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2015-02-04

またクマ、林業作業員重傷 北海道・厚岸の国有林 近くに巣穴  地元猟友会はクマの駆除(=捕殺)開始

先日の1月26日、釧路管内標茶町の塘路原野の山林で同僚5人と枝打ち作業をしていた男性がヒグマに襲われ死亡するという痛ましい事故が起きたばかりです。1970年以降、このような事故は7件だそうです。

 

ヒグマは、人間が自分たちを殺そうとしている怖い動物であることをよく知っており、通常、簡単には巣穴から出て来ません。山林作業の音や振動でびっくりして飛び出してきたと思われます。子育て中の母熊だったそうです。

地元は、この母熊を見つけて殺処分しようとしていますが、北海道野生動物研究所所長の門崎允昭博士は、マスコミの取材に対して、「クマも被害者だから、殺すべきではない」と答えられました。しかし、マスコミはこの部分を世に伝えませんでした。

(こうして、マスコミによって、ゆがんだ世論が形成されていくのです)

 

1週間後の2月2日、またまた同様の事故が近くで起きました。今回、クマが出てきたとみられる巣穴は、入り口の直径が50センチ以上と大きく、オスの可能性もあるということです。そんな大きな穴を、どうして事前に人間側が察知できなかったんでしょうか。

 

NHKテレビニュースでは、アナウンサーが、もうやるせないという感じで、「また、クマによる被害です」と、ニュースを読み上げ始めました。この方の、道徳観や倫理観はどうなっているのだろうかと熊森は疑問に思いました。事故は痛ましいものですが、明らかに非は人間側にあります。

 

地元猟友会は、さっそくこのヒグマの捕殺に乗り出したそうです。

今後、ヒグマが冬籠りしているそばで林業作業をすることを、人間側が反省して見直さない限り、また同様の事故が起きるでしょう。その度に、ヒグマを殺せでは、とても共存などできません。人間は本来備わっている慈悲の心を取り戻しましょう。

 

<以下は北海道新聞2月3日記事>

 

【厚岸】2月2日午後2時35分ごろ、釧路管内厚岸町上尾幌の国有林で、樹木の調査業務を行っていた森林林業調査研究所(帯広市)の作業員岩田正則さん(74)=帯広市西16北2=がヒグマに襲われ、顔などを引っかかれて重傷を負った。

厚岸署などによると、同研究所は根釧西部森林管理署(釧路市)の委託を受け、12人で2日午前8時から樹種ごとの太さや高さなどを調べ、伐採する木の選定作業を行っていた。3人一組で作業中、突然ヒグマが現れ、岩田さんが襲われたという。

事故現場は釧路管内標茶町との境界付近。1月26日には、直線距離で約15キロ離れた標茶町塘路原野で別の会社の林業作業員がヒグマに襲われ、死亡する事故が起きているが、同研究所は特にクマの対策をとっていなかったという。

標茶町の事故との関連について、猟友会関係者は今回の事故現場近くにクマの冬眠する巣穴があり、別の個体の可能性が高いとみている。

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