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くまもりマスコットグマくろちゃん天寿を全う32才4か月

みなさまにお知らせ<速報>

山形県鶴岡市の佐藤八重治さんが愛情いっぱいに飼育されてきた元みなしごグマのクロちゃんが、7月1日13時に亡くなりました。

思わず鶴岡市の方を向いて合掌させていただきました。

クロちゃんはそのあまりの可愛さに、当時の森山まり子会長が、熊森のマスコットグマとして写真を使わせていただきたいと佐藤さんに申し出ました。

佐藤さんの快諾を得て、クロちゃんの写真は熊森の各種出版物に数多く使われてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かわいいクロちゃん wクリックで大きくしてね

 

 

最近は、クロちゃんも高齢となり体調が思わしくなく、佐藤さんが獣医になった気持ちで必死に勉強して薬を与え、看病しておられました。

今朝は、ちくわといなりずしとポカリスエットを与えると食べたそうです。

午後、声をかけると、立って入り口までやってきて倒れ、息を引き取ったということです。

佐藤さんは、クロ子が亡くなったら重いのでどうやって獣舎から出そうかなと思案されていたそうで、入口までやって来て亡くなったクロちゃんに感謝されていました。

あす、山の畑に埋めに行くとのことです。

 

クロちゃん、長いこと熊森の宣伝娘を務めていただきありがとうございました。

合掌。

 

在りし日のクロちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

お父さんとお散歩も懐かしい思い出

 

佐藤八重治さん、32年間、我が子同様にクロちゃんのお世話を、本当にご苦労様でした。

母親からはぐれ衰弱した子グマ 保護され旭山動物園に…保護したのは砂川市のハンター池上さん

 

6月18日に出没した子グマ(提供・砂川市のハンター池上治男さん)

 

 

保護された子グマ(提供・砂川市のハンター池上治男さん)

 

元気になった子グマ(提供:旭山動物園)

 

元気になった子グマ(提供:旭山動物園)

 

 

熊森から

クマという動物に無知で、クマに必要以上に恐怖を抱かせる連日のマスコミの過剰なクマ目撃報道にうんざりしていましたので、このニュースにはほっとしました。

困っている生き物を見たら思わず助けたいと思うのは、人間の本能のはずです。

クマへの恐怖をあおるニュースと、クマへの思いやりあるニュースと、どちらのほうが視聴率が稼げるのか、マスコミ各位に調べてみてほしいです。

 

また、旭山動物園の、クマを含めケガをした野生動物などがいれば可能な限り、保護受け入れるという発言も高く評価したいです。

元気にした後、自然界に返せるものはまた返してやってほしいです。

それでこそ、動物園です。

神奈川県またしてもくくり罠に錯誤捕獲された絶滅危惧種クマを殺処分 県立七沢森林公園厚木市

神奈川県厚木市には、県立七沢森林公園という65ヘクタールもある広大ですばらしい森林公園があります。

公園パンフレットより転載  wクリックで拡大

この公園に仕掛けられたシカ・イノシシ捕獲用罠に6月20日、1頭のツキノワグマが誤ってかかっていたそうです。

またしても、放獣場所がなかったからという理由で、神奈川県は残り少ない絶滅危惧種ツキノワグマを捕殺してしまいました。

 

<以下、神奈川県記者発表より>

 

ツキノワグマの捕殺について

    2023年06月21日記者発表資料(厚木記者クラブ発表)

令和5年6月20日(火曜日)午前7時30分頃、県立七沢森林公園内に設置されたシカ・イノシシ捕獲用のくくりわなに、1頭のツキノワグマが掛かっているのを、見回りにきたわな設置者が発見しました。
ツキノワグマが公園内に立ち入ったことによる公園利用者や施設への被害はありません。
当公園では、引き続き、公園利用者への注意喚起を行い、安全管理に努めてまいります。
なお、他の動物捕獲用のわなに掛かったツキノワグマについては、人身被害を生じさせる恐れが高い場合を除き、人が怖いことを学習させて奥山に放獣することとしていますが、放獣できる場所を確保することができなかったため、やむをえず、捕殺しました。

(1)性別、大きさ等

性別 メス、全長 127cm、体重 44.5kg

(2)捕殺の状況

ア  日時 令和5年6月20日(火曜日) 午後2時47分

イ  場所 神奈川県立七沢森林公園(厚木市七沢901-1)

(3)捕殺後の措置

学術研究のため、神奈川県立生命の星・地球博物館に搬送します。

 

