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今夏、マイマイガが異常発生した地域の秋の実りなし→餌を求めて出て来た野生鳥獣の大量補殺が続く

林野庁によると、今年の6月~7月にマイマイガが異常発生した県は、秋田県、山形県、福島県、新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県、岐阜県だそうです。ほぼすべての樹木や草本の葉を食い尽くし、山を丸裸状態にしてしまいました。

平成20年には、岩手県で大発生しましたが、1年で自然収束したそうです。しかし、今回は、どうなるか、予測がつかないということです。

過去に北海道でも大発生したことがあるので、地球温暖化とは無関係かもしれません。

マイマイガについては、わからないことだらけなのだそうです。

 

●以下は、今年の夏、マイマイガが大発生した<長野県北部>住民からの訴えです。

 

今年6月~7月に大発生したマイマイガの食害によって、森の木の葉が全部消えてしまい、いったんスカスカの山となりました。なぜか、マイマイガは、つる草だけは食べませんでした。その後、夏に、まるで春が来たように、一斉に木々に若葉が出ました。こうなると、今年も来年も木々の実りは、全くありません。(来年の花芽ができるのが、今年の7月のため)

 

山から野生鳥獣が連日出てきては、クマ・サル・シカ・イノシシを中心に、大量駆除されています。つる草の、サルナシ・ヤマブドウ・アケビなどは良くなっていましたが、もうクマたちはとっくに食べ尽くしてしまっています。町によっては、記録的にクマが大量補殺された2006年より、ずっとひどい状況です。

良心的な猟友会の方は、クマだけでも、助けられないかと、誤捕獲グマを逃がしたり、追い払ったりしていましたが、追い払っても追い払ってもまた出て来て稲を食べたりするので、クマも殺さざるを得ない状況です。もうこれ以上殺したくないと、悲鳴を上げている方もおられます。

去年は、山の実りが良かったので、その分、子グマも生まれたもようですが、この調子では、今年の秋を生き抜けないでしょう。

 

役場は、もう打つ手がないとして、お手上げ状態に見えます。もう限界で、みんな呆然という感じです。これだけ山に実りがないのだから、野生動物たちはもう生きていけないよねと、周りの人たちも言っていますが、どうしようもありません。

山から出て来た動物たちを殺しても殺しても、もう山が壊れてしまっているんだから、解決不可能だと思います。

今年のマイマイガ以前に、ナラ枯れで、この辺りは大量のミズナラが枯れていたのに、そこへもってきて、今年のマイマイガの大量発生。この地方には、柿の木はありません。

シカが自然林の下草を食い尽くしたことによって、クマはすでに、山で生き残るのがむずかしくなっていましたが、そこへ今年のマイマイガです。

 

<熊森より>

今や人間は、毎日おなかいっぱいたらふく食べています。戦後、人間が、山を壊し続けてきたことを思うと、このような異常年は、祖先がしていたように、分かち合いの精神を発揮して、殺すのではなく、食料を提供するなどして、野生鳥獣との共存をめざすべきでしょう。行政はまず、このようなやさしいことをするとは思えませんので、一般の国民に期待するしかありません。。

一方で、せめて奥山は、自然林に戻し、人間が一歩も二歩も引きさがって、野生鳥獣に餌場の山を返してやるべきです。

 

 

 

 

20年目のクヌギ

20年前に庭に植えた1粒のドングリが、大きく育っています。胸高直径は、約18センチです。

s-胸高直径18センチDSC00639

 

 

今年は、足の踏み場もないほど、狭い庭にびっしりとドングリが落ちました。歩きにくいのでしょうか。飼い犬が、庭を歩かなくなってしまいました。

1平方メートルの枠内に落ちているドンングリの数を数えてみました。88個でした。

s-1㎡に88個DSC00637

 

木の片側だけ、すべてのドングリを拾って袋に入れ、重さを量ってみたら、約5キロでした。1本の木で、約10キロのドングリを落としたことになります。

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5キロのドングリ

 

