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くまもり顧問 和田先生が 衆議院予算委員会第七分科会 で 再エネ開発について質疑

 

2月21日 衆議院予算委員会第七分科会にてくまもり顧問 和田有一朗先生が再生可能エネルギーによる開発に関する質問をしてくださいました。

特に島の1/4がメガソーラーに埋め尽くされる長崎県の離島「宇久島」の再エネ開発問題を取り上げてくださいました。

 

「やはり違反行為があれば取り締まりや指導を厳格に、認定を取り消すということもしっかりとやっていただきたいと思う。協定書が出来ていないということは大きな問題だと思う。監督官庁としてはしっかり働きかけてほしい。」

 

くまもり青森県支部が活動スタート! ! 豊かで美しい青森の森を次世代へ

奥羽山脈の北端 八甲田山に最大150基(事業者は現在は半数にすると言っています)の風力発電を建設する計画がある青森県で、
熊森会員による支部活動がスタートしました。
豊かな自然がたくさん残っている青森県ですが、豊かな森を大規模に破壊する風力発電計画が次々と出てくることを受けて、」
危機感をもった会員が集まりました。
3月11日、青森県支部の初会合があり、本部から室谷会長もオンラインで参加しました。
「青森の豊かな自然が大好きだ、私たちの世代で壊してはいけないと思い動こうと思った」
「人は自然の一部のはずなのに、おかしな方向へ行ってしまっていることに強い危機感がある」
「これだけ大規模な自然破壊をつきつけられて、いくら青森県民だって黙っていられない。私たちらしい、青森らしい、声のあげ方があるのではないか」
熱い思いを持って、集まってくださったみなさんに感激です。さっそく、勉強会を行い、今後の動き方も相談しました。
1人の力には限界はあっても、みんなで集まり、声をあげ、知恵を出して動いて行くことで、変えられることがあります。
たくさんの方々と、協力して、青森県で、豊かな森を守ってという大きな声を作って来ましょう。
青森県支部長 石戸谷滋より】
3月11日、会員12名が参加して、青森県支部の最初の集まりがあり、支部が正式に発足しました。
まずは、「みちのく風力発電」の白紙撤回を求めて、会員たちの力を結集して運動を進めて参ります。

くまもり 務台顧問が衆議院予算委員会第三分科会で日本のクマの現状に言及!

2月20日、くまもり顧問の務台俊介議員が、衆議院予算委員会第三分科会で日本のクマの現状について質疑をされました。

「残念ながらクマが里に出てくると多くの人が怖がって射殺されてしまう。”射殺するのではなく、追い返す”そいういう取り組みをしてほしい」と熱く訴えてくださいました。

https://youtu.be/8bl2TzRr8Q8

2月14日 とよくんまだまだ冬ごもり中!

 

2月14日、雪がちらつく中、ボランティアさんが

豊能町の高代寺にとよくんの安否確認に行ってくださいました。

 

とよくんはボランティアさんたちに気づき、こちらを向いてくれました。

「まだ起きないよ」と言わんばかりの表情です。

今年もとよくんの冬ごもりは、お彼岸頃まで続きそうです。

【開催中止】再生可能エネルギー問題の解決に向けた4省庁・議員・国民の公開シンポジウム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、再エネ問題解決に必要な法改正は何か 
~国土保全・生態保全・住民の命と健康を守る~

 

■詳細■ ※開催は中止になりました

日時:2023年3月15日(水)午後2時半~5時
場所:衆議院第二議員会館 多目的会議室  定員150名
地域住民と再エネ事業者との紛争が各地で噴出し、住民から悲鳴が上がっています。昨年4月、政府は「再生可能エネルギー発電設備の適正な導入及び管理のあり方に関する検討会」を立ち上げ、再エネに関する“横串での対応不足”を解消するため、経済産業省、農林水産省、国土交通省、環境省の4省庁が合同で、地域と共生する再生可能エネルギーの導入となるために何が必要か、環境・安全・防災・廃棄などについて検討を重ね、昨年10月に、法制度の改正を含めた今後の取り組みについての提言を公表しました。
今大会では4省庁から、太陽光発電事業や風力発電事業に対する制度改正検討状況の説明を受け、国会議員や地方議員、有識者、地元住民や団体から、質問や意見を述べます。会場からの質疑もお受けします。議員連盟からの提言の説明もあります。皆様、どうぞ、ふるってご参加ください!
問合せ:全国再エネ問題連絡会事務局(日本熊森協会内)
    電話:0798-22-4190

箕面自由学園幼稚園で楽しくくまもり環境教育

1月30日、大阪府箕面市にある箕面自由学園幼稚園で、くまもり環境教育を行いました!

園児の数はなんと90人!

