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10月20・21日 第2回くまもり奥飛騨トラスト地ツアー報告 (岐阜県) ブナの実の9割がシイナ

本部スタッフ2名は、地元ペンション経営者にも手伝っていただきながら、13名のツアー参加者を、中部山岳国立公園内の岐阜県奥飛騨にある82ヘクタールのトラスト地にご案内してきました。

<1日目>

①午後1時、JR高山駅に集合後、スギの節あり家具づくりで有名な奥飛騨産業の工場見学にいきました。

従業員314名という広大な新工場内を岡田社長にご案内いただき、大喜びの参加者たち。岡田社長は、知る人ぞ知る、くまもり岐阜県の支部長なのです。

②奥飛騨クマ牧場

経営者の方と、いろいろお話できました。

③宿泊場所のペンションです。

山の実り凶作年には、クマが庭のシバグリの木にやってきます。去年は来ました。このあたりの人たちは、昔からクマとうまく共存しており、みんなでそっと見守っているだけだそうです。何の問題もないということでした。ちなみに今年は、クマが全く来ていないそうです。

<2日目>

①いろいろと説明していただきながら、紅葉鮮やかなトラスト地を見学。感動の連続でした。

ミズナラのドングリと、人間が食べてもおいしいブナの実を、少しお土産に持って帰りました。ブナの実を爪で開けてみてびっくり。9割が殻だけで、中身のないシイナだったのです。今年9月末までの岐阜県のクマの駆除数は50頭です。ブナの実がこんな状態で、クマたちは大丈夫だろうか。心配になってきました。

参加者一同、大満足の奥飛騨トラスト地ツアーとなりました。詳しい内容は、12月の会報で、会員の皆さんにお伝えする予定です。

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