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2018-01-10
朝日新聞1月8日トップ記事に、秋田県のクマ大量捕殺に対する日本熊森協会の警鐘文
秋田のクマのことは、朝日新聞のデジタル版に掲載されただけと思っていましたので、1月8日の1面トップ記事(大阪版)を見た時はびっくりしました。
朝日新聞さん、よくぞこの問題をトップで取り上げてくださいました。
デジタル版より新聞記事の内容の方が詳しいので、良ければみなさんもう一度お読みください。
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食い込みができないまま冬籠りに入る、それは、クマたちにとって冬籠り中に死ぬことを意味します。
人間社会は、残して捨てるまで食料に満ち溢れているというのに、ただひたすら食料を求めて、怖くてたまらない人間の所に出て来たクマたちを全部撃ち殺す。
日本人は狂ってしまったのか。
なぜ食料を分かち合おうとしないのか。
悲しい気持ちでいっぱいになっていましたので、全国民の問題として取り上げてもらえて感激です。
生命の尊厳を忘れた環境省野生生物課のコメントが、一番狂っていると思いました。
このコメントを述べられた方は、何のために環境省がこの国に存在しているのか、わかっておられないのではないでしょうか。
他者への思いやりや共感が持てなければ、自然は守れないと思います。