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兵庫県第3期ツキノワグマ保護管理計画最終案に、熊森が申し入れ書

平成24年度から5年間にわたって適用される「兵庫県第3期ツキノワグマ保護管理計画」が、協議会と審議会の協議や審議を受けて、3月末にいよいよ最終決定され、県庁のHPで発表される見込みだそうです。当協会が、最後の要望として、担当部署に送った申し入れ書(以下)を、なにとぞ兵庫県の管理計画に採用していただきたいと願っています。

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兵庫県自然環境課殿

兵庫県第3期ツキノワグマ保護管理計画最終決定にあたっての申し入れ書

1、兵庫県内におけるツキノワグマ捕獲は、原則放獣としてください。
第2回野生動物保護管理運営協議会参加、第2回環境審議会鳥獣部会傍聴を通して、兵庫県は県内の絶滅危惧種ツキノワグマの推定生息数や増加率を把握しきれておらず、今後もクマやイノシシのようなどこかにひそんでいるこのようなタイプの野生動物の生息数は、人間にとって把握できないものであるとの確信を得ました。
何頭いるかさっぱりわからない絶滅危惧種、しかも現在、遺伝劣化が明白であり、繁殖力の弱いクマを、捕獲後、原則殺処分するという第3期ツキノワグマ保護管理計画案には、どう考えても無理があります。やむをえず捕獲した後は、「原則放獣」に修正していただくよう申し入れます。

2、イノシシ罠は、クマスルー構造とすることを義務付けてください。
クマのイノシシ罠への錯誤捕獲が、毎年あまりにも多すぎます。この問題に無策であっては、クマ保全は出来ません。逃がすからいいと言われますが、クマは捕獲される度に弱っていきます。いったん捕獲してしまうと、人間を必要以上に恐れるクマとなり、人身事故の原因となっていることも考えられます。クマがかかっても逃げられるイノシシ罠である、クマスルー罠を義務付けていただくよう、申し入れます。

3、野生動物育成林事業を、本来の広葉樹林増殖事業にもどしてください。
現在の野生動物育成林事業は、動物が棲めない場所づくりをしていると指摘される通り、皆伐によるバッファゾーン事業がほとんどとなっています。わたしたち県民の税金を使って実施するのですから、県民への約束通り、野生動物が棲める広葉樹の森造りとなるように、事業内容の修正を申し入れます。

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県に申し入れをされる場合は、FAXがいいと思います。
兵庫県庁農林水産局森林動物共生室 FAX 078-362-3954

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