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7月15日(土)午後 広島市で森山まり子名誉会長が講演します 

今夏のくまもり本部原生林ツアーは8月26日に、島根県境に近い広島県奥地のクマ生息地で実施されます。

何とかこの機に、未来永劫に広島県のクマ生息地が守れるように、広島県に熊森の支部を作りたいです。

 

 

 

 

 

 

 

原生林ツアーで訪れる予定の山

 

また、広島でも、再生可能エネルギー推進の国策に乗って、投資家たちが大儲けしようと山々の尾根に巨大風車建設を計画しています。

なんとしても阻止しなければなりません。地元で反対運動に立ち上がっておられるみなさんとも連携したいです。

 

この度、初代熊森協会会長を21年間務めた森山まり子名誉会長が、広島県支部の設立を願って広島市で講演します。

くまもり会員はもちろん、森や野生動物、再エネ森林破壊問題に関心のある皆さんは奮ってご参加ください。

 

森山名誉会長講演会

演題「どうしたら森や野生動物を守れるか」

(26年間の保護活動からわかったこと)

715日(土)13時半から15時半

場所 広島市西区民文化センター(JR横川駅下車南徒歩2分)大広間

広島市西区横川新町6番1号
TEL:082(234)1960

駐車場60台

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさまのご参加をお待ちしています。

祝 全国初 再エネ森林開発事業者に独自課税 宮城県条例成立 来春4月導入めざす

以下、7月4日河北新報を要約

 

森林を開発する再生可能エネルギー事業者から独自に税を徴収する全国初の宮城県条例が4日、県議会で全会一致で可決、成立した。森林開発に税の負担を課すことで、再エネ事業を平地などへ誘導し、森林保全を図る狙い。県は今後速やかに総務相と協議入りし、同意が得られれば来年4月までの導入を目指す。

 条例可決後、取材に応じる宮城県の村井嘉浩知事=4日午後、仙台市

 

国が再エネを推進し、全国各地で太陽光や風力発電の建設計画が相次ぐ中、環境破壊や景観悪化の懸念から住民の反発が強まっており、地域との軋轢(あつれき)や環境への悪影響が各地で問題になっている。村井嘉浩知事は今回の課税は「税収を目的としない新税」で、〝(森林)乱開発〝に待ったをかけるものであると述べている。

 

 課税対象の再エネ事業は太陽光と風力、バイオマス発電の三つで、水力と地熱発電は対象外。徴収額は営業利益の2割相当とし、固定価格買い取り制度の売電価格に応じて設定する。

 

0.5ヘクタールを超える再エネ事業に課税される宮城条例

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の表は、産経ニュースより

 

熊森から

再エネ自然破壊問題にただちに手を打たれた宮城県村井嘉浩知事と、全会一致となった県議会議員のみなさまに、熊森は心から拍手を送りたいと思います。

 

元々村井知事は再エネ推進派だったと思われますが、昨年、森林破壊を伴う再エネ事業の大きな問題性に気づかれ、森林を再エネ開発から守るためにただちに再エネ課税を思いつかれました。

村井知事の柔軟性や先見の明、すぐ行動する力など、素晴らしいです。

 

熊森は以下の3点について、今後も注目していきたいと思います。

①この県税条例を総務大臣が認めてくださるのか(総務大臣が認めない限り導入できません)

②来年4月の導入を前に再エネ業者の駆け込み事業申請が殺到しないか

③この税率で再エネ業者のどれくらいが森林での再エネ事業を断念するに至るのか

 

再エネ推進は国策だから、問題が生じても地方は何もできないと言われている首長さんたちに、目を覚ましていただきたいです。問題のある国策であっても、地方自治体の首長がしっかりしていたら、県土や県民を守ることができるということを村井知事は全国に示されたと思います。ぜひ他の知事さん、市町村長さんたちも、村井知事に続いてください!

