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2019-12-15
新潟県南魚沼市の診療所で冬籠り?射殺される寸前の母子グマを熊森が現地に急行し救出!①
- 2019-12-15 (日)
- くまもりNEWS
上の写真はANNテレビニュース12月9日午前より
以下、熊森ブログ
生物多様性条約を批准している日本が、今年、前代未聞、5000頭にものぼるクマを有害捕殺しています。
無責任ではないでしょうか。
生態系保全上からも、倫理上からも、何とか捕殺の暴走を止めるべきだ。
熊森は、環境省、都道府県、市町村に声を挙げ続けてきました。
しかし、どこも動こうとしません。
悲しいかな、これが、日本の実態です。
無数の捕殺罠が国内に出回るようになった今、捕殺ほど楽なクマ問題の解決法はありません。
みんな楽な方へ楽な方へと動いているのです。
熊森がいくら必死になって声を挙げても、捕殺は止まらない。
まだまだ熊森協会が小さ過ぎる。無念。早く100万人にしなくては。
忸怩たる思いに打ちのめされそうになっていた時、新潟県をはじめとする熊森会員たちから、12月8日、南魚沼市の診療所で母子グマがこもっているというニュースが流れている。このままだと殺処分されるから何とか助けてやってほしいというメールが本部に入りました。
日曜日だったため、本部が気づいたのは夜です。
警察、市役所、診療所、どこに連絡をしても関係者と連絡がつきません。
5000頭分の1頭になるかもしれないが、なんとか里に出て来たクマを殺さない流れを作りたい。
こうなったら、もう、熊森がやるしかない。
熊森本部はすぐに決意し、車のタイヤをスタッドレスタイヤに付け替えるなど、夜中までかかってあわただしく新潟行きを準備しました。とにかく、殺される前に現地に着かねばなりません。
猟友会の動きはいつも早朝です。午前6時到着をめざしました。
「命を懸けて、必ず助けてきます!」
午前0時、新潟に向かう職員の腹はもう決まっていました。
「気を付けてね、頼むよ」
スタッフ2人と段ボールに入れたドングリなど様々な準備物を載せた熊森車が、闇に消えていきました。
熊森から
こんなことを仕事にしたいと思う若者はいないかな。
いたら、今、職員を募集しているので、ぜひ応募してください。
当協会は、自らが動く完全民間の実践自然保護団体です。