捕殺したツキノワグマ(神奈川県の記者発表ページより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問合せ先

神奈川県県土整備局厚木土木事務所

所長 竹内  電話  046-223-1711

道路都市課長 西田  電話  046-223-1715

以上 上記HPより

 

熊森から

神奈川県がクマを殺処分したことを即公開されていることは評価しますが、神奈川県発表では県のツキノワグマは残り少ない絶滅危惧種であること、国の鳥獣保護管理法では錯誤捕獲された動物はその場で放獣することになっているのに、神奈川県が法違反を行ったことが書かれていません。

 

また、公園利用者への安全管理には心配りされていますが、何も悪いことをしていないのにくくり罠にかかって恐怖と痛みを味わった上、殺処分されてしまったクマへの思いやりや謝罪が全くありません。これは神奈川県だけの問題ではなく、今の日本の行政全般の傾向です。日本の行政担当者の多くは、政権と結びついたワイルドライフマネジメント系の研究者たちに洗脳され、人間さえよかったらいいという人間中心主義に染まってしまっています。この考えでいくと、人間は自然を破壊し続けて、やがて自らも滅ぶことになります。しかし、日本人は元々、他生物の命と人間の命は同じく貴いという持続可能ですばらしい生命観を持っていたので、今も、多くの一般国民はこのようなニュースを知れば、私たち同様、胸を痛める方が圧倒的に多いと思われます。

 

神奈川県では5月にも相模原市で錯誤捕獲されたクマを殺処分しており、熊森はその時も、今後このようなことがないように、市町だけに任せず、至急県が放獣場所を確保するように県行政の皆さんにお願いしたばかりです。2022年度、神奈川県は錯誤捕獲グマを4頭も殺処分しています。2023年度はこれで2頭目。 これでは、神奈川県ではツキノワグマは絶滅危惧種なので保護していますという言葉が嘘になってしまいます。

 

どうしてこんなことになったのか、熊森本部は今回も順次担当部署に電話して聞き取っていきました。

①神奈川県庁 環境農政局 緑政部 自然環境保全課

県庁は報告は受けていたようですが、実質的な判断は現地の出先機関に任せているようです。

②七沢森林公園管理事務所

ほとんど何もご存じではないようでした。

神奈川県厚木土木事務所

県立公園なので、厚木土木事務所がこの公園を実質管理をしていることがわかりました。シカを見かけたりイノシシが地面を掘った跡があったりしたので、厚木土木事務所がくくり罠を掛けたいと、神奈川県県央地域県政総合センター環境部環境調整課に申請して、捕殺許可を得たそうです。

今年は4月から30個のくくり罠を掛けており、3か月間でシカ1頭がかかった。イノシシは0頭、そして、今回クマがかかったということでした。クマの錯誤捕獲があったばかりなので、もうくくり罠はいったん公園から撤去されたのかと思っていたら、まだ掛けたままで、7月1に片付けようと思っているということでした。(3か月間の設置許可だったのかもしれません)

熊森からは、またクマがかかるかもしれないので、放獣場所が見つからない限りすぐに撤去してくださいと訴えました。

④県央地域県政総合センター

直接の担当者は不在でした。職員の方に、この公園をはじめ、クマの放獣場所はないといっている市町に対しては、クマがかかるかもしれないような場所にくくり罠の設置許可を出さないようにお願いしました。神奈川県には、緑の回廊もある丹沢という広大な国有林があるのですから、神奈川県森林管理署と連携して、市町に放獣場所がない場合は、国有林に放せるようにしてほしいとお願いしておきました。

 

四国のツキノワグマのように、残り10数頭になってしまってから慌てても、種の保全は非常に難しいです。神奈川県の場合、いろんな部署の方々にクマ保全に頑張ってもらおうと思っていますが、やはりこうなったらもう急がねばならないので、黒岩祐治知事に早急にクマの放獣場所を確保していただくよう動いてもらうしかないと感じました。

 

もちろん、熊森は、シカやイノシシにならくくり罠を掛けていいと思っているわけではありません。足をばねで締め付けて切断してしまうこんな残酷な罠は、人間として使用してはならないと考えています。多くの国民の皆さんに実態を伝え、野生動物たちに共感できる感性をお持ちの方々に声を上げてもらいたいです。野生動物にやさしい国をつくるのは、研究者でもなく、行政でもなく、名もなき心優しき一般国民の声なのです。