殺さないクマ対応2 棲み分けの復活

人間の生活圏にクマが入ってくると、クマが増加した、クマが人間を恐れなくなったなどの研究者たちの見解、それを受けての報道が目立ちます。実際のところはどうなんでしょうか。当会は、昨今のクマと人の軋轢に関する報道を見て、クマ問題はクマに原因があるので駆除しなければならないという人間中心の結論が先行しているように感じます。

 

 

2018年環境省統計(発表されている一番新しいものです)

狩猟や駆除で人が殺した主な野生動物の数

イノシシ46万2千頭、シカ42万9千頭、サル2万3千頭、

クマ3千6百頭、カモシカ500頭、

日本では、年間を通して多くの野生動物が殺処分されている状況が続いております。

 

以下、クマ(ヒグマ、ツキノワグマ)について考えてみたいと思います。

 

近年、クマが人間の生活圏に入ってくるようになったのは、クマだけの原因でしょうか。

 

当会はクマによる人身事故があったり、予期せぬ場所(平野部、市街地、住宅街など人の生活圏の中心地)にクマが出てきたりしたら、仕事として駆け付けて現場での聞き取り調査や痕跡調査を行い、クマが再び来ないような対策を施します。しかし、被害を100%防ぐことはなかなか難しいです。

 

なぜなら、クマ問題が深刻となっている地域には、以下のような共通点があるのです。

1、空き家が増え、空き家の敷地内に柿や栗などの家庭栽培されていた果樹が放置されたままになっている場所がある。

2、過疎化高齢化が進み、昼夜問わず人の移動(活動)が少なくなってきている。

3、放棄された田畑が年々広がっている。

4、河川敷など、草刈りがされず草が生い繁っている場所が何キロにもわたって下流まで続いている。

5、駆除された動物の死骸や生ごみが放置されている場所がある。

 

<昨年10月に京都府で発生した人身事故の場合>

集落の真ん中にあるご自宅の庭の柿の木に、早朝、親子のクマが登って実を食べていたそうです。

なぜ集落の真ん中にまでクマが出てきたのかと思うかもしれませんが、実は、その付近の家には空き家が点在しており、空き家にある放置された柿の木についた実が、クマを少しずつ呼び寄せていたのです。

また、空き家から付近の山までは、耕作放棄地がひろがり、その中を獣道がいくつか形成されていました。獣道を調べると、柿を食べたクマの糞があり、クマが移動経路として背丈の高い草がうっそうと生い茂る耕作放棄地を使っていることがわかりました。

 

 

<新潟県で平野の真ん中にクマが出てきた場合>

どのような経路を伝って平野の真ん中まで出て来たのか、現地の聞き取りと調査から、経路を探ってみました。

なんと、高速道路ののり面や河川敷の茂み・林を利用して移動していたことが分かりました。

 

 

 

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最近のクマのニュースで、「人が近くにいてもクマが逃げない」という話をよくききます。

 

逃げない時のクマの状況をきくと、クマは何かを食べていたというのが多いようです。これは、クマが食事に夢中になっており、人に気づいていないことが考えられます。

 

現地での被害対策を行う中で、人が里山を利用しなくなったり、耕作放棄地が増えたり、銃を持った狩猟者が山に出入りすることが減ったことから、クマは山ではなく里や里周辺で生活するようになってきているように思います。平地は肥沃な大地ですから、植物の生育も良く、実りも多く、移動も楽。もしこの国に人間がいなければ、かれらは本当は平地で暮らしたいのです。

 

里に移動してきたクマたちは、ふだんから人をよく見かけることになり、当然ながら人間にあまり恐怖心を抱かなくなります。クマが目撃されると、今にも人身事故が起きるかのように各地で大騒ぎとなります。しかし、完全に人慣れしたクマは基本的に人身事故を起こさないと思われます。クマによる人身事故は、クマが人間にやられるという恐怖心から人間から逃げようとして起こすものだからです。

 

このように、人の生活の変化に合わせて、クマも土地利用を変えてきているように思います。これは、クマだけではなくシカやイノシシ等他の野生動物も同じで、日本だけの状況ではないと思います。もちろん、人間と大型野生動物はうっかりぶつかるだけでも人間側は転んだりしてケガをしますから、大型野生動物と人が共存するには祖先がしていたように棲み分けることが必要です。

 

近年、人とクマの軋轢が大きくなっているのは、本来の生息地であった奥山を、拡大造林政策による人工林化や道路開発、再エネ発電事業開発などにより人間が破壊しただけではなく、里での人間社会の産業構造の変化など、人間側にも原因があります。たとえば、かつて食糧自給率100%だった日本ですが、今や38%と言われるまでに第一次産業が衰退しています。

 

