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北秋田市の「熊森」と「くまくま園」ツアーの下見(1日目)

経営破たんした元秋田県八幡平クマ牧場に残されたクマたちは、熊森の運動もあって、秋田県に全頭救命していただき、現在、北秋田市立阿仁クマ牧場「くまくま園」で終生保護飼育されています。

2014年7月19日にオープンした「くまくま園」はこの度、無事1周年を迎えることができました。1年目は黒字経営だったそうで、よかったです。

 

熊森本部は、動物愛護の精神を日本人が思い起こすためのシンボルとしての「くまくま園」と、秋田のクマたちが棲む豊かな「熊森」をセットにしたツアーを企画していきたいと思っています。

この度、本部から会長をはじめとする10名、東京都支部・神奈川県支部から各1名、計12名でツアーの下見に出かけました。

 

7月18日(1日目)

関西組は、7:05大阪伊丹空港発。関東組は、8:55羽田空港発。10時半に秋田県大館能代空港にそろって到着。

マイクロバスに乗車し、現地の自然保護団体「冒険の鍵クーン」さんのガイドで、まず森吉山山麓高原に向かいました。

昼食後、青少年野外活動センターで、この辺りの森で自動撮影カメラで撮影されたクマたちの写真をいろいろ見せていただきました。

その後、実際にクマが撮影された自然豊かなブナ林を案内していただきました。

ガイドさんのお話によると、この時期は親離れをした若グマたちがいろんな場所を試しに歩く時期なので、一年で最もクマをよく見かけるそうです。

今にもそのあたりからクマが出てきそうで、どきどきしました。

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ガイドしてくださった方の説明がとてもすばらしかったです。ツアーの時もこの方にお願いしたいと、一同思いました。

 

 

午後4時に、この日の宿舎である打当温泉に着き、荷物を置いてから「くまくま園」に行きました。

この日は4頭のメスのヒグマが運動場に出してもらっていました。

このあと、全頭のヒグマが個室に入り、食事時間となりました。

どのヒグマも、ガツガツとうれしそうに食べていました。

飼育員さんによくなついて、甘えていました。

みんな元気そうで、いい表情をしていました。

 

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近くで見ると、やはりとても大きいです。

飼育員さんがヒグマたちに深い愛情を持って接してくださっているのが、よく伝わってきました。

日々のお世話、ほんとうにありがとうございます。

 

宿舎に帰って夕食後、入浴、マタギ資料館見学、交流会などを持ちました。

 

 

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