クマが錯誤捕獲されにくいくくり罠ベアウォーク

クマが錯誤捕獲されにくいくくり罠があると聞いて、どんな罠か調べてみました。

(一財)日本森林林業振興会 長野県支部が開発したベアウォーク(改良型くくりわな)です。

 

以下は、同振興会の札幌支部のブログの一部です。

これがベアウオークです。

内側の筒に鹿の足が載ると、重さで筒が下がり、ワイヤーが足を”くくる”という罠です。

このベアウオークは、実は筒の上に蓋をすることにより、誤って熊を捕まえてしまうこと(錯誤捕獲)が出来るだけ少なくなるよう改良・工夫されています。

 

ベアウオークのsettingと鹿とクマに対する反応は以下のyoutubeで紹介されていました。

https://youtu.be/u9SHPxmulZA

 

 

熊森から

購入窓口は長野県支部です。電話すると担当者が丁寧にいろいろと教えてくださいました。

この罠を考案したのは以前森林管理署で働いていた林野庁の職員だそうです。

お値段は8320円で、この3年間に約1500個ぐらい売れたということです。

設置効果を尋ねると、年間のクマ錯誤捕獲が27頭もあった長野のある場所にベアウォークを導入したところ、錯誤捕獲が3頭に激減したそうです。蓋はそのうち劣化するので、蓋だけの別売もあるそうです。

2007年に成立した鳥獣被害防止特措法の予算は国庫100%ですから、このお金を使って地元行政が購入すればたくさん買えると思いました。

もちろん、クマの錯誤捕獲が考えられる場所にはくくり罠を設置しない、これが原則であることはいうまでもありません。

 

尚、熊森はこれまで各地で野生動物による被害を現地で無数に視察してきましたが、被害発生は必ずしも野生動物にすべての原因があるわけではなく、人間側に責任がある場合が多々ありました。野生動物たちも人間同様動物ですから食べないと生きていけません。鳥獣被害と言っても彼らが悪意を持って何かをしたわけではなく、生きるために作物を食べたのです。そういう訳ですから、農家にとって鳥獣被害は死活問題ではありますが、シカやイノシシであっても、いきなり「殺す」から入るのではなく、祖先がしていたように被害防止対策から入るのが、人間として、また自然と共存してきた持続可能な日本文明からも正しいやり方だと考えます。

 

ただし、現実には第一次産業がつぶされて来た結果の現在の日本の産業構造から、郡部は過疎化高齢化がはなはだしく、被害防止対策に取り組める人員が手薄です。全国民の税金で、行政が被害防止対策員を雇用する必要があると熊森は考えます。可能な限り野生動物たちを殺さない対応は、思いやりのある人間社会を作るためにも、この日本列島で未来永劫に人類が生き延びるための自然環境保全のためにも必要なことであると熊森は考えます。

くくり罠、このあまりにも残酷すぎる罠の氾濫に黙っている国民でいいのか

ほとんどの国民は、シカやイノシシを獲るためのくくり罠が我が国の野山に大量に設置されるようになったことをご存じないと思います。この機会に、知っていただきたいです。

 

兵庫県の奥地のある猟師は、ひとりで100個のくくり罠を仕掛けていると言われていました。そんなにたくさん野生動物を獲ってどうするのか聞いたら、行政から1頭いくらと駆除費がもらえるんだということでした。

 

環境省が狩猟者を増やそうとキャンペーンを繰り返したところ、銃猟師ではなく簡単に免許が取れる罠猟師がぐんと増えました。

 

くくり罠は強力バネで足をワイヤーで締めあげるため、足が壊死し失われるなど残酷すぎること、無関係な野生動物たちが誤ってかかってしまい放置されて死んでいく錯誤捕獲例がすごいこと、熊森は、これらをずっと問題にしてきました。

 

先日、ある方から、78万回も再生されている感動的なユーチューブがあると教えていただき、ちょっと長いなあ(約19分間)と思いながらも引き付けられて最後まで見てしまいました。

 

ユーチューバーの方に、この動画を熊森のSNSで紹介させてもらっていいですかとたずねたところ、野生動物の活動をされている方からご連絡いただくのは初めてです、活動のお役に立てればうれしいですと快諾をいただきました。

 

クマとの遭遇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短縮版50秒

 

シカ・イノシシ捕獲用のくくり罠に誤ってかかってしまったクマが出てきますが、ハッピーエンドに終わります。

錯誤捕獲に詳しい行政担当者に、こんな例はあるのかたずねたところ、非常にまれな例で、普通はいったんくくり罠にかかったら抜け出せないという答えでした。

 