クマを殺さないでこの国で人とクマが共存するには、

1,奥山に放置された人工林は国策として自然林に戻すこと。

2,山奥にまで張り巡らせた道路を閉鎖して、奥山には原則、人が入らないようにすること。

3,山の尾根筋に巨大な風力発電施設を造ったり、森林を伐採して切土盛り土を行い太陽光パネルを張るなど、もっての他です。

4,国内の激減した食料自給率を見て、放棄された農地をどうしていくのか(活用か自然草原にするか)、地域、国民、行政、国、早急にみんなで考えることが必要だと思います。

殺さないクマ対応1 ベア・ドッグ

以下、6月30日のナショナル・ジオグラフック記事より一部転載

 

イヌに追われた場所にクマが戻らない率は非常に高い

「イヌたちは外へ出てクマを見つけたがります」と話すのは、WRBIのニルス・ピーダーソン氏だ。イヌはクマの痕跡を追い、ほえ、すぐそばまで追い詰め、トレーナーが呼び戻すまでやめない。そこまですれば、ここにはもう来たくないとクマは学習してしまう。

「クマのいいところは、賢いので学習が早い点です。イヌに追われた場所に戻らない確率は非常に高いことが研究で分かっています」とマイヤーズ氏。

イヌに危険はないのだろうか? ワシントン州野生生物局で20年以上クマ対策犬と仕事をしてきた野生生物学者、リッチ・ボーソレイユ氏は、任務が理由でけがをしたイヌは見たことがないと言う。ハント氏もまた、イヌにクマを追わせる際の安全が大きな関心事だと強調しつつ、現場でイヌが負傷した例はないと話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカネバダ州野生生物局の「クマ対策犬」

 

クマ対策犬として最も一般的な犬種が、フィンランドからロシア北西端のカレリア地方で古くからヒグマ猟に使われてきた白黒模様のカレリアン・ベア・ドッグだ。彼らは大型で吠える声も大きく、クマを安全に追い払う本能をもっている。

ただし、訓練には多大な労力がかかり、誰でもこなせるわけではない。また、交通の激しい道路や人が集まるショッピングセンターがあるような人口密集地域には不向きだ。

 

熊森から

日本でも、長野県軽井沢市でクマとの共存をめざすNPO「ピッキオ」が、2004年にWRBIからクマ対策犬を日本で初めて導入した。そのおかげもあり、軽井沢町の別荘地など人が暮らすエリアではクマによる被害は激減したそうだ。しかし、NPO「ピッキオ」の維持には、かなりの経費や本気の優秀な人材が必要で、軽井沢町だからできるという一面があり、全国に広まらない。

 

北海道でも、何とかヒグマを殺さずにヒグマ対策をしたいというヒグマの専門家である岩井基樹氏が、丸瀬布でベア・ドッグを使っている。現地では、山から出て行くと犬たちが追いかけてくるとヒグマたちが学習したため、キャンプ場など人間のところにはもう全くヒグマたちが出てこなくなっているそうだ。しかし、こちらは行政支援がないため、個人がボランティアで実施しており、運営が非常に苦しい。国庫100%の鳥獣被害防止特措法関連予算の運用や、道庁などの行政支援が望まれる。

 

日本版ベアドッグ岩井基樹氏の羆塾フェイスブック

 

現在、日本では、クマを殺すことのみに私たちの税金が使われているが、多くの国民が声を上げることによって、これからは国会議員の先生方にもご協力いただき、先進国らしく、殺さないクマとの共存対応に行政予算が組まれるようにしていかなければならない。

どこまでも車を追いかけて来るクマの動画ニュースをチェック

最近、どこまでも車を追いかけてくるクマのTVニュースがありました。この道路、誰が見てもクマの生息地に人間が造った道路です。動画中、若い女性が「こわい!」と叫んでいます。クマへの恐怖をあおるニュースになっています。

 

どこまでも車を追いかけてくるクマ

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに、この母グマは車に向かってどこまでも執拗に突進してきます。この動画を見ていると、クマって怖いと恐怖を感じます。しかし、相手は車です。いくらクマといっても、こんなに猛ダッシュし続けて、よく息が続くなあと思いました。

 

背景の景色に注目して2~3回この動画を見ているうちに、なんかおかしいぞと気づきました。この動画は、同じ画面を何回か継ぎ足しており、まるでどこまでもクマが追いかけてきたように編集しているのです。

 

