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くまもりNews

3月8日(木)箕面ロータリークラブで卓話

日頃からお世話になっている会員のご紹介で、森保全・再生担当の家田が大阪府箕面市の箕面ロータリークラブで卓話をさせていただきました。

今回の卓話をセットして下さった会員さんがあいさつ

 

日本の奥山や野生動物の危機的な現状、箕面市の隣の豊能町で飼育しているツキノワグマ「とよ」の話、ナショナル・トラスト運動のことなどを話させていただきました。

卓話中の家田

 

30分の卓話をさせていただくのは久しぶりでした。みなさん熱心に聞いてくださり、本当にありがたかったです。

今も日本の自然は破壊されていく一方です。自然破壊に歯止めをかけるには、本当に自然を守ろうとする大きな自然保護団体を日本に育てることが必要です。まだ日本熊森協会の会員になっておられない方は、ぜひ会員になっていただきたいです。

 

くまもり協会では会長、副会長をはじめ、森保全・再生や野生動物保全など現場の担当者たちも講演できます。

今後も声をかけていただければいろんなお話をさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

 

3月17日(土)本部いきもり活動in三田市 計34本伐倒

人工林を皆伐または間伐することによって、生き物の棲める生きた森を市民の手でこの国に再生していく。本部「生き森活動」は、里山で奥山で、今年も数多く実施されます。

 

この日は地元の山林所有者の許可を得て皮むき間伐をした木を、伐採しました。

久しぶりのメンバーも揃って9名で実施しました。とても天気が良く、気持ちの良い一日でした。

ベテランの林業経験者である会員も参加し、指導にあたる。

 

皮むき間伐で枯れた木をロープで引っ張りながら、倒す

 

この方は、2回目のチェンソー。だいぶん慣れてきました。

 

地元の協力者が作ってくださったご飯を、青空の下でみんなでいただきました。

うまい!Sさん、いつもほんとうにありがとうございます。

 

最後は、手分けして丸太を運び出しました。

小屋のまわりは皆伐しました。

 

里山なので、材を運び出し利用することが可能です。

玉伐りして積まれた材

 

この日は、チェンソーを使い始めた人を中心に、たくさんチェンソーを使ってもらいました。

チェンソーを使った方は平均7本伐採し、合計伐採本数は34本!でした。

チェンソーを使わない方は、林床整備を熱心にしてくださいました。

現場はいっそう明るくきれいになりました。

 

次回の生き森活動は、4月7日(日)です。

ご参加いただけるかたは、本部までご連絡ください。お待ちしております。

くまもり本部2018年4月度> 自然保護ボランティア募集(初参加、非会員も歓迎)

熊森協会本部では、各分野のボランティアを募集しています。

会員・非会員に関わらず、多くの方々にご参加していただきたいです。

学生さんや若い方も、みなさん誘い合ってご参加ください。

ご参加いただける方は、活動日の3日前までに電話、FAX、メールにて熊森協会本部事務局までご連絡ください。

本部電話番号 0798-22-4190

本部FAX番号 0798-22-4196

メール contact@kumamori.org

 

2018年4月の活動予定

 

<いきものの森活動>

毎月第3火曜日、他

4月7日(土)皮むき木の伐採(三田市)

(チェンソーが使えなくても参加可能です。)

4月17日(火)植樹ネットの修復作業(宍粟市波賀町戸倉)

午前8:00に阪急夙川駅南口ロータリーに集合してください

チェンソーを使えない方はのこぎりでご参加いただけます。

  • いきものの森活動は人工林の間伐や実のなる木の植樹、クマの潜み場の草刈りや柿もぎなど、兵庫県北部を中心に実施しているフィールド活動です。参加者のペースに合わせて活動を進めていきますので、誰でもご参加いただけます。

現地までは本部が用意した車にご乗車いただけます。

天候不順で中止になることがあります。

丸太運びで林床整備

 

<環境教育例会(於:本部事務所)>

4月2日(月) 毎月第1月曜日

  • 小学校や保育施設などで、森や動物の大切さを伝える環境教育を実施しています。環境教育例会では、授業に向けての練習や打ち合わせ、プログラムの作製を行います。絵本の読み聞かせや紙芝居にご興味のある方、子どもがお好きな方、ぜひご参加ください。

candy親子フェスタ参戦

 

<とよ君ファンクラブ(大阪府豊能町高代寺)>

4月3日、10日、16日、24日

(第1,2,4週は火曜日、第3週のみ月曜日)

  • 大阪府豊能町で保護飼育しているツキノワグマのとよ君のお世話です。

現地までの交通手段は本部にご相談ください。

大好きなぶどうにありつくとよ

 

<太郎と花子のファンクラブ(和歌山県生石町)>

4月は定員に達しましたので自車参加の方だけ受付いたします。申し訳ありません。

  • 和歌山県生石高原で保護飼育しているツキノワグマの太郎と花子のお世話です。

カメラを覗き込む花ちゃん

 

環境教育以外は兵庫県ボランティア保険(4/1~3/31の年間500円)への加入が必要です。

自車参加も可能です。

たくさんの方のご応募をお待ちしております。よろしくお願いします。

兵庫県クマ狩猟再開反対のネット署名Change.orgが、毎日増えていく

3月8日に、兵庫県クマ狩猟再開反対のネット署名が3191人になっていることに気づいて驚きました。

あれっ、いつの間にか署名数が増えている!

