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 今年の大雪で、シカが大量死

世界最大の奉仕団体である、ある国際協会では、1年間の間に全会員が植樹するようにという指示が、外国にある本部から出されているそうです。くまもりは、その団体の支部から、植樹できる場所の紹介を頼まれました。くまもりは、現在、間伐が主力です。3月6日、植樹できそうなところがあるかどうか、その団体のメンバーといっしょに、連携している地元を訪問しました。

3月というのに、現地には積雪はまだかなりあり、同じ兵庫県でも気候が違うことを、改めて再認識しました。

地元の方が、今年の大雪で、シカが、この集落だけでも、何十頭も餓死していると教えてくれました。見つけたら、市に連絡して取りに来てもらい、焼却処分してもらっているということです。自然界ではこうして、時々ドカ雪が降って、シカが増え過ぎないように、シカ数を調整してきました。

よほど空腹だったのでしょう。伐採されて地上に倒されたスギの大木の葉まで、シカが食べていました。本来、スギの葉は、苗木の柔らかい時しか食べないはずなのに・・・胸が痛みました。

近くに、餓死したシカの死体がありましたが、すでに首から上がなくなっていました。テンなどの動物が、死体を食べて片付けていると、地元の方が教えてくれました。

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