クマへの恐怖をあおるフェイクニュースです。こういうニュースを流すと視聴率が稼げるのでしょうか。私たち人間、だまされたくないなら、もう少し冷静になって、その情報が真実であるかどうか、注意して見るようにすべきであると思います。

 

ヒトもクマも、行動には必ず理由があります。

この母グマがなぜ車に向かって突進してきたのかわかりませんが、子熊を1頭しか連れていません。もしかしたら、もう1頭は、何日か前に車にはねられたのかもしれません。そこで、車に敵意を抱くようになり、残された子熊を守るために、車に来るなと怒っているのかもしれないと熊森は想像してみました。そうすると、画面が全く違って見えてきます。

この時期氾濫するクマ目撃ニュースに思う

最近、クマ目撃ニュースが氾濫しています。6~7月は親離れした若グマが、今後の生活場所を探しに遠出する時期ですから、目撃が増えるのは当然です。

 

クマは元来平和的な動物なので、人間が目撃したからと言って、ほとんどの場合、別に何も起きません。理由もなく人間に向かってきたりしないのです。彼らが、向かってくる理由を人間が作らないように気を付けることが大切です。

 

市街地などクマがいては困る場所にクマが出てきたことがニュースになるのはわかりますが、山裾や山道などのクマの生息地で、しかも早朝午前4時など、クマがいて当然の場所にクマが人目を避けて行動していたケースまで問題視するニュースが結構見受けられます。クマはどんな場合でも人間が目撃できてはいけないのでしょうか。問題視する前に、人間が宅地開発や道路建設でクマの生息地にどんどん入り込んでいるから目撃してしまうという側面もあることを忘れてはいけないと思います。

 

クマを必要以上に危険視したりクマに必要以上に恐怖を抱かせる報道が多いのが気になります。視聴率を稼ぐためでしょうか。祖先たちがこの国で共存してきた動物です。温かい目で見守ることも必要だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年山の斜面で目撃された体長約70センチのツキノワグマ。写真は山形県警。

 

これも、クマ目撃ニュースの常套句、「人や物に被害はありませんでした」と報道されていました。

 

兵庫県のクマ生息地の方が、「クマなんて毎日見かけるよ。昨日は、畑の横を歩いていたよ。わしら昔から、お互いに空気のような存在として一切干渉せずにやってきた。最近、行政が、クマを見かけたらすぐに通報するようにとうるさく言ってくるんだが、何のために通報するんだ?」と言われていました。

 

日本でクマは唯一、人間より力の強い動物です。彼らと素手で闘うと、人間は大けがをしたり、時には命を失います。よって、確かに要注意動物です。しかし、人間には人間より力の強い動物の存在が必要だと思います。必要だから自然界に存在しているのです。

兵庫県宍粟市戸倉トラスト地で野生動物を調査

自動撮影カメラで野生動物の生息状況を調査

6月17日土曜日、(公財)奥山保全トラストが所有する戸倉トラスト地の野生動物の生態を調査するために、自動撮影カメラを設置しに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白破線内がトラスト地

 

これまでは尾根筋にカメラを設置していましたが、今後は川筋をメインで調査することにしました。理由としては、

1、川は多くの動物が利用するので、どんな動物がいるか、どんな行動をするかが分かりやすい

2、同時並行で川の映像を撮影することで、水量など川の様子の変化をしることができる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラスト地内の谷川

 

今後、継続してデータを収集し、上記の2点を調べていきたいと思います。

継続的にデータを蓄積するために、尾根筋にもこれまで通りカメラを1台設置することにしました。

 

調査では川筋に合計9台のカメラを設置する予定です。戸倉トラスト地は中心を西から東に向かって赤谷川という川が流れています。その川を上流へ遡っていきながら、野生動物が現れそうな場所にカメラを設置します。移動や設置に時間がかかるので、今回は川筋4台、尾根筋1台の合計5台の設置を行うだけで精いっぱいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自動撮影カメラをセット

 

カメラは付属の紐か針金で頑丈な木に固定します。雨を避けるために金属製の傘を必ず設置します。

 

川沿いは大きな岩や倒木が点在し、崖や急斜面があるので移動が大変でした。怪我のないように細心の注意を払って行動しました。

今後は定期的にSDカードと電池の交換を行い、異常などがないか入念にチェックしていきます。

 

戸倉トラスト地を少しでも野生動物たちにとって棲み良い環境にしていけるよう、頑張ります!

