。支部があるところでは、支部に動いてもらいます。

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