肥料も何もやらないのに、自然界は毎年実りをもたらします。本当にすごいです。

こうやって毎年のドングリの実りを数量化していけば、豊凶がはっきり見えてくることでしょう。

このドングリは、豊能のクマさんに食べてもらうことにしました。

 

放置クリ園のふしぎ

ここはくまもりの植樹地ではありません。山の中に放置された、元クリ園です。

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ここのクリ園には立派なクリの木が120本ほど生えており、2009年以前にはいくつかのクマ棚を確認しました。しかし、2010年以降、クマ棚は全く見られなくなりました。

この町では、2010年の山の実りなしの異常年に、何頭ものクマが人里に出て行き、大量に有害駆除されました。このクリ園にこっそりクリを食べに来ていたクマは、この年に駆除されてしまったのかもしれません。悲しい気持ちで、今年もクリ園を調査してみると、1本のクリの木にだけ、今年のクマ棚を一つ確認することが出来ました。

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唯一確認できた今年のクマ棚

 

ここで、不思議な思いに駆られました。落ちているイガを見ると、今年、実ったクリの量は、はんぱな量ではありません。

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これまで、最近、ここにはクマが来なくなったと思い込んでいました。そこで次のような仮説を思いつきました。以前はクマはクリの実が青いうちに木に登って、イガごとクリを食べていました。しかし習性が変わって、秋にイガが落ちてから、実を拾うようになったのかもしれません。

もしそうなら、クマ保全に希望が湧いてくるのですが。

 

それにしてもこの辺りには、クマのフンが全く見当たりませんでした。

来年は、この答を出すべく、もっと早い時期からここの調査してみようと思いました。

 

10月12日 どうする 豊能町誤捕獲グマ 高槻市で緊急集会

もう10月です。いつになったら大阪府で誤捕獲されたクマは山に返してもらえるのでしょうか。

熊森は、ありとあらゆる手を使って、このクマが、元いた山に返してもらえるように運動し続けてきました。わたしたちは、何も新たなことや変わったことをしようとしているのではありません。

1頭のクマを、元いたところに返す。原状回復するだけです。こんな簡単な、10分で終わることを、いまだに行政はしようとしません。

ドングリが落ちている今でなければ、今年はもう山に返せなくなります。事情が分かっている内輪の者だけで、高槻市で緊急集会を持つことにしました。ある国会議員が、お忙しい中、秘書さんと参加してくださったのには、感激でした。

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 あいさつをする大阪北地区 地区長

 

森山会長が、どこで何が起きてどうなっているのか。何が問題なのか。これまでの経緯を説明しました。

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近畿地方全府県で守られている誤捕獲グマの放獣が、大阪府ではなぜ殺処分になってしまうのか。森山会長の説明

 

次に本部クマ保全担当者から、法律はどうなっているのか、他府県での誤捕獲グマの扱い、大阪府が出したクマ出没対応方針のどこが問題なのかなど、資料やデータをもとに、詳しい説明がありました。

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 資料を基に詳しい説明

 

参加者からの質疑や意見のあと、いったん解散して、残れる者だけで残り、時間いっぱいまで、今後の対策を話し合いました。

 

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現在の政治や行政の裏を知れば知るほど、生き物たちの命や自然を守ることは難しい状況であり、どうしたものかと考え込んでしまいます。

とにかくみんなで一致した結論は、大阪府で誤捕獲された今回のクマの命を守ることを第一に、熊森は行動するということです。

 

参加者から、後日、「参加してほんとうに良かった。会員だけれど、わかっていないことがたくさんあった」などの、お礼が届きました。会員でさえ、よくわかっていないのなら、一般の大阪府民や国民は、なおさら、何が起きているのかわかっておられないのではないかと心配になりました。

このような集会を、少なくとも、大阪府各地で持っていかねばならないと感じました。緊急集会にご参加くださったみなさん、ありがとうございました。もしこのクマを熊森が大阪府内で保護飼育することになったら、お世話に通うと言ってくださったみなさんが、何人もおられ、本部としては意を強くしました。

 

