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くまもり授業を始めて10年目の小学校で環境教育

なんと今年で10年目!毎年、環境教育授業をさせていただいている尼崎市の小学校に、1月17日(火)、今年もスタッフ7人で授業に行ってきました。

2年生の授業で、「今日は、私と一緒に森の王様が来てくれました。さて誰でしょう?」とお姉さんが言うと、「クマのツッキンや!」とみんなお見通し。毎年、クマのツッキンに会うのを楽しみにしてくれているという子どもたち。覚えてくれていて、うれしいです。

「クマは、いろいろなところで糞をしたり、木に登って枝を折ったりして、森づくりをしているんだよ。」と言うと、クマが木に登るの?と、子どもたちは半信半疑。でも実際のビデオ映像を見て納得。「へえーすごい。あんな上まで登るんだね。」先生もびっくり。森で暮らすクマの穏やかな姿にみんな釘づけでした。

1年生の授業の一幕:クマの食べ物クイズ
クマは季節を通じていろんなものを食べるんだよ。

3年生の授業の一幕:広葉樹の根っこ
地面の下には、根っこが網の目の様に絡みあってしっかりと張られているよ。

授業のあとは恒例の給食タイム。クラスで一緒にお昼ご飯をいただきました。クマや森のことに留まらず、「どこで活動しているの?」「どんなことをしているの?」と、子供たちは熊森についても興味津々。いろんなお話ができました。

私たちにとって、奥山の森の生態系はとても大切なもの。でも、都会で暮らしていると、日頃、森や野生動物と触れ合う機会は多くありません。だからこそ、そのすばらしさや危機的状況を知った者が、保全の必要性を伝えていこう。そして、環境教育を通じて、森や動物を守るために活動したいという仲間を増やしていきたい。改めてそう思った一日でした。

【実施授業】
1年生…もりとどうぶつ
2年生…森とどうぶつ(植物+動物=森)
3年生…森の力と動物

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