みなさんもよかったらご覧になってください。くくり罠の勉強にもなります。

 

熊森としては、この場所は野生動物たちのエリアで、ここにシカやイノシシがいて当然いい場所であり、こんなところにまで人間が罠を掛けるのは行き過ぎだと思います。

 

2023年くまもり本部原生林ツアー広島県臥龍山は8月26日に日程変更します 

クマさんごめんね、ちょっとみせてね。

毎年夏休みに実施しているくまもり本部原生林ツアー。

年1回は、原生林に入って心身を癒しませんか。

今年は、広島県の奥山で実施します。

4月の全国大会で、今年は8月6日広島で実施しますと発表してしまいましたが、この日は広島にとって原爆が落とされた特別大切な平和記念日です。

そこで、2023年くまもり本部原生林ツアー広島はこの日を避けて、8月26日に変更させていただくことにしました。

行先は島根県境近くにある臥龍山(がりゅうざん)1223メートルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

島根県との県境近くに位置します

 

臥龍山は、広島県山県(やまがた)郡芸北(げいほく)町にあります。珍しい湿原植物や鳥類、昆虫などの宝庫です。昭和30年代までは全山ブナの巨木に覆われていましたが、東面と南面は残念ながら伐採されてしまいました。しかし、西面には、今もブナやミズナラの巨木林が残されていることがわかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

臥龍山のブナの巨木の前で

 

本部スタッフたちは6月4日、研究者と第1回目の調査に入りました。

本部がある兵庫県では失われてしまった、下草が生い茂る原生的な森でした。

まだ、ここにはシカが入っていないということで、ヤマビルやマダニにもいないそうです。

さまざまな昆虫や鳥はもちろん、真新しいクマの痕跡も見られます。

 

熊森本部スタッフたちの楽しい森林生態学ガイドで、広島の奥地に残された原生的な森を感動体験されませんか。

夏休み中の子供たちも大歓迎。夏休みの理科の自由研究が1日で完成しますよ。

人生に1回は原生林体験を。1年に1回は原生林に。

原生林はからは1年中、清らかで滋養豊かな水が湧き出しています。。

 

 

当日、広島駅から車を出す予定ですが、登山口には広い駐車場があるので、自車参加も可能です。

少なめの人数で実施したいと考えていますので、参加をご希望される方は早めに本部までお申し込みください。

詳細をお知らせします。

㈱双日が地元反対や資材高騰により北海道小樽余市風力発電事業中止発表

総合商社の双日株式会社が、6月17日、北海道小樽市と余市町にまたがる山間部で計画していた大規模風力発電事業を中止することを発表することが6月16日に判明しました。

 

 

以下双日HPより。

 

双日株式会社の事業中止発表文

 

ここに至ったのは、6月13日の小樽市長記者会見が大きかったと思われます。

 

小樽市長記者会見

 

熊森から

ネットで調べると、小樽市の市長は迫俊哉(はざまとしや)氏という方で昭和33年生まれです。

熊森本部は早速、FAX:0134-27-4331E-MailまたはE-Mail:koho-kotyo@city.otaru.lg.jpで迫市長に感謝の気持ちを伝えようと思います。
会員の皆さんも一行でもいいので、寄付金よりもふるさとの山を守る方を選択したすばらしい市長を讃え、ぜひ感謝の気持ちをお伝えください。

今回の小樽余市からもわかるように、業者が経産省の認可を受けていると脅かしてきても、地元は泣き寝入りする必要などないのです。

地元の多くの方々が森林破壊型再エネ事業に反対し、首長も一緒に反対してくだされば、ふるさとの山々は守られます。

 

くまもり青森がユーラスエナジーに約束通りみちのく風力発電事業の撤退を求める

青森ではこの度、知事選、市長選が終わり、知事、市長とも、みちのく風力発電白紙撤回を選挙民に約束された方が当選されました。

これを受けて、くまもり青森県支部石戸谷滋支部長は、ユーラスエナジー社HPに以下の書き込みをしました。

 

ユーラスエナジー社は3月の青森市での説明会で、「自治体の首長が認めないかぎり事業は進めない」と明言されました。
今回の知事選と青森市長選の結果を受けて、「約束通り事業から徹底してほしい」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユーラス社からの返信は以下です。

 

一般財団法人日本熊森協会

青森県支部 石戸谷滋様

 