10月7日 兵庫県但東町中部くまもり植樹地調査 ②2002年植樹のカキに、今年は実りなし

次に、兵庫県豊岡市但東町の中部に、2002年に植えた柿の植樹地を見に行きました。当時、このあたりの2か所に、役場のお世話で柿の3年苗200本を植樹させていただきました。

しかし、1か所の100本の苗木は、なぜか植樹後、すぐ、誰かによって抜かれたり鋭利な刃物で苗を切られたりして、全滅していました。

植樹に参加した人たちの多くは、阪神間からの一般市民でした。みな一様に、悲しい思いをしました。わたしたちの植樹を、快く思わなかった人がいたのだと思います。残念ですが、仕方がありません。

 

しかし、この場所に植えたカキは、無事でした。ここだけでも残してくださったことに感謝します。

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この場所で成長した十数本の柿の木は、2013年にたわわに実りました。そして、うれしいことに、クマたちが幹ごと折って食べてくれていました。みごと、クマ止め林の役目を果たしたと思います。

木が枯れてしまうのではと思うほどの、激しい枝折り、幹折りでしたが、今年はどれも枯れずに新たに元気な葉を出して育っています。しかし、さすがに、今年の実りはゼロでした。次回、何年後に再び実るのか、見ていきます。

 

この場所は、なぜか地面が芝生で覆われています。シカの糞がたくさんありましたが、地面は近くの自然林の中のように茶色一色ではなく、一面が緑でした。ここだけは、バッタなどの虫が、あちこちで飛び交っていました。奈良公園を思い出しました。芝生とシカは共生関係にあるということですから、このような場所を芝生にすることは、シカとの共存には意味のあることなのかもしれません。

 

ここには、今年の5月を初め、この2~3年の間に、シカ除けパッチディフェンスを張って植えた柿の大苗があります。

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今年5月に植樹した柿の木

こちらの方はどれも順調に育っていました。来年の雪解け時に、パッチディフェンスが倒れないように願うばかりです。

 

 

 

10月7日 兵庫県但東町西部くまもり植樹地調査 ①2002年植樹のシバグリの木が、クマに餌を提供していた

最初に、2002年に神戸東ロータリークラブのみなさんが、ホテルオオクラからバスをチャーターして植樹に参加して下さった、兵庫県豊岡市但東町の西部の山すそ近くの山崩れ後植樹地を調査しました。

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2002年春植樹した西部山すそ植樹地の斜面 2014.10.7撮影

 

久しぶりに訪問すると、12年間の間に苗木が大きく成長しており、ほんとうにここがあの植樹した場所だったのかと心配になるほど、風景が一変していました。横の林道を、スギの丸太を満載したトラックが3台通りました。今、この山の奥で、人工林が伐採されているのでしょう。

 

ススキに隠れて、道路からは見えない微妙な場所にあるシバグリの苗木に、今年の熊棚ができていました。クマがこの場所を利用してくれている!当時、植樹に参加された方にお知らせしたら、どんなにみなさん喜ばれることでしょうか。

 

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クリの木にできたクマ棚

新しい今年の爪痕も、くっきりと残っていました。

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クリの木についたクマの爪痕

クリの木の下にはまだ食べられる栗の充実種子も少し落ちていましたが、落ちている実のほとんどはぺったんこで、シイナと呼ばれる実の入っていないクリでした。動物がクリの実を食べた跡がわかるものもいくつか落ちていました。

 

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ぺちゃんこのクリがシイナ

シバグリ以外にも、コナラやクヌギなどの苗木も育っており、木によって個体差があるようでしたが、ドングリが実ってすでに大方落ちてしまっていました。何種類かの動物が、この植樹地の実りを利用して生きていることがわかりました。

 

このあたりは、人家が見当たらない所です。ここでこれからも野生動物たちが、ひっそりと、かつ、のびのびと生き延びてくれることを祈りました。

10月7日 兵庫県但東町くまもり東部植樹地調査 ③ここのクリの木にも熊棚が

こちらは2002年から何度も植樹をしに行った場所です。ミズナラ、コナラ、アベマキなどのどんぐりやシバクリが植えられていました。

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この植樹地はかなりの急斜面です

 

