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2016-07

6月25日 和歌山の人工林で驚いたこと2つ

①完全放置人工林のひどさ

和歌山県那智勝浦のコロコロランドに行くときに、これまでに見たことのないほどのひどい人工林を見つけました。

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植林してから1回も間伐されたことがないようです。

 

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直径10cmくらいのヒョロヒョロのスギが所せましと並んでいました。スギたちの悲鳴が聞こえてきそうです。

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中は本当に暗くて、樹木と樹木の間もせまく、とても恐ろしい感じでした。和歌山県のこのあたりには無料バイパスが新しくできています。そこを通ると、今まで見ることのなかったひどい人工林がたくさん見れました。

 

 

②人工林皮むき間伐後の自然再生スピードの速さ

こちらはコロコロランドという場所で、3年前に皮むき間伐を実施した場所だそうです。

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ここではもうスギの葉がすっかり落ちてしまっており、早くも下層植生が育ってきていました。(和歌山は、早い)

下層植生の樹種はシイやカシ、エノキなどです。暖温帯気候なので照葉樹が中心に育っていました。

 

 

本部 今年度第3回人工林の皮むき間伐 7月18日(月・祝) 兵庫県豊岡市 参加者募集中

人工林の皮むき間伐は、小学生以上なら誰でもできます。人のため全生物のため、不要な場所の人工林を除去して、どんどん自然林に戻していきましょう!

 

本当は、国民の税金でスギやヒノキばかり植え続けた国<林野庁>や地方自治体が反省して、責任を持って樹種転換しなければならないのですが、その動きがほとんど見られません。

よって、一般国民である私たちが、超微力ながら、代わりに動いているのです。

林野庁さん、地方行政さん、不要な場所の人工林の除去に一刻も早く取り組んでくださるよう、祈っています。

あなた方を責める気はありません。ただ、いっしょにやりましょうよ!

 

●熊森本部:第3回皮むき間伐フェスタのご案内

【日にち】7月18日(月/祝)

【実施場所】兵庫県豊岡市但東町

【集合場所】旬の里のぼりお(兵庫県豊岡市但東町大河内895-1)

【現地集合・解散時間】集合場所に10:00 15:30現地解散予定

【作業内容】スギ人工林の皮むき間伐

【参加費】一人500円(道具使用料や保険費など)

【持ち物】帽子・飲み物・動きやすい長袖の服・雨具・敷物・お昼ご飯・お茶

【当日連絡先】090-1073-0980

【申し込み】tel: 0798-22-4190(日本熊森協会本部) mail: contact@kumamori.org

【参加申し込み締切】7月14日(木)

原則、現地集合現地解散ですが、交通手段がない方は本部までお問い合わせください。本部の車に同乗していただくことも可能です。

6月26日 和歌山県那智勝浦でスギ人工林の皮むき間伐実施!いろいろな市民団体が力を合わせて森復元活動を行っている姿に感動

和歌山県那智勝浦で地元の「森の再生を考える会」主催の皮むき間伐を実施しました。熊森本部は地元の要請を受けて参加し、昨年同様、皮むき間伐の指導にあたりました。地元の「なちかつ古道を守る会」や「NPO三つの森」も参加し、熊森協会和歌山県支部の支部長や支部員たちも参加しました。

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昨年も同じ場所で皮むき間伐を実施したのですが、昨年皮を剥いだスギの木はすでに枯れて葉が茶色になっていました。(和歌山県は早い!)これから葉っぱが落ち、枝が落ちて徐々に林内が明るくなっていくことでしょう。

 

①午前中の皮むき間伐

当日はとても天気が良くて、気持ちよく作業できました。

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はじめての人にもやさしく指導します。

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女性も頑張ってます。今回は谷の一番奥に残してあったスギの木の皮を剥ぎました。急斜面は慣れている人に任せます。

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アオダイショウがいました。ネズミやイノシシの掘り返した跡などもあり、いきものが増えてきたのかなとうれしく感じました。

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「NPO三つの森」の方が記念にクスノキを植樹しました。その土地に元々あったいろんな樹木を復活させていく事が大切です。

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この日はとても暑かったのですが、みなさん暑さに負けず頑張りました!