一体何があったんだろう。

うれしくなって、あわててChange.orgに近況を書き加えました。

最近、ネット署名数を注意して見ているのですが、毎日確実に増えていきます。

一体何があったのかわかりませんが、本当にうれしく心強いです。

9日後の3月17日には、署名数が3300人を超えました。

意思表示をすることはとても大切ですね。

熊森の会員もこれくらいのスピードで増えていってくれたらなあ。

講演会「クマのすむ豊かな森を未来へ」にご参加ください!

2018年3月24日に、兵庫県芦屋市にて、

講演会「クマのすむ豊かな森を未来へ ~実りいっぱいの森づくり~」を開催します。

 

21年間、熊森を引っ張ってきた森山まり子会長が、

日本の森の現状や野生動物保護の在り方について、

長年培った経験や知識をもとに、皆さんにお伝えします。

 

会長としての森山まり子の講演は、これがラストです!

皆さま、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください♪

 

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【日時】 2018年3月24日(土) 13時~15時

【場所】 リードあしや(芦屋市公光町5番8号) 会議室C・D

・・・・・・・・阪神芦屋駅北徒歩3分芦屋川東岸

【参加費】 無料(オリジナルファイルをプレゼント♪)

【申し込み先】 日本熊森協会 事務局 TEL 0798-22-4190

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3月13日 京都洛中ロータリークラブで卓話

室谷副会長と森林保全担当の家田で京都洛中ロータリークラブの卓話でお話しさせてもらいました。

こちらのロータリークラブは89名の会員が所属されており、この日も約80名ほどの方が聞いてくださりました。

今後も卓話や講演をしていきますので、お話させてもらえる場所がありましたら是非ご連絡ください。

3月13日晴れ 獣舎にペンキを塗ってもらったら、とよが驚くべき反応を示しました

大阪の最高気温摂氏17度。4月中旬の温かさの中、高代寺へとよのお世話に行きました。

冬ごもり明けからちょうど1週間、私たちが行くととよは運動場で常同行動をしていました。

 

運動場とプールの掃除をするために、寝室にエサを入れ、閉じ込めようとしましたが入りません。いつものお世話隊隊長のHさんは今日は欠席で、本部のUが寝室の横にいるので警戒したようすです。20分待ってみましたがあきらめて、獣舎の外へ行くと、とよがスッと寝室に入りました。お世話隊のFさんが走って行って扉を閉め、閉じ込めることができました。これで3か月ぶりに運動場とプールの掃除ができました。

 

とよが今冬作ったわらベッドを見てびっくりしました。

ものすごく深い穴を掘っていました。

寒かったので、全身で潜っていたのだと思います。

深い藁穴を掘っていた

 

会長から、冬ごもり明け一番の糞を持って帰るように言われていたので、それらしきものを探しました。

 

 

今日は獣舎のペンキ塗りをして下さるボランティアさんが来てくださいました。

吹田市の梶本塗装さん親子です。

約3時間かけて、しっかりとペンキを塗ってくださいました。

さすが、プロの仕事です。

 

掃除とペンキ塗りが終わったので、とよを運動場に出すと、クンクンと不思議そうに匂いを嗅いでいます。

ペンキを塗ったので匂いが気に入らないのかと思い、見ていたら、一番最後に塗ったペンキ部分にやってきて頭をこすりつけ始めました。

なんと、とよの頭にまだ乾いていない緑のペンキがついていきます。これは、大好きな米ぬかや糖蜜に対する反応と同じです。

 

もうたまらない、クマはペンキの匂いが大好き

 

山の看板を新調するとクマが喜んでかじりに来ると聞いていましたが、本当にクマはペンキが大好きなんだと確認できました。

貴重な動画が撮影できましたのでYoutubeで公開しようと思います。

ペンキに夢中のとよ

 

木につけられたブドウを食べるとよ

 

次のお世話は、3月19日(月)です。

今年の3月から、高代寺でのお世話は毎週火曜日の12時からになりました。

第3週だけ月曜日に実施します。

お間違えのないようお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当の森を知ってるかい?西宮の親子フェスタでくまもり環境教育部が、森のお話 

3月10日、本部のある西宮市で、CANDY親子カレッジという団体が「CANDY親子フェスタ」を開催されました。

ここで、熊森本部環境教育部は数十人の子どもたちに向けて、30分間の環境教育プログラムを実施させていただきました。

 