この植樹地にも、今年、クマが来ていました。まだ、効力はわずかかもしれませんが、クマ止め林の役目を少しずつ果たせるようになっていっていると思います。

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クマが折ったクリの木の枝

ここの植樹地で大きくなったミズナラにどんぐりがなっていました。

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ミズナラのどんぐり

 

今回、柿植樹地以外の全ての植樹地で、クマを初めとする野生動物たちが、植樹した苗木の実を今年も食べている痕跡を見つけることができました。植樹に参加してくださった当時のみなさんに、是非ご報告したいです。

 

しかし、自然に生えている山のドングリ類には、例外となった1本のシバグリ以外、クマ棚が全く見当たりませんでした。

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 山中に、クマ棚が全く見られない

 

20年程前になりますが、兵庫県と岡山県の県境近くの奥山の林道を走っているとき、周りの木々に、クマ棚がどこまでも延々とできていたのを覚えています。一体この一帯には何頭のクマがいるのだろうかと驚きましたが、意外と、1頭だったのかもしれません。

今回、山中にクマ棚を見つけることはできませんでしたが、クマがいなくなっているのではなく、最近のクマは、ドングリが落ちるのを待って食べるようになり、カキやクリ以外の木に登って実を食べる習性がなくなって来たのかもしれないという推論も成り立ちます。

 

自然界は、このように、まこと、判断がむずかしいです。

 

しかし、どんなにクマの習性が変わっても、糞は絶対にするはずなので、糞を探すことにも力を入れていきたいです。

 

募集!

11月8日に、豊岡市但東町で、クマ止め林の植樹会を実施します。ご自分の車で現地に集合できる方は、是非ご参加ください!!

自分が植えた苗木の実を、クマをはじめとする動物たちが食べるようになった時は、感無量ですよ。

 

10月10日 滋賀県の小学校4年生に環境教育

くまもり滋賀県支部は、大津市のある小学校から、森林環境学習「やまのこ」の体験学習に向けた、事前学習授業のご依頼をいただきました。本部もお手伝いに行ってきました。

 

 実施したのは、人工林と自然の森の違いや、動物の大切さを

子どもたちと一緒に考えていくプログラム「森と人間」です。

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熱心にメモを取る子や、活発に発言してくれる子など、様々です。

写真で見る放置人工林と自然の森の違いや、

針葉樹と広葉樹の根っこくらべでは、子どもたちから「おぉ~」の声が。

子どもたちの素直な反応に、授業者としてはとても嬉しくなりました。

驚きは授業の大切なスパイスだと、改めて実感します。

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布を使って、広葉樹の根や保水力を説明しています。 「森と人間」では、一番の盛り上がりかも?

 

あるクラスは、授業で滋賀県のトチノキ巨木群のトラストについて学んだばかりだったようです。

「切られてしまったトチノキは何歳くらいだったのですか?」

「トチノキを守る話し合いには、どれくらいの人が参加したのですか?」等、

トチノキ巨木群を保全したことについての質問を多くいただきました。

これには、くまもり滋賀県支部スタッフの方が丁寧に答えておられました。

やはり、現地で活動された方のお話が、一番伝わりますね。

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ツッキンのぬいぐるみは、滋賀県支部お手製☆

今回で、「やまのこ」事前学習を受け持たせていただくのは2回目です。

「やまのこ」は滋賀県の小学生たちが、自然について学ぶ、またとない機会です。

これからも、この素晴らしい学びの場に、立ち会わせていただければと思います。

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今回の授業メンバーで記念撮影☆

くまもり滋賀県支部では、今後も環境教育にも力を入れていこうと、頑張っておられます。

仲間も増えつつあり、滋賀県環境教育部の今後の発展が楽しみです!

自然や生きものの大切さを子どもたちに伝えていくことは、とても大切なことです。

環境教育に興味ある方、ぜひ一緒に活動しませんか!

