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首長の決断でここまで変わる・・・ 祝  愛知県クマ放獣続く 

今も、北海道や東北を中心に、山から出て来たクマを安易に捕殺してしまう、駆除暴走が止まりません。

今年度、9月末までに殺されたクマは、届け出があっただけでも、ヒグマ416頭、ツキノワグマ1873頭にものぼります。そんな中でも、何とか殺さずに守ろうとふんばってくださっている府県もいくつかあります。そんな中の一つが、愛知県です。

 

愛知県は、2010年度、誤捕獲も含めて、野生グマ9頭全て殺処分または遠方地への飼育譲渡であったため、熊森本部と愛知県会員らが、2011年度、2回(30分×2)大村知事に面談させていただきました。何とか残り少ない愛知県のクマを殺さないように、どうしても出て来て困る時は、捕獲して、居てもいい所に放獣して下さるようにお願いしました。大村知事は、当協会の主張を深くご理解くださり、人間は動物に対してやさしくあるべきだと、クマに対する愛知県の方針を180度転換することを約束して下さいました。

写真上 大村知事に訴える森山会長

写真下 大村知事にクマ保護を訴える要望書を手渡す熊森本部・愛知県会員ら

 

愛知県内での去年のクマ捕獲はゼロでしたが、今年は3頭の捕獲がありました。しかし、いずれも、殺さずに県内に放獣して下さっています。知事や市町村長の決断で、一気にクマ保護体制に転換できた例は、これまでも他にありました。熊森は今後も、トップと地元住民の両方に会い続けていきます。約束を守ってくださった愛知県大村知事さんに感謝します。

 

 

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