今回はツキノワグマの「ツッキン」とお姉さんの対話を聞きながら、クマってどんな生き物なんだろう?クマたちの棲んでいるところはどんなところかな?と一緒に考えてもらいながら、森と野生動物の関りを知り、動物の視点でも物事を考えてみる、という授業を行いました。

なかなかこれだけの人数の子どもたちを前にお話をする機会がなかったので、前日からどうなるのかなとドキドキしておりました。しかし、行ってみてびっくり、皆さん本当にお利口さんで、お話を聞く時は静かになり、発表するときはたくさんお話をしてくれました。

ツッキンが「お腹すいたなぁ」と言うと「(ホワイトボードに貼ってある)魚を食べさせてあげてよ!」という声が方々から上がり、優しい児童たちにツッキンも喜んで魚を食べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

集中してお話を聞く園児たち

 

 

 

 

 

 

 

 

元気に手を挙げて発言する児童たち

 

お話の途中で、ツキノワグマの親子の紙芝居「どんぐりのもりをまもって」を上演しました。

子供たちは紙芝居の中のクマたちと一緒に「あれなんだろう?」と言ったり、「そっち行っちゃだめだよ」と声をかけるなど、夢中になって参加してくれました。

おかげでとても楽しく授業することができました。

みなさんありがとうございました。

 

 

くまもりではいつでもどこでも、環境教育や講演に出向きます。

うちでもやってほしいなと思われた方、ぜひご一報ください!

 

 

 

 

クマなどの野生動物たちと友達だったウクライナ人女性にインタビュー

1月26日木曜日、熊森本部職員羽田と池田は、栃木県那須塩原市の道の駅で、ウクライナ人の環境活動家であるタライダさんにインタビューしました。

 

タライダさんはウクライナにいた時、クマやオオカミなどの野生動物たちと友達でした。

タライダさんは数年前に来日されて、今、那須塩原市でチーズ工房を起業中です。

 

ウクライナの野生動物たちと人間の関係について質問してみました。

ウクライナにいた時のタライダさんと友達の野生グマ

 

羽田:ウクライナではクマに対して国民はどのように接していますか?

 

タライダさん:クマをペットとして飼育する基準はイヌと同じようなものです。普段首輪も鎖もつけません。もし日本の方がウクライナに来られた際にはカルチャーショックがあるかもしれません。ウクライナではペットのクマが人間と一緒に電車に乗っています。大きくて座れないから廊下に立っていて、その横を人が移動していきます。

 

羽田:日本ではとても信じられない光景です。ウクライナの人はみな動物が好きなのでしょうか?

 

タライダさん:一般の人は動物に優しくて暖かい人が多いです。貧しくても個人的に保護してキツネやクマやタカを飼っています。

 

羽田:ウクライナに野生動物を保護する機関はありますか?

 

タライダさん:ウクライナでは貧富の差が激しいうえに、汚職が多くて保護機関は存在しません。保護団体があったとしてもお金で崩れてしまうと思います。

 

森林の違法伐採が当たり前のように行われて、植林されずにほったらかしなので、保護林どころか森林そのものがあまり残っていません。森の多くが砂漠のようになってしまいました。国立公園でさえ伐採が行われ、法はあっても監視体制が整備されていないのが現状です。

最初私は植林活動をしていましたが、ブルドーザーによって一日でひっくり返されるなど埒が明かないので、保全のために自分で土地を買いました。20haの広さで湿地帯と湖があります。

 

羽田:違法に侵入してくる人はいないんですか?

 

タライダさん:動物たちに侵入者を追い出すように教えてあるんです。違法に入るとクマやオオカミが襲い掛かります。ロシアとの戦争が始まってからは、避難民は襲わないようにと教えました。また湿地帯なのでブルドーザーは入れません。

ウクライナには現在500頭くらいしか野生のクマがいないといわれています。森が消失して、棲みかがなくなってしまっているからです。人間の家にやってくるので、心優しい人が食べ物を分けてあげています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インタビューを終えて 道の駅の前で 左から池田、タライダさん、羽田

 

 

熊森から

この日のインタビューをそのうちまとめて会報に掲載し、会員の皆さんに読んでいただくつもりです。お楽しみに。(羽田)

宮城県色麻町長、㈱グリーンパワーインベストメントの風発計画に共に反対を村井知事に要望

以下、1月26日khb東日本放送テレビより

 

水源の森 宮城八森山周辺での風力発電計画 色麻町長が宮城県知事に反対するよう要望

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城県の色麻町と加美町にまたがる八森山周辺で計画されている風力発電について、色麻町の早坂利悦町長は村井知事に対し計画に反対する町と同様に反対してほしいと要望しました。

 

色麻町と加美町にまたがる八森山の周辺では、再生可能エネルギーを手掛ける東京の企業、グリーンパワーインベストメントが発電用の風車を15基から20基ほど建てる計画です。

 

この計画をめぐり色麻町の早坂利悦町長は村井知事に面会し計画に反対する意向を伝え、県も町と足並みをそろえて反対するよう求める要望書を提出しました。

 

早坂利悦色麻町長「水を大事にしたいということで。今回のこの場所についても水源涵養ということでもありますし、(事業者には)考え直してほしい、撤回してほしい」

 

村井知事は「重く受け止めたい」と述べたうえで、再エネ発電施設を森林以外などの適地に誘導するため、2024年度までの導入を目指している独自課税に触れ、抑止力になるとの考えを示しました。

 

グリーンパワーインベストメントはkhbの取材に対し「真摯に受け止め地域の皆さまにご理解頂けるよう引き続き努力したい」とコメントしています。

 

