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石川県猟友会金沢支部、捕獲したクマの熊の胆を、長年薬事法に違反して売買していた (中日新聞記事)

5月20日の中日新聞によると、石川県猟友会金沢支部が、長年にわたり、捕獲したクマの熊の胆を薬事法に違反して、無許可で売買していたことが、この度、判明したということです。

石川県行政から金沢市のクマ捕獲隊長に長年任命されている猟友会員は、金沢市でクマ肉などの料理店を経営している人です。このような職業の人をクマ捕獲隊長に任命していることに対して、くまもりはずっと石川県行政に疑問を感じてきました。

この際、捕獲したクマの熊の胆だけではなく、遺体の処理はどうなっていたのか、クマ肉は販売されていなかったのかなど、徹底的に調べていただきたいと思います。

有害として捕獲したクマがお金になるなら、クマに口がないのをいいことに、殺さなくてもいいクマまで有害に仕立て上げて、駆除隊が有害駆除してしまうことも考えられます。動物愛護法違反です。実際、当協会には、そのような内部告発がいくつか各地から来ています。

2013.5.20(月)北陸中日新聞

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