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自然エネルギー推進も自然破壊につながるという指摘

武田邦彦氏の書かれた「もうだまされない!身近な科学50のウソ」PHP文庫には、日本では、自然エネルギーへの転換もまた、環境破壊を進めることになると書かれています。化石燃料である石油を掘り起こすことは、地球を傷つけることです。原発もダメ、化石燃料もダメ、自然エネルギーもダメ。いったい何から電気を得ればいいのか。戦前までの、薪、炭の生活に戻るしかないのでしょうか。

どちらにしても、解決策は、現在の便利すぎるエネルギー大量消費生活を抑制し、地球人口を平和的に適正規模に落としていくことしかないでしょう。

<自然エネルギーへの転換が環境破壊を引き起こすという武田氏の指摘>

自然エネルギーを使う=地熱以外は、太陽エネルギーを使うこと

太陽電池・・・佐世保市でのシュミレーションによると、佐世保市の使用電力の8%を太陽光発電で賄おうとすると、市周辺の動植物のほとんどが死滅する。(理由)日光が当たらなくなるから。兵庫県豊岡市では、山に巨大な太陽光発電を設置するという計画があるようですが、太陽電池の下は、日光が遮られ草木も枯れます。山崩れの災害発生を助長するのではないでしょうか。太陽光発電は、人家の屋根だけという小さな面積に留めておくべきでしょう。

水力発電・・・ダムが国を滅ぼす。ダムの弊害。魚の死滅。

バイオマス発電・・・トウモロコシなどの食料からエタノールをつくるなど、食料をエネルギーに回すので、食料不足を招くうえ、効率がとても悪い。

風力発電・・・風車によって風の力を弱めることになるので、周辺の地面がじめじめし始め、植物の成長も悪くなる。風は無駄に吹いているわけではなく、風が大地に当たることによって、動植物や地球環境が保たれている。

ちなみに、スウェーデンのように人口密度の極端に小さな国では、自然エネルギーだけでまかなうことは可能。他に自然がたくさん残されているので、大した自然破壊にはならないそうです。

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