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2022-03-18

3月17日「とよ」冬ごもり明け

例年お彼岸の頃に3か月間の冬ごもりから覚めるとよ。

 

だいぶん暖かくなってきたので、プールの水を新しくしておいてやろうと、3人のお世話隊が高代寺に出向いたところ、とよが起きてきました。

 

とよは寝室から出ようとしましたが、まだ体力がないのか戸に藁が詰まっているのか、なかなか引き戸が全開できません。お世話隊が引き戸を引いて補助してあげました。

以下は、寝室から出てきたとよの動画です。

3か月飲まず食わずなのに、やせた感じはしません。(冬ごもり前、太り過ぎていたから?)

運動場に出てきてからは、お世話隊の面々の顔をじいっと穴のあくほど見ていたそうです。

 

クマの冬ごもり明けは、まだ当分何も食べなくても大丈夫な状態だといわれていますが、愛媛の会員から送っていただいた干し柿10個や、持参して行ったイチゴ1パック、リンゴ3個、ブドウ1房、キウイ3個、ポンカン2個、米ぬかなどを与えてみました。ゆっくりと食べていました。その後、またゆっくりと寝室に帰っていきました。まだホワンとした感じでした。

久しぶりにとよに会えてうれしいお世話隊です。

さっそく、毎日の餌やり&健康チエックなど、お世話シフトを組みます。

 

殺すぐらいなら、各都道府県でクマを飼うべきだと思います。どんなに平和的な動物か、どんなに人間と心を通じ合わせることができるすばらしい動物か、正しく飼うとすぐにわかります。

まだの方は、ぜひ、高代寺にとよをお訪ねください。

 

直接会ってみて、初めてお互いに相手を理解し合え、信頼し合え、共存が可能となります。

クマ、サル、シカ、イノシシ・・・本来すべて、地球にとっても人間にとっても益獣です。

彼らを獣害を発生させる害獣にしてしまったのは人間です。

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