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2019-03-28
ウミガメの産卵する自然海岸を守れ
- 2019-03-28 (木)
- 鹿児島県
奄美「嘉徳浜」を守る訴訟を応援してください!
奄美大島・瀬戸内町の「嘉徳海岸」に、巨大なコンクリート製護が設置されようとしています 。 嘉徳海岸の豊かな自然環境・生物を守るため、 住民たちが護岸工事の差し止めを求めて住民訴訟を提起しました。
熊森の室谷会長の所属するあすなろ法律事務所と奄美あすなろ法律事務所の弁護士も訴訟代理人として、貴重な海岸を守るため必死で頑張っています。嘉徳海岸には、ウミガメが産卵に訪れる外、天然記念物のオオヤドカリが生息、貴重な貝類、その他たくさんの生きものがいます。多数の生命のため、次世代に豊かな環境を残すため立ち上がった人たちをぜひ、応援してあげていただきたです。
以下、呼びかけ文です。
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奄美「嘉徳浜」訴訟を応援してください!
奄美の森と川海岸を守る会
奄美嘉徳浜訴訟弁護団
JELF (日本環境法律家連盟)
嘉徳浜は亜熱帯の島,奄美大島にわずかに残された自然豊かな砂浜です。砂浜は人と海とが交わる入り口でした。しかし,嘉徳浜ではコンクリート護岸堤建設計画が進められています。コンクリートで砂浜が失われれば海岸は捨てられた場所となります。砂浜を回復することにより災害対策なります。私たちは人も自然も守られる方法であると考えます。
詳細は、こちらから 嘉徳浜 訴訟支援の呼びかけ
【応援して頂きたいこと】
① クラウドファンディングを始めました。支援してください
※ 3月26日 URLへのアクセス開始
こちらにアクセス → https://readyfor.jp/projects/save-amami-katoku-beach
② このメールを拡散してください。
友人への転送,Facebook,Instagram,ツイッターなどあらゆる媒体で拡散してください。
森林環境税・譲与税法が成立しました
参議院でも広葉樹林化を進めるための附帯決議がつきました!!
3月27日、森林環境税・譲与税法案が、参議院を通過し、成立しました。
参議院の総務委員会でも、熊森が訴えていた広葉樹林化とその体制整備をすすめることを求める附帯決議がつきました。衆議院総務委員会での附帯決議とほぼ、同じ内容のものです。
平成29年暮れに、森林環境税の創設を知って以来、熊森では、この機会に放置人工林の天然林化の流れを全国に広げたいと署名、国会への要請、全国の自治体への陳情と会をあげて取り組んできました。衆議院と参議院で天然林化を進めることを求める附帯決議を入れることができたのは、会員をはじめとするたくさんのみなさんと、豊かな森再生を重要と考え、尽力してくださった国会議員の方々のおかげです。本当にありがとうございました。
附帯決議を実現すべく、すでに、私たちは、森林環境税を使った天然林化の事例づくりのために動いています。豊かな森再生の動きを全国に広めていきましょう!
(参議院総務委員会での附帯決議の抜粋)
政府は、森林環境税及び森林環境譲与税創設の趣旨にのっとり本法の施行が円滑に進むよう、次の事項についてその実現に努めるべきである。
9 私有人工林の荒廃が進み、保水力低下、土砂災害の発生、野生鳥獣の生息地の破壊、花粉症患者の急増など、深刻な問題が生じていることがわが国の森林における重要な課題であることを認識し、森林環境譲与税を活用して、豊かな森再生のために、地域の自然条件等に応じて、放置人工林の広葉樹林化を進めること。
10 広葉樹林化の施業は、実践例が乏しく森林環境譲与税の交付をうける市町村にその技術が無く、人材が不足していることから森林環境譲与税で放置人工林の広葉樹林化が進むように具体的な指針を示し必要な支援を行うこと。
11 既存の森林整備等に係る補助金等は、放置人工林の広葉樹林化に利用が難しく、自治体独自の補助事業がほとんどないことに鑑み、放置人工林の広葉樹林化が各地で進むよう、必要な取り組みを行うこと。
12 森林環境税及び森林環境譲与税制度について各自治体における使途及び豊かな森林の公益的機能増進への効果を検証しつつ、必要がある場合には豊かな森林環境の再生のために、森林環境譲与税の使途や譲与基準をはじめ所要の見直しを行うこと。