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2019-06-22

【奄美嘉徳浜】ウミガメが護岸工事をストップ!

自然海岸を壊して世界自然遺産に登録できるの⁈

鹿児島県知事に声を届けよう

ウミガメの来る貴重な自然海岸である奄美大島の嘉徳浜海岸で、鹿児島県がコンクリート護岸工事を進めようとしています。

地域住民が中心となり、コンクリートに頼らない海岸浸食対策をと護岸工事差し止めの裁判提起をしました。熊森の室谷会長の所属事務所であるあすなろ法律事務所、奄美あすなろ法律事務所の弁護士も代理人として奮闘しています。

6月11日、鹿児島地方裁判所で第1回の口頭弁論が開かれました。

第1回口頭弁論期日のニュースはこちら

 

裁判期日と前後して、工事区域内でウミガメの産卵が確認されたとして、工事が一時中断したというニュースが入ってきました。

 

ウミガメたちたちも、自然海岸を守ってと訴えています。

日本政府は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」を世界自然遺産に登録しようと推薦書を提出しており、鹿児島県も登録実現へ向けて積極的に取り組みを行っています。

わずかに残った貴重な自然海岸を壊して、世界自然遺産に登録をめざすのは矛盾しています。

裁判の原告である住民らは、海岸浸食は自然の植栽を生かした別の方法で行えると訴えています。

カメたちのためにも、貴重な自然を次の世代に残していくためにも、みなさんも鹿児島県知事へ、嘉徳海岸を守ってと声を届けていただきたいです。

 

【鹿児島県三田園訓知事への声の届け先】

FAX(099-286-2119)

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