熊森から

 

色麻町の早坂町長、宮城県村井知事、どちらも行政として当然ではありますが、住民の方を向いてくださっており、勇気ある発言や行動に拍手を送りたいと思います。

 

㈱グリーンパワーインベストメントさんは全国で大規再エネ事業を次々展開されていますが、地元がここまでやめてほしいと必死に訴えている開発に対して、答えは、「引き続き努力したい」ではなく、「白紙撤回します」しかないと思います。

 

この大もうけを逃したくない気持ちはわかりますが、日本の水源の森を破壊してまで儲けたいと思うのはおかしいですよ。長い目で企業成長を考えられるなら、今一度冷静になって事業展開方針を再検討されるべきでしょう。

 

この八森山風発のもう一つの予定地となる加美町の町長さんの風発推進姿勢が気になるところです。

静岡県函南町メガソーラー計画業者の一つ(株)トーエネックが住民反対根強いと事業撤退発表

以下に、2023年1月24日、中部電力のグループ会社である(株)トーエネックが函南(かんなみ)メガソーラー事業からの撤退を発表した件に関するニュース報道をまとめます。トーエネックの損益は114億円にものぼるとのことです。

 

2017年、静岡県函南町の山林約65ヘクタールに、トーエネックが、固定価格買い取り制度(FIT)で売電する出力2万9800キロワットのメガソーラーを開発する計画を発表。この事業は、トーエネックが三菱グループの「東京産業」から再生可能エネルギー事業者の(株)ブルーキャピタルマネジメント(東京都港区)を紹介され、FITの事業IDをブルーキャピタルから購入したもののようで、工事はブルーキャピタルマネジメントが担うことになり、25年10月の運転開始を目指していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、土砂災害などを懸念する建設反対住民の声が強く、函南町は2022年10月28日、町長の同意を得ずに設置を進めているとして2社名を条例違反で公表、経済産業省に情報提供も行いました。これにより、法令順守を前提とするFITの認可が取り消される可能性も出ていました。

 

函南町議会が全会一致で建設に反対していただけではなく、静岡県議会も昨年末、全会一致でこのメガソーラー計画の静岡県林地開発許可取り消しを求める請願を採択しています。

 

にもかかわらず、川勝平太知事は「林地開発許可取り消しを求めるに至らない」と不思議なコメント。この事業が今後どうなるのか注目されていたところです。

 

熊森から

 

計画地を写真で見ると、住宅街のすぐ上にある山の斜面によくこんな広大な切土・盛土開発を考えたもんだとあきれます。

熱海の土石流事故以降、もはや現在、経産省はこんな危険な開発事業に認可を出さないのではないかと思いますが、どうでしょうか。

いかにこれまでの経産省の認可基準が甘かったか、地域住民の被害を考えていなかったかということで、国に猛反省を促したいと思います。

これまですでに経産省が発行したFITの事業IDの総点検が、至急、必要だと思います。

 

トーエネックは山梨県甲斐市菖蒲沢でもブルーキャピタルと組んでメガソーラー事業を推進していましたが、山梨県から工事の不備が指摘されたり、住民の反対運動が大きくなったりで、途中から撤退してブルーキャピタルに事業を転売。その後、事業が完成して現在稼働中のこのメガソーラーは、さらに転売され、今では、外資の投資物件となっています。

 

経産省が発行したFITの事業IDがどんどん転売されていく現状に、国は至急、歯止めをかけるべきです。何かあった時、外資だと住民は連絡先もわからず、責任者は誰なのか、どこに声を上げていけばいいのか困ってしまいます。

 

トーエネックは企業としての体面を重んじる会社のようで、事業撤退は評価できますが、残されたブルーキャピタルがこの後どう動くか、地元住民の不安は一層大きくなっているもようです。自然保護団体である熊森も手放しで喜べません。ブルーキャピタルが潔く撤退してくださることを望みます。

 

静岡県行政は、こんな危険な場所にメガソーラーの開発許可を出してしまったことを真摯に反省してほしいです。静岡県議会も全会一致「林地開発許可の取り消し」を採決していますから、後は、静岡県知事が「林地開発許可取り消し」と言ってくださればいいだけの話です。知事、よろしくお願いします。(完)

(仮称)古平・仁木・余市ウィンドファームへの反対署名にご協力ください!

北海道の大自然も、今や巨大風車の建設計画によって破壊の危機に。事業予定地の大半は自然度の高い自然林で、ヒグマが多数生息しています。また、野鳥の生息地としても重要な地域で、希少鳥類などがバードストライクによって命を落とすことも懸念されます。

 

仁木町の風力発電を考える会「まほろばブログ」

https://www.mahoroba-jp.net/newblog/?p=19373

北海道の大自然に巨大風車建設計画 

(仮称)古平・仁木・余市ウィンドファーム事業に対する反対署名

署名はこちらから⇒https://onl.la/kzb6zuT

 

※署名用紙のDLもこちらからできます。(送付先は、用紙をご確認ください)

https://photos.app.goo.gl/sQJhBZKB8NNueda28

 

どうか署名にご協力ください。よろしくお願いします!

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