 

今回、貴重な経験をさせてくださったすべてのみなさま、ありがとうございました☆(SY)

10月15日 豊能グマ、藁入れ後、1週間目のご報告

大阪府豊能町で誤捕獲され、狭い檻に入れられたまま4か月になるオスグマ。推定4才。

クマは、まだ、生きていますか?元気でしょうか?

各地から、安否を問う電話やメールが、くまもり本部には入ってきます。みなさん、心配して下さってほんとうにありがとうございます。

本部も一生懸命お世話をしていますので、一応、見た目は元気です。

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 10月15日撮影

 

狭い運搬用檻ではありますが、少しでもクマがストレスを発散できるよう、本部ではいろいろな工夫をこらしてお世話をしています。

8月19日に、今年初めて獲れたドングリを、少量与えることができました。それ以降は、会員の皆さんがドングリをたくさん送ってくれるようになりましたので、今では、大量のドングリを与えています。

最近は気温が下がってきました。先週は、水洗いによる獣舎の掃除後、濡れた鉄板の上で寝るのは寒かろうと、床の水分をよくふき取ってから、藁を入れてやっています。

 

 

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1週間後の10月15日に行ってみると、何と、クマは、藁を床の半分に押しやり、寝床にしていました。残りの半分の床には、ドングリの殻などが大量に散乱しており、こちらは、食事場所として利用しているもようです。また、檻手前の右隅っこには、1週間分と思える糞が藁に浸み込んでいました。クマは、この狭い檻の中で、少しでも快適に暮らせるようにと、いろいろと工夫しているようです。(かしこ~い)

 

主食はドングリ、そしてクルミやリンゴなどのデザートを与えました。一番、よく食べていたのは、クルミでした。太郎や花子と比べると、体の周りの脂肪のつき方がかなり弱く、冬籠りに備えた身体になっていません。

 

このクマは、放せるものなら、1日も早く山に放してやりたいです。もし、どうしてもそれがかなわないのなら、殺処分ではなく、くまもりがきちんとした獣舎の建設を開始してそこで保護飼育をしたいと考えています。ありがたいことに、獣舎の土地提供を申し出てくださった方が現れました。どちらにしても、早く行動に移したいのですが、どれも交渉相手のあるものなので思うようなスピードでは進みません。わたしたちはクマの健康状態を考えてやきもきしていますが、しかしもうタイムリミットです。はっきりした方向が決まり次第、ブログで発表したいと思っています。

 

リニアの終着駅は、奈落の底  雑誌「日本の科学者」10月号が、リニア着工の危険性を特集

日本科学者会議編の「日本の科学者」10月号が熊森本部に送られてきました。本の泉社出版(571円+税)

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ぜひ、ひとりでも多くのみなさんに、読んで頂きたいと思います。 (ネット注文可)この本に登場する全ての科学者が、リニア中央新幹線の危険性を訴えています。とても読みごたえがあり、やっぱりなー、リニア中央新幹線の着工は、日本国始まって以来の巨大な国土破壊事業であり、人類は、こんな速い乗り物を造ってはいけないのだと再確認できました。勇気がわいてきます。

 

改めて、リニア着工推進のニュースしか報道しないメディアの罪の深さを感じました。「リニア、夢の超特急」とだけ書かれると、ほとんどの一般国民は洗脳されてしまい思考停止に陥りますが、「リニア、悪夢の超特急」と書かれると、みんなが考え始めると思います。

 

川村晃生先生の巻頭言は、格調高いもので、「リニアの終着駅は、奈落の底」という言葉で締めくくられています。現代文明や必要以上のスピードが、人間の身体と心を侵食し、人間を根底から変えていく不幸せな未来が描かれています。読んでいて、日本人がこれからやろうとしている狂気の事業を思い、ぞっとするほど恐ろしくなってきました。

 

また、松島信幸氏の、「南アルプスを、リニア新幹線が貫くと」という文も、熊森会員必読です。リニアを推進しようとしている経済(金儲け)のことしか頭にない政財界の皆さんに、人間として母なる地球に、やっていいことと絶対にやってはいけないことがあることに気付いていただきたいものです。

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