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2018-06-13
岡山県総社市で初のクマ目撃 地元行政の捕獲予定なし
2018年6月7日、山陽新聞デジタル(6月11日)によると、総社市で初のクマの目撃があったそうです。
総社市は、岡山県の南西部に位置しており、これまでクマの目撃はありませんでした。
近年クマが目撃されるようになった岡山県北西部の新見市・真庭市と高梁(たかはし)川でつながっていますから、この川を伝ってクマが下まで歩いてきた可能性があります。
熊森本部は、総社市の担当者に電話しました。
総社市役所の担当者のお話
岡山県環境事業団の専門家に現場に来てもらったところ、高梁川の河川敷でクマの足跡が発見されました。1.2~1.3mの成獣とのことです。河川敷は繁みになっています。
近くには民家や学校もあるため、クマ目撃の看板を設置、市民には生ごみを家の外に置かないこと、見通しの悪い場所を一人で出歩かないこと等、注意喚起をしていきます。
専門家によると、この時期のクマは1日に4~5kmは動くそうで、発見から3日以上たっているため、クマはもうこの場所にはいないはずだということでした。
熊森から
クマが再び出て来ないように、総社市は、高梁川の河川敷の草刈りを行って見通しを良くしていただきたいです。クマは町に出て行くつもりなどなかったと思いますが、河川敷の茂みを歩いているうち、気が付くと町に出てしまっていたというケースが、これまでも他県で結構ありました。