この日は晴天で、さわやかな青い空。本当に、気持ちの良い日でした。

足元にはスミレの花やツクシが顔を見せ、春の訪れを教えてくれています。

 

さて、熊森のプログラムは、動物クイズからスタート。

「日本の森には、どんな動物が棲んでるかな?」とたずねると、

クマ、イノシシ、キツネ、カエル、ヘビ、キツツキ、ゾウムシ…

子供たちは、たくさんの動物の名前をあげてくれました。

「森に遊びに行ったことは、あるかな?」 「あるー!」「ない-!」

 

クイズの後は、くまもり紙芝居「どんぐりのもりをまもって」を上演しました。

「今、森では大変なことが起きています…」と話し始めると、

子どもたちは、途端に、真剣な表情に変わりました。

そして、最後まで集中して、紙芝居の世界に入ってくれました。

 

終わってから、「これって、ほんとにあったことなの?」

「どうすれば、クマたちは殺されないの?」と、

質問をしてくる子もいました。

野生動物たちの悲惨な現状を知って、子供たちが悲しみ、心を動かしてくれているのが、

ひしひしと伝わってきました。

 

☆☆☆

 

今回の参加を通して、子どもたちに伝えることの大切さを改めて再確認しました。

自然のことを知りたいとき、自然について学びたいとき、

すぐそばに、教えてくれる人たちがいる。いつでも聞きに行ける。

そんな存在に、熊森がなれたらうれしいです。

くまもり事務所は西宮市にあるので、遊びに来てね。

 

CANDY親子カレッジの皆様、こんな機会をいただき、本当にありがとうございました!

 

(SY)

奥山保全トラストが全国TVに出ます!

日本熊森協会から生まれたナショナル・トラスト団体、公益財団法人奥山保全トラストがテレビに出ます!

 

フジテレビ「世界の何だコレ!?ミステリー」という番組より、取材を受けました。どんな内容かはミステリ-なのでお楽しみです♪

以下の内容で放送されます。

 

<番組名>世界の何だコレ!?ミステリー(フジテレビ・関西はカンレテレ)

<放送予定日時>2018年3月14日(水)19:00~20:54

番組HPはこちら

 

番組中の20分弱が当財団トラスト地の内容だそうです。番組内での放送時間は分かりませんが、是非ご覧ください!

Change.org「兵庫県にツキノワグマの狩猟中止を求める」署名 が、いつの間にか3191人にも

久し振りに、熊森HPのトップページにあるChange.orgの署名数を見て目を疑いました。

ずっと開けていた署名が、いつの間にか3000人を超えていたからです。

私たちの主張に賛同してくださる方がまだおられた。

そこで、Change.orgの<キャンペーンの進捗>に、2017年の報告文を入れることにしました。

新たにネット署名してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

 

以下は、Change.org署名の<キャンペーンの進捗>に入れる投稿文です。

 

2017年のツキノワグマ狩猟結果 兵庫県1頭(朝来市)、岡山県1頭(美作市)

 

2017年秋のクマ狩猟講習会場に、狩猟再開2年目の兵庫県では3会場計160名のハンターが、狩猟再開初年度の岡山県では1会場30名のハンターが、集まりました。

 

熊森は、全ての会場の前に立ち、ひとりひとりのハンターに、「本来のクマの生息地である奥山は人間に大破壊され、クマは生きられなくなって人里に出て来ています。野生動物は生息地を失うと絶滅します。狩猟している場合ではありません。狩猟しないでください」と、訴えました。

クマ狩猟講習会場前で

 

兵庫県や岡山県には元々、クマを獲る文化がありません。

行政が、クマを獲るようにとハンターに強要している感じです。

 

兵庫県によると、この20年間に兵庫県のクマ数は15倍に爆発増加し、奥山にもたくさんクマがいるそうです。(熊森の奥山自動撮影カメラには、ほとんど写っていませんが)

 

もし、クマが15倍に増えているのなら、今の狩猟期間は以前の3分の1ですから、単純計算するとクマ狩猟数が5倍になっているはずです。

絶滅寸前と言われてクマ狩猟を自粛する直前の兵庫県のクマ狩猟数は、平成1年12頭、平成2年19頭、平成3年15頭でした。

今や狩猟数が、60頭、95頭、75頭となるはずです。

 

 

ところが、実際の兵庫県のクマ狩猟数、昨年度1頭、1昨年度4頭です。

兵庫県はどう説明されるのでしょうか。

全く持って、ミステリーです。

 

県は、狩猟再開に使う予算があるなら、クマたちが奥山に帰れるように、森の復元をしてやるべきでしょう。

森の復元は全くと言っていいほど進んでいません。

 

すでに、兵庫県も、岡山県も、平成30年度もクマ狩猟を継続すると発表しています。

なぜそうなるのか、理解できません。

 

兵庫県クマ狩猟反対に賛同してくださる方で、まだ署名をされていない方は、ぜひこの後も、ご協力ください。

 

 

日本熊森協会

 

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