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

このたびは当社HPよりご意見を賜り、誠にありがとうございます。

宮下氏、西氏の両氏が(仮称)みちのく風力発電事業に対して反対の立場を取られていることにつきましては、当社として重く、真摯に受け止めております。

 

現在、当社では2023年3月に開催いたしました住民説明会で頂戴したご意見も踏まえ、計画にどのように反映させていくか、見直しを含め社内でも検討を行っております。

今後、各自治体にも当社の見直し後の計画をご説明をさせていただくことを考えており、地域の皆様も含め、事業に対してご理解頂けるよう当社として努力してまいりたいと考えています。

何卒宜しくお願い致します。

 

株式会社ユーラスエナジーホールディングス

 

 

 

これに対し、石戸谷支部長は再度、以下の書き込みを行いました。

 

 

ユーラスエナジーホールディングズ様

 

ご返答をありがとうございました。

その中に「宮下氏、西氏の両氏が(仮称)みちのく風力発電事業に対して反対の立場を取られている」という一節がありますが、これは正確ではありません。両氏とも、単なる「反対」ではなく、「白紙撤回」という言葉を使っているからです。熊森協会青森県支部は、「この事業の白紙撤回を求める」ことを表明し、肉筆の署名を添えた文書を両氏からいただいております。(もちろん公表もしております。)というわけで、今はすでにこの風力発電事業の「見直しをする」段階を過ぎています。撤退以外に道はない、ということをご理解いただくよう、切に願っております。

日本熊森協会青森県支部

石戸谷 滋

 

熊森本部から

ユーラスエナジー社から再度返信が来た場合は、ここに追加アップさせていただきます。

 

株式会社ユーラスエナジーホールディングスは、これまで、どんなに地元に反対されても各地で事業を強行してきた会社です。

みちのく風力発電も、たとえ規模を縮小してでも事業を強行しようと考えていると思われます。

強気の訳は、株主がトヨタグループの大手総合会社である豊田通商株式会社だからです。

豊田に、国土を破壊する事業はやめるようにとの国民の声を届ける必要がありそうです。

 

宮城県で森林破壊型再エネ事業計画が住民の反対で次々と中止に!室谷会長も弁護士として大応援

森林を破壊する再エネ開発が乱立していた宮城県の山々。

かつてはあっちでもこっちでもメガソーラーと巨大風車群の計画であふれていました。

現在の法律では手続きを踏めば開発できるようになっているため、これを止めるのはとても難しいことなのです。

どうしたら国内外の投資家が利益優先で進めている、こんな無茶苦茶な自然破壊事業を中止させられるのか。

 

熊森協会室谷会長は、まず住民が勇気を出して声を上げることですと言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城県のテレビに出て住民と共に訴える室谷悠子会長

 

宮城県では地域住民からの反対を受けて、今や大規模な風力発電などの再生可能エネルギー事業が撤退したり、計画の見直しを余儀なくされたりするケースが相次いでいます。

 

昨年度、首長たちも次々と風車建設反対を表明しました。川崎町、蔵王町、色麻町、栗原市、大崎市。
その結果、いくつかの風力発電事業が撤退しました。

 

今年になってからも、5月、丸森町南部の山間部では、東京の事業者が最大15基の風車の建設を目指して住民への説明を行っていましたが、地元の猛反発を受けて計画撤退を表明しました。

 

また、大崎市と栗原市にまたがる「六角牧場」では、札幌市の事業者が17基の風車の建設を目指していましたが、今、環境影響評価の準備書を取り下げ、計画の見直しを余儀なくされています。

 

宮城県知事も風車や太陽光パネルなど再生可能エネルギーの発電施設を森林以外の土地で建設するよう促すため、森林を開発して発電施設を新たに設ける事業者に独自の税を課す制度を今回の来年度からの導入をめざしています。

 

そんな中、6月6日、加美町で建設中の風力発電施設をめぐり、住民15人が風車推進派の町長に対し、町有地使用の差し止めを求める訴えを仙台地裁に起こしました。tbc東北放送ニュースより https://00m.in/tjnr7

 

 

 

 

 

 

 

 

合同会社JRE宮城加美の風車建設が進む現地

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨大風車はいらない 守りたい 山と水と私たちのくらし

横断幕を持って住民の皆さんと仙台地裁に向かう室谷会長

 

今回の差し止め訴訟について詳しく知りたい方は、以下の新聞記事をお読みください。Wクリックで大きくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日新聞6月7日 

 