 

以下の写真は、以前、このトラスト地で谷川に浸かっていたクマが撮影されたものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

谷川に浸かるクマ 2,016年日6月27日

 

7月1日(土)五常小学校「おしごとマルシェ」に、自然保護の仕事紹介としてくまもりが参加!

大阪府枚方市の五常小学校では子供たちからのアンケート結果をもとに、「おしごとマルシェ」というプログラムを学校で定期的に開催しているそうです。

過去には「伝統文化編」などいろいろ開催されてきたそうですが、今回は「防災・SDGs」というテーマで開催されました。

くまもり協会は自然保護の仕事を紹介しようとして参加。他にも、消防士や自衛隊の方、ユニセフの方など、テーマに関係するいろいろな職種の方々がボランティアで参加されていました。

くまもりは音楽室を借り、マルシェとしてクマや森、林、農地などの展示・クイズ・ゲーム・紙芝居を用意しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちはどんな風にやってきてくれるのかな。ドキドキしながら展示の準備です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも使っている杉間伐ゲームや

 

 

 

 

 

 

 

展示パネル、原寸大の保護グマとよ君のパネルと

 

 

 

 

 

 

 

シカの被害対策実演用ジオラマなどなど!

 

10時、準備完了。マルシェ開始です!

10時~15時の間、子供たちはスタンプラリーをしながら各教室を回ってきます。

子ども達が続々とやってくるのでスタッフもてんてこまい!

まずはクイズコーナーや展示コーナーに案内。

ある程度子どもたちが集まったら紙芝居「ドングリのもりをまもって」を上演します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局この日は紙芝居を7回も上演することに。

もう、へろへろになってしまいました。

でも、参加した子供たちから、紙芝居良かったの感想が多かったそうで、がんばりがいがありました。

 

普段の授業では先生方が教えられないことを伝える「おしごとマルシェ」、面白い試みだと思いました。

ボランティアでお手伝いしてくださった会員のみなさん、参加してくださった子供たち、皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

くまもり神奈川がくくり罠への錯誤捕獲問題の勉強会を企画

神奈川県内で繰り返される錯誤捕獲 、そして捕殺。
このことを重くみて
私たちにできることを皆んなで考え知るために開催いたします。
何とかクマを守るためアイデアを出し合って次の取り組みに繋げたいと考えています。
切実な問題としてご協力いただける方のご参加を心よりお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クマの為の教室」
7 月23日[日]
かながわ県民センター 303 会議室           「先着 20名」
開場:pm12:45
開始:pm1:00 〜4:00
くまもり神奈川県支部主催

 

県外からの参加も歓迎

参加いただける方は、神奈川県支部または本部のどちらかにお申し込みください。

くまもりマスコットグマくろちゃん天寿を全う32才4か月

みなさまにお知らせ<速報>

山形県鶴岡市の佐藤八重治さんが愛情いっぱいに飼育されてきた元みなしごグマのクロちゃんが、7月1日13時に亡くなりました。

思わず鶴岡市の方を向いて合掌させていただきました。

クロちゃんはそのあまりの可愛さに、当時の森山まり子会長が、熊森のマスコットグマとして写真を使わせていただきたいと佐藤さんに申し出ました。

佐藤さんの快諾を得て、クロちゃんの写真は熊森の各種出版物に数多く使われてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいいクロちゃん wクリックで大きくしてね

 

 

最近は、クロちゃんも高齢となり体調が思わしくなく、佐藤さんが獣医になった気持ちで必死に勉強して薬を与え、看病しておられました。

今朝は、ちくわといなりずしとポカリスエットを与えると食べたそうです。

午後、声をかけると、立って入り口までやってきて倒れ、息を引き取ったということです。

佐藤さんは、クロ子が亡くなったら重いのでどうやって獣舎から出そうかなと思案されていたそうで、入口までやって来て亡くなったクロちゃんに感謝されていました。

あす、山の畑に埋めに行くとのことです。

 

クロちゃん、長いこと熊森の宣伝娘を務めていただきありがとうございました。

合掌。

 

在りし日のクロちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

お父さんとお散歩も懐かしい思い出

 

佐藤八重治さん、32年間、我が子同様にクロちゃんのお世話を、本当にご苦労様でした。

フィード

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