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働いた後はおいしいスイカ!いつも間伐のあとは近所のきよもんという場所で食事をいただきます。

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このきよもんのそばには汽水湖があり、そこにカモがいました。

 

②午後から、鼻白の滝と、「NPO三つの森」による植樹中の広大な大日山の見学

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鼻白の滝

「NPO三つの森」が中心になり植樹をした大日山という場所に向かいました。

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この大日山は地滑り対策工事のために斜面を削ってたくさんの土を削りだした場所です。しかし土を移動した後そのままではどんどん土砂が流出してしまいます。そこで、2013年大日山の緑化と砂流出防止を図るために、大規模な植樹活動を「NPO三つの森」を中心に開始しました。

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ここでは自分の名前を書いた板とともに、1人1本の苗木を植樹する運動を進めています。

5000本以上の苗木を植えているそうですが、まだ植える場所があります。

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ここでは竹をポット代わりにして苗木を作っているそうです。竹は自然に分解するのでゴミがでません。

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4ha以上の広大な土地に5000本以上のいろんな種類の苗木を植えているそうですが、まだ植える場所があります。助成金で植樹地のまわりは260cmの高さの防獣柵が設けられていたので、動物対策は万全です。苗木も順調に成長し、なかにはひとり生えしたネムノキなんかもありました。

 

和歌山県では、人工林をなくし豊かな森を復元して次世代に残していこうと、いろいろな団体が一緒に活動しています。

自分の名前を書いた杭と苗木を一緒に植えるなど、人集めの手段としてもおもしろい試みだと思いました。

今回皮むき間伐をした場所では、今年9月にも皮むき間伐をするそうです。

皮むき間伐は5月から7月の梅雨前後が一番皮がむけやすいと言われていますが、和歌山県では、9月でも皮が剥けるそうです。常識にとらわれずに何でもやってみることが大切ですね。今回、いろいろ勉強になり、とても充実した2日間の和歌山県出張でした。

お礼 本部 第2回ヒノキ人工林の皮むき7割間伐で動物が棲める森づくり実施 

6月19日(日)、熊森本部は兵庫県三田市で第2回の皮むき間伐フェスタを開催しました。当日は朝から強い雨が降っていましたが、総勢26名の参加者で頑張りました!

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子供たちもヘルメットを被って現場に向かいます。

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まずは準備運動から。みんな、とても元気です!

 

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今回から皮を剥く方法を変えました。自分がやりやすい高さにのこぎりを一周入れ、その後、一番下の地面近くにのこぎりをもう一周入れます。そして上から皮を剥くと安全に長い幅の皮を剥くことができます。数人で同時に皮をむくと楽に剥くことができます。

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みんなで協力して作業に取り掛かります。

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子供たちも頑張ってくれています。

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雨がだいぶ強くなってきたので、お昼をいただくNPO法人里野山家さんまで避難しました。雨でカメラのレンズがかすんでいます。。

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ロケットストーブでの炊き出し体験。子供も大人も興味津々です。

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待ちに待ったお昼ご飯。本当は野外で食べる予定でしたが、雨のためこの日は屋内でいただきました。

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午後から雨があがったので、皮むきを再開しました。

みんなで、ヒノキ人工林の7割間伐を完了しました。

そして、記念写真。

 

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大きな蛾の幼虫がいました♪人工林の中でも必死に生きています。

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最後に里野山家さんの前で記念撮影。

みんなへとへとになりながらも、頑張ってくださいました!来年もここ三田での皮むき間伐を実施していきます。

 

本部は今年、アースデイやロハスフェスタといろいろなイベントに参加して、市民のみなさんに人工林問題や野生動物の窮状をお伝えし、皮むき間伐のチラシを配りました。その結果、皮むき間伐に多くの人が参加してくださり、活動を通して新会員も誕生しました。うれしいです。

 

みなさん、ほんとうにありがとうございました。

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