その他の報道はこちらから

NHK

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20230606/6000023691.html?s=06

東北放送

https://www.khb-tv.co.jp/news/14926406

宮城テレビ

https://www.mmt-tv.co.jp/nnn/sp/news105lnicudklak25ket1.html

産経新聞

https://www.sankei.com/article/20230608-O3EMAR4MQFOIFF5XRO7WHMMC2M/

 

再エネによる森林破壊からどうしたらふるさとの森を守れるか悩んでおられる皆さんは、自分たちだけで悩んでいないで、熊森が共同代表で事務局も担当している全国再エネ問題連絡会につながっていただいて、みんなで情報交換していきましょう。

新潟県胎内市の動物園で、初のくまもりイベントを開催!

2023年5月21日、新潟県のくまもり会員と熊森本部スタッフ3名で、新潟県胎内市にある胎内市樽ヶ橋遊園という動物園で、クマと人の共存を考えるイベントと展示会を行いました。

 

樽ヶ橋遊園は、新潟県で唯一クマを飼育している動物園です。動物園のスタッフさんによるとクマのクーちゃんは、10年前に魚沼市で子熊の状態で保護されたそうです。この動物園で飼育されている動物たちは、多くが飼育放棄されたり、傷病を負ったり、子供だったりで保護された経緯があるようです。かわいそうな動物ばかり集めて飼っている動物園なのです。この動物園を作った人々の優しさに、感服です。

樽ヶ橋遊園で飼育されている、クマのくーちゃん(11) エンリッチメントがしっかりしており、タイヤで遊ぶ姿も見られる

新潟県内では毎年、クマと人の事故が発生し、負傷者が出ています。そのため「クマが里に出たら危険なので」と、不特定多数のクマが捕獲され殺処分される例が後を絶ちません。2020年には、過去最多の660頭ものツキノワグマが捕殺されています。

 

村上市のくまもり会員の佐藤正陽さんは「この状況をどうにか変えたい!」と日々考え、今回の企画に至りました。ご自身もクマが生息する地域に住まれております。

 

本部スタッフはこの1年間、何度も新潟へ足を運び、佐藤さんと、新潟県でクマと人の共存・棲み分けができるように、講演会や地元学習会を行ってきました。

 

今回、クマも飼育されている動物園で、動物を見に来た来園者に、同じ新潟に棲む野生動物であるツキノワグマとの向き合い方をどうするか、ということを考えて頂きたく、イベントを行いました。

イベントでは、クマの実際の毛や糞をみたり、クマの大きさやクマが茂みに隠れたらどのくらい探すのが難しいか、といった展示パネルを来場者の皆さんに見て頂きました。

茂みの写真にのどこに、クマが隠れているかを探してもらいました

 

また、屋外では「クマと出会ったとき&出会わないようにするためにどうしたらいいか?」というテーマで、クマとの急な遭遇を避けるための方法を熊森本部スタッフが実演しました。

クマとばったり遭遇して、逃げられない時の対処法を実演しました

 

そして、最も多くの方が見に来て下さったのは、熊森環境教育部の紙芝居「ドングリの森を守って」です。

紙芝居「どんぐりの森をまもって」の読み聞かせ

イベントを見て下さった来園者の方々からは、次のようなコメントを頂きました。

「紙芝居が感動でした。子供でも大人でもわかる話ですね」

「クマが出たら、実際どうしたらいいのか具体的にわかってよかった。」

「クマって、肉食動物じゃないんですね。」

 

新潟県は、山間地のみならず、平野部や海岸までクマがやってくる場所があるということで、クマ対策講座や展示を見にこられた来園者の皆様に、とても関心を持っていただけました。

 

展示では、魚沼市在住のくまもり会員で版画家の赤祖父ユリさん(81)の動物版画の展示も行いました。赤祖父さんは、動物版画を見て、少しでも野生動物について興味を持っていただきたいと、お話されます。

野生動物の毛の1本1本まで忠実に再現し、野生動物の命のあたたかさを感じさせるような版画に、ご来園の皆様も興味深く見てくださいました。

この日は、新潟県で動物の保護活動を行っている、新潟動物ネットワークの岡田代表(歯科医)も見に来てくださいました。

 

赤祖父さんの版画を囲む、佐藤会員と岡田さん(新潟動物ネットワーク代表)

 

野生動物の本当の姿を知ってもらい、向き合い方を考える。そうした機会をたくさん作って、人と動物の共存・棲み分けができる社会を作っていきたいです。

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